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【熱原の三烈士番外編】
1
:
★ホセ・ラサール★joserizal
:2008/11/30(日) 21:44:48
「熱原の女たち」三島公演まで、後わずかですね〜〜o(^-^)o
今日、佐藤氏のとこへ遊びに行きました。熱原の三烈士の台本をあずかってきましたので、ご紹介ます。 ワクワク((o(^-^)o))しますね〜!
2
:
★ホセ・ラサール★joserizal
:2008/11/30(日) 22:20:37
1
一 仰げば貴き富士の山
峰の白雪背に栄えて
世界に誇る名山よ
千石の歴史に燦然と
その盤石の礎に
二 此の血此の肉此の命
捧げ尽した喜びは
万朶の桜と競い咲く
誉れも高き三烈士
不滅の命は永久に
三 華の命を妙法に
咲かす久遠の桜花
冬は必ず春と成り
大地豊かに乱れ咲く
永久の幸せ信じつつ
3
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/11/30(日) 23:17:35
2
神四郎の妻
「美樹ーっ」、「美樹ーっ」。
美樹
「ここじゃ、ここじゃ、美樹はここにおるぞ」。
「今いくで もうちっと まっとってくれよ」アッとれた、とれた、
神四郎の妻
「おーっ」。「何処ににいっとったがね?」
美樹
「おっかあ!これじゃ、薩摩芋じゃ、」
「今日の晩めしじゃ、」
妻
「おやまーっ」
美樹
「あっ!」「しもうた?」
「おとうの分、もう一本とってくるの、忘れてもうた」。
「アハハハハハ。」
妻
「美樹、ごめんよ、」
4
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/11/30(日) 23:47:54
3
神四郎の妻
「麦ばかりで中々米の飯を食わしてやれんでなあ、お侍さんへの年貢米が今年は一段と厳しゅうてのう、辛抱しておくれ、まだ少し米がのこうとるから、明日は雑炊をこしらへたるけに」。
美樹
「美樹は薩摩芋は大好きじゃぞ、でも大聖人様と日興聖人様は今ごろ何処で何を食うとるのじゃろ、米のメシを食うてもらいたいがのう」「ならおっかあーっ」」。
妻
「おまえはあいもかわらず、やさしい子じゃ、食う物はすくのうても美樹だけは、一番の宝ものじゃ」。
※片手を目もとに少し涙ぐむ妻、すかさず手を下ろし。
妻
「大聖人様と日興聖人様の分は米を少し隠しておるので、美樹、美樹、安心しておくれな、」
「おとうがいつも言うておるように大聖人様はこの世で一番大切でえらいお方じゃ。」
美樹
「ウン!」日本一やさしいお方じゃ、
妻 首をたてに振り、かるくうなずく
※ここで急に血相をかえた村人が叫んでやって来る。
村の人
「オーイ神四郎、矢五郎、矢六郎、」
5
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/01(月) 22:07:07
4
村の人
「大変じゃ!大変じゃ!」
「(つばを飲み込む)今、やとうじ(八頭司)始め、因樹大の配下の者達が村のおら達に矢を放ってこっちにやってくるぞ!お前達も早く逃げませい。」
※奥の方から村人の奇声が甲高く聞こえる。
そして4〜5人が弓の犠牲の矢面に立たされる。
村人の男女の奇声
男「 ウウッ ウムッ 」
女「 キャー 」
4〜5人の叫び声
男「 ウアーッ 」
女「 キャー 」
6
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/01(月) 23:17:57
5
※三兄弟が結束し此のしら場に挑む、
神四郎
「矢五郎、矢六郎、一大事じゃ、折れ達はどうなろうと皆んなを守るぞ、お〜い六、←(神四郎の妻)美樹を連れて早く逃げろ、父と母じゃもたのむぞ、
(六が「ハイ!」)
神四郎
「それ!! 矢五郎、矢六郎、皆なを守れ!!」
「すべて入道兄者の裏切りじゃ!!」
矢五郎
「なぜ入道兄者は大聖人様のお気持ちをわかってくれんのじゃ、」
矢六郎
「本当になさけない奴じゃ、」
神四郎
「お前達、皆なが危ない、急ぐぞ!」
矢五郎
「よし!」
矢六郎
「オーウ!」
※繋迫した状況の音楽が流れ暗転。
※そして手下達によって村人が数人矢で打たれるものやら又、
取り押さえられるもの二十名、引き摺られながら
隆泉寺刑場へ
8
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/02(火) 21:51:35
6 ナレーション
一仰 げ ば 貴 き 富 士 の 山
峰 の 白 雪 背 に 栄 え て
世 界 に 誇 る 名 山 よ
千 石 の 歴 史 に 燦 然 と
そ の 磐 石 の 礎 に
ニ此 の 血 此 の 肉 此 の 命
捧 げ 尽 く し た 喜 び は
万 朶 の 桜 と 競 い 咲 く
誉 れ も 高 き 三 烈 士
不 滅 の 命 は 永 久 に
三
華 の 命 を 妙 法 に
咲 か す 久 遠 の 桜 花
冬 は 必 ず 春 と 成 り
大 地 豊 か に 乱 れ 咲 く
永 久 の 幸 せ 信 じ つ つ
9
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/02(火) 22:19:57
7
(寄綱家配下の者)
え〜い、此の土百姓ども、
「ピシャッ」(ムチの音)
何をぐずぐず至しておる、
歩かぬか、
「ピシャッ」(鞭の音)
(三兄弟の唸り声)
フウッ、ウウッ、
(寄綱家配下の者)
此の鞭でもっと打たれたいのか、
なにっ、足が折れておる!
「バカ者」
手向かい致した罰じゃ、
血みどろのまま引き摺って遣るは、
歩け、歩け、歩かぬかっ!
「ピシャッ」(ムチの音)
どうじゃ、どうじゃ、此の虫けらども!
もっと引き摺れ、引き摺れっ!
此の虫けらども、
10
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/02(火) 22:36:11
8
浄泉寺の因樹大様に盾突きおって、
「こらっ!」
神四郎、弥五郎、弥六郎、
お前ら兄弟三人は特に罪は重いぞ、
此れに懲りて、因樹大様の言う事を
聞く事じゃ、分ったか神四郎、
返事をせい、返事を、こいつめーっ、
11
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/02(火) 22:58:35
9
神四郎のひとりごと
「血潮に染まる熱原の、命をかけた農民が、
信じる強さを正しさを、しっかり胸に刻み占め、
引き摺られつつ隆泉寺、かねて覚悟はしていたが、
今、目の前で妻や子が、ムチで打たれて叩かれる、
酷いすがたを見たなれば、
なんぞたまろう親じゃもの、いっそのことに今ここで、
信念まげてむねんじゃが、言われるままに従おか、
いやいやそうじゃない、そうじゃない、つねづね互がいましめた。
いかなる大難きたるとも、夢々、退く事はなかね、
せっぱつまったその時に、誠の性根が出るものぞ、
いはれた教えはこくなこと、妻よ我が子よ、我が親よ、
さぞやつらかろ、切なかろう、我々の行く道は、
信じるものに魂を、賭けてた、生涯に、
人間勝利の勝どきを、凱歌に血がおどる、
12
:
★ホセ・ラサール★
◆4cVqan2W..
:2008/12/02(火) 23:46:05
10
ナレーター
「弘安二年九月二十一日つるがの国は富士郷里熱原郷、
なぬし熱原神四郎、弥五郎、弥六郎、三兄弟を始め、村人十七名を、
一網打尽召し取りました、隆泉寺、因樹大、平野左近入道行智、
今日はめでたい、呑めや歌えと、いわいの酒盛り、
ここ隆泉寺、奥の院」
(八とうじ)
「(酒をのむ声)ん〜ん、あえいんじゅ様、この度は、まことにおめでとうさんでございまする、
(因樹大)
オー八とうじ、本日はまことご苦労で、あったのう、ウッ、
それに大田近政殿に、長崎時綱殿、御両者のお働きも、おみごと、
この行智、うれしく思いまするぞ、
本日は御ゆるりと、御のみ下され、
それに、あとあとのしゅこ、今宵のしらびょうしのきれい所も、
よりどりみどり、まんじこの胸におなごりあきれば、本堂のバクチ、
それに鯉のつかみ取りなども又いっこうでござるで、
う〜んそれに大しん坊、くわえて我が弟子ら、皆のもの、
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