私たちは、政府のイラク戦争協力責任を問い、
自衛隊や労働者の危険地域への派遣中止を訴えています。

<団体>
■全日本年金者組合各務原市支部   ■岐阜県教職員組合各務原協議会
■コープぎふ労働組合                     ■新日本婦人の会各務原支部
■日本共産党各務原市委員会         ■各務原民主商工会
■日本国民救援会各務原支部         ■日本中国友好協会各務原支部

<個人>
●市会議員 今尾泰造                     ●NPO美濃飛騨自然学校飛騨校校長 小野木三郎
●薬剤師 大野孝司                        ●徳山ダム建設中止を求める会 海野修治
●大学教官 茂吉雅典                     ●岐阜県労働組合総連合議長 竹中美喜夫
●病院院長 奥野香久子                  ●「にらめっこ」編集責任者 三上みき
●市会議員 小沢美佐子                  ●岐阜実践童話の会理事 山本喜久男
●大安寺代表役員 林承天               ●筝曲宮城派大師範 竹内洋子
●宗教家 佐藤文雄                        ●シャンソン教室主宰 小島美枝子
●会社社長 高木昭彦                     ●被爆者の会分会長 神田勇
●写真家 田口栄樹                        ●岐阜大学名誉教授 岩田悦行
●大学教官 吉田千秋                     ●岐阜大学名誉教授 御園喜博
※順不同 敬称略

<市議会に「国に対しイラクへの自衛隊の派遣の中止を求める意見書を提出するこ と」を請願した市民>

 

二千二十人(2月26日現在)

 

*このチラシは、内容を変更しない限りコピー自由です。あなたも、ぜひ、コピーをとって知人 に知らせたり、ご近所のポストに配布する、民主的反戦ボランティ アに参加しましょう。
 

●混迷のイラクでは爆弾テロが横行、米英占領軍への攻撃も続 いています。

連日のように、イラクでの爆弾テロが続いています。米英占領軍のみならず、その被害は暫定政府協力者、さらにはイラク一般市民にまでおよんでいます。政府が危険地帯ではないと主張していた陸上自衛隊駐屯地サマーワでも、爆弾テロやテロ未遂事件が起こっています。相手は、フセイン政権残兵とも、国内外のテロリストとも、レジスタンスとも言われていますが、米英の軍事占領支配に不満をもつ複数の勢力がゲリラ戦を展開しており、戦闘状態が続いているのがイラクの実態です。
一方でイラクの人々の国民生活は、失業率が50%を超え、医薬品や食品の欠乏がつづき、犯罪が横行する、恐怖と貧困の苦難の生活を強いられています。武力による問題解決が、何をもたらすか。そこに住む人々の命奪い、生活をことごとく破壊し、あらたな報復の連鎖と人間不信や民族不信の火種を増やしていく。過去、人類が、何世紀にもわたって経験してきた最も愚かな政治判断がそこにはあったのではないでしょうか。

●イラクの現状への責任は、昨年3月20日に国連と世界規模 での反戦の声を無視して、イラク攻撃に突入した米英軍とそ の協力者にあるのは明白です。

国連多数の国々の査察継続の声と世界中で沸き起こった反戦の声を無視して、「大量破壊兵器保持の証拠をつかんだ」として、米英軍がイラク攻撃に踏み切ったのは、昨年3月20日のことでした。
小泉首相もフセイン政権の大量破壊兵器の所持を断定して、攻撃に賛意を表明しました。しかし、大量破壊兵器は見つからないばかりか、大量破壊兵器を見つけ出すためにイラクに派遣されていた米イラク調査団のデビット・ケイ前団長は、1月28日の米上院の公聴会で、「われわれはほとんど間違っていた」「イラクに大量破壊兵器の貯蔵はない。」と断言し、当のアメリカでもブッシュ大統領の戦争責任を問う世論が高まっています。
この開戦理由の情報操作、ねつ造問題は、米英では大問題となり、調査委員会を設置する方向で話が進んでいるのに、日本政府のみが、大量破壊兵器の保持を断定したことに(フセイン政権が)「大量破壊兵器がないことを立証できなかった。」とか「国連安保理決議が根拠だ」と詭弁とごまかしに終始しています。

●人道支援を口実にした占領軍への協力はイラク国民と日本国 民を再び欺き、関係者を報復の連鎖に巻き込む非人道行為。

日本政府は、国民の派兵反対運動や派兵反対世論の高まりを背景に、派兵を「人道支援」のオブラートに包んで実施してきました。しかし、イラクを占領している連合軍の機関紙「シミタール」は2月20日号で、イラクに派兵された自衛隊が占領軍の一員として活動していることを報じています。(2月26日付しんぶん赤旗)
イラク人の命と生活をむちゃくちゃに破壊した大義なき戦争を支持したことへの反省もないまま、こんどは「助けにきたぞ」と軍隊を派遣し戦後復興の利権争いに参加する節操のなさがイラク国民の平和の国日本への友好感情を破壊しています。現地で取材活動をつづける新聞記者も、サマーワの人々の期待は、日本の優良企業がサマーワに進出し、サマーワの人を雇用してくれることへの期待であって、決して自衛隊の派兵そのものをを歓迎するものではないこと報じています。(2月3日付け毎日新聞)

●防衛庁が川重労働者の中東派遣要請を隠蔽。

「各務原市からも自衛隊員が派遣されるのか」今尾市会議員の問い合わせに自衛隊は具体的な事実をすべて隠蔽しています。また、防衛庁は、イラク占領支援のためクウエートなどに派遣されている航空自衛隊のC130輸送機の補修のための民間技術者の派遣要請を公表しないよう口止めしていた事実が明るみに出て、国会で問題となりました。(1月26日付けしんぶん赤旗)
多数の国民が、危険な場所へ派遣される可能性のある事実を、隠蔽したまま国会での審議を早期に終結させようとした現政府の態度は、まさに日本が暗黒時代への足を踏み出していることの表れではないでしょうか。

●3.20世界共同行動に参加しよう。

イラク派兵に反対する各務原市民連絡会では、「有事法制に反対する岐阜県連絡会」と共に3.20の国際共同行動への参加を呼びかけています。(裏面)あなたも、私たちと一緒にぜひ戦争と軍事占領への協力に反対する世界中の人々と連帯しましょう。

■〒504-0825 各務原市蘇原柿沢町2-47 イラク派兵に反対する各務原市民連絡会

TEL:090-8188-8849 椋木 email:TCC00711@nifty.com
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