『レッドクリフ PartＩ』“まさかの”300万人突破

　「まさかの大ヒット」と銘打った意表を突いた新たな広告展開を行っているほど、配給サイドも予期せぬ大ヒットとなっている『レッドクリフ PartＩ』が、ついに興行ランキングで５週連続でトップに立った。11月29、30の２日間で観客動員16万7000人、興行収入２億2255万円を記録し、先週２位の『私は貝になりたい』を２週連続で上回った。

="『レッドクリフPartＩの１シーン

　今年の公開作品で、５週以上のトップを維持したのは宮崎駿監督の『崖の上のポニョ』（６週連続）のみ。４週連続の『容疑者Ｘの献身』を上回り、連続トップ回数の単独２位となった。

　11月１日の公開から30日間の累計は、305万4000人、37億4000万円となり、300万人突破も達成。若い観客も増えており、客層の広がりも見逃せない。配給サイドは新たに、公開後としては異例なほどスケールの大きな宣伝展開を繰り広げており、この勢いはまだまだ衰えそうにない。

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