CALL YOUR NAME

2008-12-01

国籍法の話。


反対運動が大いに盛り上がってますね。

私も少々荷担しました。煽るような文章も書きました。

ですが、わりと初期から法曹からの冷静な意見というのもあって、本当に改悪なのか実際のところは私の中でワカランままなわけです。


http://hisamatomoki.blog112.fc2.com/blog-entry-328.html

http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/55815187.html


こういう意見はあんまり拡散していません。何故か?

日頃からのメディア不信、政治不信、喧伝される外国の脅威……等が基礎にあるからこそ、反対運度は盛り上がり、変なことは起こらないよという意見は隅に追いやられるわけです。運用の問題よりも状況証拠による不安の方が遙かに大きいわけです。国会で推進派が理にかなった答弁をすればいいのでしょうが、とんちんかんな問答ばかり。

私はそれでいいと思います。

これまでずっと、国民政治に無関心なままでしたし、国会ではとんちんかんな問答が行われていたのでしょう。特定の団体に依らない人々が政治の実態(その実態の良い悪いはさておき)を知り、自ら政治参加の方法を探し、国会に影響を与えた。その事実重要です。不格好ではありますが、民主主義が正常に働き始めたと私は考えたい。足りないところはこれから成長させればいいじゃないか。

反対運動参加者が狼少年であるなら、それが一番よいです。予想された恐ろしい事態など起こらない方がいい。空騒ぎだとするならば、がっかりするよりも有意義な訓練ができたと考えた方がいい。

本当に狼が来た時に対処できるように……。

あ、二重国籍普通によくないと思うですよ。