この餅つきは総社吉備路ロータリークラブが社会奉仕活動の一環として毎年行っている行事です。ロータリークラブの会員20人が総社市小寺のはばたき園を訪れ、園児22人とその保護者らと一緒に餅つきを楽しみました。ロータリークラブの会員が威勢よくついた後、園児たちも餅つきに挑戦。園児たちは自分の体と同じくらいある杵を手に、周りの掛け声に合わせて懸命についていました。きょう用意されたもち米は9kgで、つき終わったあとには園児たちも丸めたほか、保護者たちがきな粉やあんに絡めてさっそく味わいました。園児たちは自分たちがついた餅をおいしそうに味わっていました。きょうはこのほか、一足早いクリスマスプレゼントとしてお菓子と、園で使用するカキ氷機が総社吉備路ロータリークラブから贈られました。
吉報が入ったのは、午後3時13分。木村 正明社長の携帯に「満場一致で承認された」とJ2昇格の知らせが届きました。Jリーグの臨時理事会では、J2昇格条件となる成績面や経営状況などが審議されました。経営面が不安視されていたファジアーノ岡山は、ユニフォームの胸に付けるメーンスポンサーも期限が迫った11月29日に目途が立ち、昇格条件を整えていました。今以上に険しい山が待っているが乗り越えられる」(川原周剛主将)理事会では、JFLで昇格を争った栃木SC、カターレ富山のJ2昇格も承認され、J2は来季からファジアーノ岡山などを加えた18チームで戦います。
鬼ノ城では、岡山県古代吉備文化財センターが発掘調査を行っていて、これまでの調査で建物の柱を支える多くの礎石が見つかるなど、鬼ノ城の中心部に八つの建物があったことが分かりました。初日の一般公開には、歴史ファンなどおよそ60人が参加、今年7月から調査している二つの礎石建物が公開されました。このうち今回初公開の建物跡は面積が116平方メートルと、これまで見つかっているものの中で最も大きな建物であることが分かり、城内の管理棟の役割を持った建物だったのではないかと考えられています。鬼ノ城発掘調査現場の一般公開は、今月7日(日)まで午前と午後の一日2回行われます。
合唱集会は今年で3回目。総社西中学校の名物行事です。主役はなんと言っても3年生。3年生七つのクラスが金賞獲得を目指し歌で真剣勝負です。卒業を控える3年生は最後の一大行事として、10月からクラスごとに練習に励んできました。本番では七つのクラスが順番に登場し1曲ずつ歌いました。審査は近隣中学校の音楽教師など28人で行われ、声量や歌の美しさなど5項目で審査を行いました。審査の結果金賞は3年C組。力強く、表現豊かな歌声が高く評価されました。音楽を教える大山敬子先生は金賞がもらえず悔し涙を流す生徒に次のように話しました。3年生は学年全体で「島唄」を歌い、大きな感動をそれぞれの心に焼き付けていました。
社団法人日本善行会は、昭和12年に設立された内閣府所管の公益法人です。平成15年に全国51番目に発足した倉敷支部は、仁熊實支部長をはじめに地域社会での善行活動の輪を広げています。秋の善行表彰では、通行者の安全に尽くした桑木儀夫さんはじめ、青少年の健全育成のため献身的に奉仕した大平建二さん、片山勝光さんなど個人8人と、社会福祉に貢献し多くの人々に喜びを与えた劇団たんぽぽ座、文化財保護活動に尽くした薄田泣菫顕彰会の2団体が選ばれ日本善行会会長表彰が伝達されました。式では、受賞者を代表して虫明徳ニさんが「責任の重大さを認識し、今後も地域社会への善行にまい進する決意を新たにしています」と謝辞を述べました。