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ヨダイアリー このページをアンテナに追加 RSSフィード




   ヨダイアリー(書いてるのはヨ。80年生まれの男子、東京在住、会社員) 


081202 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

ひさしぶりに会社に行く。

メールがバカみたいに受信されていくさまに辟易。順位を付けて、大事なのから返していく。半分くらいは見ないふり。明日はさっそく朝から鹿島に行かなくてはならないので、早めに帰宅。その割にはお風呂でのんびりして、風呂上がりに高山で買ってきた白酒(大のや醸造)を飲んで、ネット。さっきまではオノナツメさらい屋五葉」、西炯子「ひらひらひゅ〜ん」を読んでいた。オノナツメのがどんどんおもしろくなっていく。西炯子は一部の女子が考える男子はこうであってほしいという欲望がよく出ていると思う。あんな男はいない。でもおもしろいとは思う。

さらい屋五葉 5 (5) (IKKI COMIX)

さらい屋五葉 5 (5) (IKKI COMIX)

ひらひらひゅーん 2 (WINGS COMICS) (WINGS COMICS)

ひらひらひゅーん 2 (WINGS COMICS) (WINGS COMICS)

  • 作者: 西炯子
  • 出版社/メーカー: 新書館
  • 発売日: 2008/11/22
  • メディア: コミック

ノーリターンにして出かけた六本木での打ち合わせのあと、朝に家で食べた甘納豆金沢甘納豆「かわむら」で買った二三味さんの大浜大豆の。大ぶりでおなかがいっぱいになる)のためか昼食を抜いたのでお腹が空き、ベーグル食べてたら近くにいた女子の集団が全員DSをもって対戦していた。こういう(男子免疫なさそうな)女の子たちがそういう妄想を抱くんだと思うんだけどどうなんだろうか。だからこそ、その代替行為として、やたらと攻撃的なファッションと攻撃的な口ぶり(てめーとかふざけんじゃねー、とか)を選んでいるのではないかと思う。それにしても、異性のみならず、自分たちと近い形状の女子以外とのコミュニケーションのなさが彼女たちを強くするのか。本当に4人とも不細工でびっくりしたのもあるけれど、六本木の真ん中(もう乃木坂が近いけれども)でテラスでわざわざやらなくてもいいのにって感じ。

そういえば、id:liebeskrankheitさんのところで紹介されていた鈴木心の(鈴木心 - うつむきかげんの げつようび)、グラビアアイドルグラビアアイドルおたく写真大会写真は名作すぎる。レイアウトも含めてカメラマンの勝利。こんなおもしろくて、せつない写真もない。その写真にも似たシュールさが、ミッドタウン近くのベーグルベーグルでは展開されていた。

each other

each other

写真といえば、中島大輔(daisuke nakashima .com)の写真集が、今までに感じたことがないくらい同時代に生きている人の写真だなとしばらく長いこと気になっている。答えなんてきっとこのままうまく出ないんだろうけど、その理由を考えている。

081123 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

狭いダブルベッド(セミダブルだよ、これじゃ)で男二人、酒臭いまま起床。朝7時半起床の夢は崩れ、8時半くらいになんとか起きだす。起き抜けに「もう二度とこんなことはないようにしよう」と言われる。

登呂遺跡脇にある芹沢銈介美術館に行く。設計白井晟一。建物のなかにはいっても全容の掴めない変な空間。内部空間はディテールの集積で、洋と和が不思議に結びつく。アーチ状の開口部を抜けて連続するいくつもの部屋はそれぞれに仕上げが異なっていて、見ているうちに目眩がする。庭に面したガラス扉の納まりがかなり美しい。でもそれ以上にすばらしいのが芹沢銈介の作品日本的なのに、いまも色褪せないデザイン。いろいろと考えさせられるんだけど、それ以前に美しさに圧倒される。しばらくないくらいの衝撃。

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美術館に併設されている、蒲田から移設された芹沢の自邸も必見。クウネル系女子はとくに。民藝ものがかなり気負いなく、でも素晴らしく配置されている。そんな登呂遺跡公園内で、女子心を打ち砕くような田中麗奈似のかかしに出会う。

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ほかにもハロウィン使用や別の生首モデルもいました。

公園脇の駐車場で売られていたみかんを買って、それを食べつつ移動。途中、タミヤ本社ビルを見て盛り上がる。そして、いつも新幹線に乗るたびに見過ごしていたグランシップを見る。

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設計磯崎新。本当に馬鹿でかい。これは批判されるよなー、という無駄な造り。スレートの壁面だけがきれいで他にみるところなし。猛スピードで進む新幹線からでも見えるように、というようなデザイン主旨があったような・・・。はっきり言って墓みたいに見えます。内部空間も無駄が多いし、中国あたりでもの作っているのがちょうどいい人になってしまったなぁとしみじみと思う。

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その後、静岡県美術館の「風景ルルル」展へ。出展作家は、鈴木理策、照屋勇賢、高木紗恵子、ブライアンアルフレッド内海聖史、柳澤顕、小西真奈佐々木加奈子という面々。東京でやってたらすごく人が入りそうな企画なのに、企画すら知られていないようでもったいない。午前中に見た芹沢銈介のすごさに脳がぼうっとしてあまりちゃんと見れない。どれもミニマルな感じ。副題が示す通り、他者との関わり方がどれも非常に現代的。ちなみにかわいらしいポスターは、大人気の森本千絵。そしてポスター作品は展示されてません。なぜ。

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美術館のある場所そのものもキレイ

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みかんとワタクシ。ここで友人とはお別れ。そのまま掛川に。ここから先が長いのデス。

081122 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

旅立ちの日だというのに二日酔い。

そして、仕事が思ったより終わらなかったことと突然の友だちの宿泊などにより、部屋は乱雑なまま、用意も計画もできていない状態。そしてなにより酒臭い。洗濯機を回しながら風呂に入って、昨日のことを思い出そうとするものの、あまり記憶がない。途中までいっしょに行く友人を家に呼びつけ、部屋の片付けをしながら、どうする?など。

出発しながらも途中、多摩美術大学芸術学科・長谷川祐子ゼミによる企画展覧会「ダブル クロノス」を見に白金台の瑞聖寺へ。出展作家は大西麻貴+百田有希、高木正勝、水木塁、大巻伸嗣、東恩納裕一の5組。東恩納さんと大巻さんのはもう見慣れた風景。この二つが結びつくことには意外感なし。目的の大西麻貴+百田有希は、潜り込むことで得られる身体感覚がおもしろい。ケモノの皮をかぶったような感じ。高木正勝のはもっとこうなんというのか、ドラッグをやっているような作品でした。圧倒される。山本現代でやった「イタコ」も同様の作品だったのかな。こっちは皮膚が粟立つ感じ。

その後、ちょっと会社に寄ってもらい仕事。さらにナナミカで欲しい帽子があって代官山に寄ってもらうもののなし。そこから東名に乗って一路静岡へ。予想通り渋滞25キロ。ドライブインでこの日はじめての食事、ホットドッグ。だらだらと進む高速とおしゃべりでわりとスムーズに進む。とはいえ出発も遅く、今日はなにもできない!と御殿場で降りて、アウトレットで買い物。本当は買い物なんてするつもりはなかったのに、パタゴニアのジャケットにTシャツだけだったため、そんな格好で白川郷に行くなんて自殺行為とフリースを買わされる。ほとんど買い物をしていないのに4時間くらいいた。アウトレット恐るべし。

その後、静岡で降りてホテルへ。安いからと慌てて取った部屋はツインではなくダブル。えー、とか言って部屋を取り替えてもらおうと思ったらものすごく高くなる。ので諦めて、駅前の居酒屋へ。多可能*1で静岡おでん、その後にバーに行き、道の途中にあった屋台でラーメン食べてホテルへ。

081111 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

朝ご飯に、さつまいもを使ったリゾット(日曜日に作っておいしかったのと、材料が余っているので、こんどは味付けを変えて)を作り、食べたら(こってりではなく、朝なのでお粥風)満足してしまい、やる気が起こらない。早く起きたのに、家にこもる。

昼に表参道。北海道のエルメス、というと大阪の女芸人が思い浮かぶような品のない言葉のようではあるけど、実際にはそんなことなくかなりマジメでいい製品を作っているソメスサドルの新作発表会に。山口智子を起用した新ラインはかなりステキ。値段も控えめだし。不況になると乱発されるインターナショナルブランドのどうしようもないバッグ(今日も見たけど、シャネルの布バッグの良さってかなり理解できない。宝島から出ている各種ブランドのムックのおまけ並みに貧乏臭いし)を買うなら断然こっちだと思うけど。動物愛護の精神をもっているというんならともかく。その後、寒いって言ってるのにスタバのテラスで冬だけのダーク チェリー モカ。べつにおいしくない。年々、変な味に挑戦する気概が失われていて残念。昔のホットアップルサイダーにホイップのっているのとか、すごく良かったのに。ショートサイズでおなかいっぱい。会社の暗澹たる未来を話す。隣のテーブルに座っている人がジョージア(缶コーヒー)のジャンパーを着ていて、販促物が当たったのか、営業なのか、いずれにしてもつっこみたい気持ちに。

あまりに寒いので、原宿に向かう途中ユナイテッドバンブーで欲しかったのを買おうかとも思うけど、試着してやめた。もうちょうい痩せるまで(このところ立て続けに太った?とかでかくなったとかがたいが良くなった?とか言われて凹み気味)適当な服でやりすごすことに。無印で安くて使い回ししやすそうなセーターを購入。H&Mの近くを通り、すごい人だなーとあらためてしみじみ。ギャルソンとのコラボモデルを買ったであろう袋がまぶしすぎます。持ってる人は多分ギャルソンでお買い物しない人ばかりなので、あらためてその伝播力に驚く。もっとザ・コムデギャルソンみたいな人(と転売する人)に買い占められるのであろうと思っていたのに。

会社ではもくもくと伝票の処理。夕方に打ち合わせで出て、そのまま渋谷。

僕らのミライへ逆回転をようやく見る。今年見た映画、とかそんなことはあんまり覚えてないから考えられないけど、とても好きな映画。ミシェルゴンドリーの(あらゆるものへの)愛が溢れている。見終わってから幸せな気持ちになれる映画って最近少ないから貴重。東京は今週いっぱいやってるから見た方がいいです。おすすめ。

hiroshift_futurehiroshift_future 2008/11/12 23:07 >昔のホットアップルサイダーにホイップのっているのとか、すごく良かったのに。ショートサイズでおなかいっぱい。

キャラメルアップルサイダーというメニューなんですが、
復活はいまのところ将来的にもなさそうです…
ぼく大好きなメニューです。
働いていたころ、よく飲んでいました。

081109 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

寝ても寝ても眠い。軽い病いだ。

ということで、前日は2時だか3時には寝たものの、夕方5時くらいまで起きれず。起きてはまどろみ、再び眠ることの繰り返し。夢の中では、森の奥にある一軒家のホームパーティーに誘われ、隣の席には三島由紀夫、向かいの席にはなぜか市川美和子が座っている。三島由紀夫はきちんと(?)幽霊の役回りであり、どういうわけか(夢は往々にしてそういうものだけど)寒くしていると消えてしまうと言って、ぼくは一生懸命コートだのなんだのを三島由紀夫にかけると、穏やかにありがとうと言われ、ああこの人って小説やら史実を読んでヒステリックな自己中心的な人物かと思っていたけど、おだやかでいい人だなーと思いつつ、思いこみで人を判断してしまう癖は直さなくちゃなあと夢のなかなのに(むしろ夢のなかだからこそ)謙虚に反省しているという夢。夢なのに反省。反省の多い人生ではあるけども。家の裏にある切り立った斜面で、子どもを段ボールで作ったそりでいっしょに遊ぶなど、やたらリアルなところの多い夢であり、唯一違うのは穏やかな自分自身というなんとも情けない結果に。どういう精神状態が示した夢なのでしょうか。

夕方、部屋の片付けでいらないと判断された漫画たちを売却に、秋葉原のまんだらけへ。大きな袋一つだったけど、1万円になり驚く。いままで売っていた古本屋はなんだといいたい。売りながら、仲間意識からか「これ読みたかったんですけど、おもしろかったですか?」「そうですね。おもしろいですよ」「本が全部キレイですけど、読んでないものもあるんですか?」「いや、全部何回か読んでいますよ」とかそんな感じ。売ったお金で林檎とサツマイモと豆乳を買い、帰宅。最近なぜか林檎にはまっており、いろんな種類の林檎を試しては、おいしくいただいている。とくに違いもわからないが、歯ごたえがよく甘い林檎に出会えた時の喜びといったらない。

081104 このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

そんなものがあるのかは知らないけれど。

タクシー運というものがあるとすれば、かなり悪いほうに入ると思う。そもそも恋愛運はないし、金運もない。ただこの二つに限って言えば、恋愛の努力もしてないし、あまり興味もない。金運はただの使いすぎで無計画なだけ。ただやはりタクシーに関して言えば、あまりいい思いをしたことがない。もちろんそもそもあまり乗らない人も多いだろう。ぼくだって職場が変わるまでは遠い存在だったのだ。贅沢なように思っていた。

今日乗ったタクシーは、乗った直接にいきなり止まった。行き先をカーナビに入れるためだ。そして、行き先は半蔵門、国立劇場の近くだったんだけど(ここらへんからあまり多くの人には?な話になります)、桜田通りで行くとかいいだす。普通に外苑西通りから246でいいですと言ったら、今度はじゃあ千駄ヶ谷経由で行きますとか言い出す。ぜんぜん方向が違う。すごい急いでいて、しかも今朝は早くて眠くてたまらなかったのに、道をすべて説明する始末。

そこで急いで用事を済ませ、次の約束のために慌てて飛び乗ったのは、超ベテランぽいおじいさんのタクシー。車の免許を持っている人はおそらく皆教習所で学んだであろうポンピングブレーキを駆使するため、乗っていて酔う。というか、もうおじいちゃんの体が揺れてブレーキ踏んでるんじゃないかっていうくらい、車が生き物ならあれは痙攣。本当に吐きそうになり、慌てて止めてもらって、少し歩く。

こんなことが続くから、タクシーの神様に見放されているとしか思えないのだ。

kounotori-Zkounotori-Z 2008/11/07 13:50 ロマンスの神様は広瀬に微笑んだわ、しかも二度。
一種のポンピングブレーキね、それも。
神様も考えあってのことなのよ、きっと。







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