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2008年12月01日(MON)
クリスマスのことなど
ここのところ急激にリクエストを頂いております。
予想通りのダントツ人気『ドライアイス』を除いては何故か不思議なことにマイナー方面が多いんですよ。

『理髪師』『裸足のシンデレラ』おまけに『硝子の子猫』……。

ファンタジーの世界ではクリスマスというわけには行かないので現代ものがメインですが、頭の中がファンタジーになっていると、現代ものに切り替えるのがすごく難しいですね。

でもクリスマスという特別なシーズン、やはり書かないのも勿体ない。
ということで、まだまだリクエストお待ちしています。具体的に「こーなってあーなる話!」とかでも大歓迎ですよ。

「ぅ゛お゛お゛お゛ーい! このネタいけるぜぇぇぇぇ!」と思ったら、書かせていただいちゃいますので。その節はSpecial Thanksでお名前入れちゃいますねー。「こういうの書いて!」というのも言うだけはタダですから! お待ちしていますー。



それとマデリーの件でご意見多数。
私は基本的に単純な悪役って名前もないような人以外書かないんですが(出てきてもすぐに去るような役)、マデリーは……私から見ると「悪役」ではなく、ああ、いるよねこういう人……っていう存在なんです。

色々な人と接しながら生きていると、中には話が通じない人もいますよね。
正論とか常識とか、そういうものをいくら話しても分かってもらえない。どうしても話が噛み合わなくて、でも本人は自分が間違っているとは思っていないか、開き直ってしまっていて。

子どもを産んだら全ての女性が慈愛深い聖母になるのかというと、決してそうとは言い切れないと私は思います。子どもを愛せなくて苦しむ人もいれば、初めから子どもなんて愛する気はサラサラないという人もはっきり言って居たりします。

後に心境が変化して子どもを愛せるようになる人もいれば、結局そうはならない人もいて、必ずしも「母親ならこうでなければならない」というのも決められないと思うんです。

私はただ「子育ては貴重な経験なのに勿体ないなあ」と思うのみですけれども、そんなマデリーを非難する気にはなれないんです。私自身、母親として多くの間違いを犯し続けている者なので。

愛せないものは愛せない。親が子を愛せない時もあるし、子が親を愛せないことも、確かにあります。それを責めることはできないと私は思います。

ただ、子どもは親を選んで生まれてくることはできませんから、子どもの心身が傷ついたりしないよう、周囲がその子どもに必要なものを察して救いの手を講じなければならないんですけれども。

ハザードは自分なりに精一杯やったはずなので、無責任とか無関心と放ったらかしだったわけではないと弁護させていただきます……。>_<; 始まりは確かにあの人が悪いんですが、そのことで彼は弱い人なりに長らく自分を責め、深く苦しんできたと思うんです。ノーマもそれは一番傍にいて痛いほど感じていたと思います。

マデリーが性格的・人格的に問題があって、何かと毛を逆立てた山猫みたいに過敏に反応するのを、いくら国王と言っても無理矢理どうにかするというわけにはいかないですし、マデリーのような人は平然と嘘もつきます。そしてそれを自分では悪いとか嘘をついたとは思わず正当化してしまう。

罪の意識とか良識、良心もハザードやノーマとは完全に異なった基準の上に立っているので、そういう人を相手にする場合、疲れ果て憔悴するのはごく当たり前の良識を持っている普通の人間たちの方です。

そうして疲れ果てた経験をお持ちの方も、ここにはいらっしゃるのではないでしょうか。そういう方は「ああ、いるいる、こういう話の通じない人」って思ったかもですね。^^;

そういう人と付き合わなければならない場合、ただ嫌って避けていても話にならないし事態は好転するわけでも何でもないので、とにかく一つ一つ対処していくしかないわけです。私は基本的に「好きか嫌いか」で物事を二分できない上にお人好しなので、他の「耐えられない」と匙を投げる人たちの代わりにそういう人を相手にする機会も多いです。

そういう人たちを愛しく思うようになるコツっていうか秘策が実はあるんですけどね……憐れみとかではなく。自分の弱さと醜さを知っている人は、弱い人や醜い面を持っている人のことを排除したり裁いたり毛嫌いするのではなく、理解し共感して心を添わせることができるのかも知れないなと思います。

人は誰でも愛され受け入れられることで変わって行く、変わることが、変えることができる。私はそう信じたいです。

最終話ではマデリーの流刑先のエピソードもお読みいただけます。そこもぜひお読みになって、またご意見などいただけると大変嬉しいです。この先の展開にどうぞご期待下さい。








さて。
ここからはちょっとこぼれ話。

ああ、今日は試験問題も完成したし気持ちがちょびっと楽になりました。
昨日ツリーは飾った。喪中葉書も後は出すだけ。12月に入ると毎日少しずつ大掃除していく我が家ですが(暮れの数日だけでは絶対終わらないしめんどいから計画的にやるしかないんです)、なんか今年はもう忙しすぎて何もしたくないというか……。

そんな私に今週号のJゃんぺはご褒美のような展開でした。
ああ……私も最高級ラム肉と国産和牛のヒレ肉を万端用意しておいてくれるようなダミ声長髪の可愛い鮫妻が欲しい……。でれでれでれ。電光ガンちゃんもすごく好みだけど、今は鮫の可愛さに骨の髄までやられています。もうコミックス全巻揃えちゃったしな……はぁぁぁ萌え死ぬ……。カスボスには勿体なさ過ぎるよドカス……。
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