フィンランドの携帯電話機メーカー、ノキアの高級携帯部門「ヴァーチュ」は2日、2009年4―6月期に日本で携帯電話通信サービスを始めると発表した。ＮＴＴドコモの携帯電話回線を借り、ＭＶＮＯ（仮想移動体通信事業者）として事業を展開する。ノキアはドコモとソフトバンクモバイルへの端末供給打ち切りを決めており、国内はヴァーチュに特化する。

　サービス開始に先駆けて来年2月19日、東京・銀座に第1号の直営店を開き、牛革や金などを用いた12機種を発売する。(22:01)