2008年12月3日 10時45分更新
岡山県内で、ことし4月から10月末までに盗難の被害にあった自転車のうち、2つの鍵をしていて盗まれたケースは全体の2パーセント余りにとどまることがわかり、警察は、盗難防止のため、自転車にはできるだけ2つの鍵をかけるよう呼びかけています。
岡山県警察本部は、県内でことし4月から10月末までに届け出があった自転車の盗難事件4252件について、被害にあった人に鍵の種類やどのようなかけ方をしていたかなどを聞く調査を行いました。
それによりますと、回答があった3744件のうち、鍵をしていて盗まれたケースが1999件で、全体の半分以上を占めましたが、2つの鍵をしていて盗まれたケースは104件で、全体の2.8パーセントにとどまっています。
また、鍵を一つだけしていて盗まれたケースについて、鍵の種類別に件数を比較すると、馬のひづめの形をした馬蹄錠と呼ばれる鍵が最も被害の件数が多く、ワイヤーのついた鍵が最も少なくなっています。
このため警察は自転車の盗難を防ぐため、ワイヤーのついた鍵も使ってできるだけ2つの鍵をかけるよう呼びかけています。