【2008年12月03日11時57分 更新】


1.WTO貿易交渉前に農業団体が要望
 (12/03 11:47)

農産物の関税率などを決めるWTO・世界貿易機関の貿易交渉が、再開されるのを前に、県内の農業団体が3日、上限関税の阻止などを求める要望書を県に提出しました。要望書を提出したのは、JAグループ宮崎と県農民連盟です。3日は、JA宮崎中央会の横山勉会長など、農業団体の代表が県庁を訪れ、河野俊嗣副知事に、要望書を手渡しました。要望書では、日本の農業を守るため、上限関税の導入を阻止することや、輸入が急増したときに関税を引き上げる、特別セーフガードの仕組みを堅持することなど、4項目を政府に要請するよう求めています。日本の農業に大きな影響を与えるWTOの貿易交渉は、今年7月、一旦、交渉が決裂しましたが、年内の合意を目指して12月中に再開される予定です。JAグループ宮崎では、5日、宮崎市で、500人規模の緊急県民集会を開くことにしています。


2.年末警戒パトロール隊開始式
 (12/03 11:49)

年末に多発する事件・事故に備えようと、警察などでつくる年末警戒パトロール隊が発足し、3日、宮崎市で開始式がありました。開始式には、年末警戒パトロール隊のメンバー、約200人が参加し、最初に、東国原知事が挨拶しました。(東国原知事)「年末になって、これから犯罪や酒酔いの事故が増えていくのが予想される。県民1人1人が意識しないとこういうものは減らない」続いて、防犯パトロール隊の代表が安全宣言を読み上げた後、白バイを先頭に、パトロールに出発しました。パトロール隊では、これから年末に向け、街頭での警戒活動を強め、事故や犯罪の抑止に努めることにしています。


3.グリーンパークえびのイルミネーション
 (12/03 11:29)

えびの市のグリーンパークえびので、2日夜、クリスマスイルミネーションの点灯式が行われ、幻想的な光の演出が見物客を魅了しました。グリンパークえびのは、コカコーラの工場や遊歩道などがあるえびの市の観光スポットで、2日夜、発光ダイオードで飾られた、約10万個のイルミネーションが点灯されました。みどころは、3万個の電球で彩られた高さ10メートルのモミの木や、カボチャの馬車で、見物客が、幻想的な光の演出をカメラに収めていました。グリーンパークえびののイルミネーションは、来年1月12日まで行われます。