岡山放送局

2008年12月3日 10時45分更新

倉敷市も所得制限設けず


2兆円規模の定額給付金について倉敷市は、支給にあたって所得制限を設けない方針を固めました。

2兆円規模の定額給付金をめぐり、倉敷市は、支給にあたって対象となる人の所得に制限を設けるかどうか検討してきました。

その結果、総務省の実施本部が所得制限を設けないことを基本とする案を公表していることや、全国の市長を対象に行われたアンケート調査でも、所得制限を設けることに対して大半の市長が否定的だったとする結果が出ていることなどを理由に、倉敷市としても所得制限を設けない方針を固めました。

倉敷市では、今後、定額給付金を支給するうえで生じる事務作業の内容の確認や必要な経費の見積もりなどを進めることにしています。

定額給付金をめぐって、県内ではこれまでに、岡山市が所得制限を設けない方針を決めているほか、県内の町と村でつくる岡山県町村会も、所得制限を設けない方針で町村の調整を図っています。