朝から教育基本法特別委員会。
質疑6時間。
お昼には、タイからの短期留学生とゼミ生を連れた、玉川大学リベラルアール学科の中田幸司助教授が国会見学にやってくる。
さっそくゼミ生を、日本文学風土学会に誘う。
「あれ?おまえ(幸司)自分のゼミ生を学会に誘ってないのかよ!だめだよー、ちゃんと学生にそういう勉強のチャンスを与えてあげなきゃ!」
と、中田幸司先生の面倒まで見るおせっかいな馳浩なのであった。
午後も質疑が続く。
共産党の石井郁子さんが、文部科学省の内部資料を持ち出して質問。
その資料には、教育基本法が成立することを見越しての省内各部の今後の個別法案処理などのスケジュールが記載されている。
9月20日付けのその資料は、副大臣時代の俺も見たことがないし、伊吹現大臣ですら
「見たことがない資料!」
と答弁。
「どこで、誰が入手した資料なのか、明らかにして質問してください!」
と、色をなす伊吹大臣。
すると、いつの間に俺の隣にやってきたのか、森元総理がドカンと座っていて、大声で野次を飛ばす。
「共産党のスパイが文部科学省にいるんじゃねえのか!誰がいったいその資料を流したんだ!」
と叫ぶ。
体がでかいので、声もでかい。
動揺する石井さん。
あ〜〜あ、びびっちゃったのか、それ以上は深く突っ込まないで次の質問に移っちゃったよ。
あいかわらず突っ込みの甘い石井さん。
よっぽど森喜朗の野次がおっかなかったのかな。
で、その森先生。
たまたま俺が読んでいた「KYODO WEEKLY」の記事の中に、
「森院政に悩む町村信孝」
の見出しを見つけて、しばし熟読。
「おい、この記事、見せてこいよ!」
と、いたずらっぽく笑いながら、教育基本法特委筆頭理事として最前列に座っている町村先生を指差す。
「ま、まずいっすよー。勘弁してくださいよー・・・」
と泣きを入れると、たまたまそばにいた河村建夫理事に
「これ渡してきて、町村さんに!」
と手渡す森先生。
困った顔で、そのまんま町村先生にその記事を渡す河村建夫理事。
じっと読み込む町村信孝・・・・
「それ(森院政という世間の批判)を乗り越えなきゃいかんのよ、アノ人(町村会長)は!」
と、なぜか他人事のようにうれしそうに小声でつぶやく森先生なのであった。
熟読する町村先生の後姿は小刻みに震えていたような、いないような・・・・・
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興味のある内容で、理解しやすい文章、政治の”ちょっと裏側”、とても楽しみに拝見しております。 最近、特に、リングの上以上に燃えてますね。 できれば、こまかくアップしていただけるとさらに読みやすいかなと思いました。 これからも期待してます。
2006/11/6(月) 午後 8:03 [ ぶんぶん ]
町村先生は震えた後どうしたんでしょうか・・・(@_@。ちょっと、気になりますね(-_-;)政治の世界もなんだか大変?ですねヽ(^o^)丿
2006/11/6(月) 午後 9:58
この日の夜、町村会長の主催で、派閥の4回生5回生がいっしょに晩御飯を食べたのでした!ワインをしこたま飲みました!
2006/11/8(水) 午前 11:27 [ 馳浩 ]