2008年12月3日 10時45分更新
6年前から不審火が相次いでいる倉敷市中心部の地区で先月、建築中の住宅に火をつけたとして52歳の女が放火の疑いで逮捕されました。
逮捕されたのは倉敷市五日市の無職、大崎綾子容疑者(52)です。
警察によりますと大崎容疑者は先月26日午前3時ごろ倉敷市五日市の建築中だった2階建ての住宅で持っていた新聞紙にライターで火を付け、この住宅の柱や床など1平方メートルあまりを焼いたとして放火の疑いが持たれています。
警察は現場周辺の聞き込み捜査などを続けた結果、大崎容疑者を特定し、容疑を認めたことなどから2日、逮捕しました。
調べに対して大崎容疑者は「ストレス解消のためにライターで火を付けた」と供述しているということです。
倉敷市中心部の五日市地区では6年前から納屋や空き家などが焼ける不審火が20件ほど相次いでいます。
警察は大崎容疑者がほかの不審火に関わっていないかどうかについても慎重に調べることにしています。