「厚生労働行政モニター」を募集―厚労省
国民の意見を広く聞いて今後の取り組みの参考にしようと、厚生労働省は「2009年度厚生労働行政モニター」を募集する。謝礼金として報告書1件(800字程度)につき2000円、随時報告は1人当たり1万2000円を限度として支給する予定。募集定員は504人で、応募者の中から抽選で選ばれる。募集期間は、09年1月5日から1月16日(金)まで(当日消印有効)。
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厚労省は、福祉、医療、年金、職業の安定など、国民生活に密着している厚生労働行政について、広く国民から意見を寄せてもらうため、01年度から「厚生労働行政モニター」を募集している。
今回の主な仕事内容は、▽厚労省が担当する政策(テーマは自由)に関する具体的な意見や要望などの報告(随時報告)▽厚労省が示した行政課題に関する意見や提言などの報告(実施は不定期)▽厚労省が依頼したアンケート調査への回答(実施は不定期)―などで、依頼期間は09年4月1日から10年3月31日までの1年間を予定している。
応募資格は、厚生労働行政に関心を持つ20歳(09年4月1日現在)以上の日本国民。ただし、国会議員と地方公共団体の議会の議員、公務員、過去3年間に厚生労働行政モニターを経験した人は除かれる。
募集定員は504人で、性別、職種、居住地などを考慮した上で、抽選により決定する。希望者は、氏名や住所など必要事項を記入の上、はがきやファクスなどで申し込む。選考結果は、09年3月中旬ごろまでに直接連絡する予定。
応募の際の「記載事項」として、「厚生労働行政モニター応募の抱負(100字程度)」を求めていることについて、厚労省の担当者は「どんな人でも構わないという趣旨ではなく、ある程度、形式的な審査をした上で、都道府県別、男女別に抽選を行い、その後に地域や職種などについて人数のバランスを調整するという流れで選ぶ」と話している。
詳しくは、厚労省のホームページで。
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/10/tp1020-1.html
【厚生労働行政モニターの募集案内のPDF】
http://www.mhlw.go.jp/topics/2008/10/dl/tp1020-1a.pdf
更新:2008/12/01 11:10 キャリアブレイン
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