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三浦元社長、近くロスに移送 弁護側が保護請求取り下げ

 【サイパン(米自治領)=共同】1981年の米ロサンゼルス銃撃事件でサイパン拘置中の元会社社長三浦和義容疑者(61)=日本では無罪確定=の弁護側は29日、サイパンを管轄する米連邦地裁に人身保護請求の取り下げを表明、地裁のマンソン判事はこれを承認した。元社長の身柄は近くロサンゼルスに移送される。

 2月の逮捕から約7カ月、事件の審理に向けた司法手続きがロサンゼルスで始まる。元社長はこれまで逮捕の不当性を主張してきたが、弁護人によれば同日朝、「今はロサンゼルスに行く時だ」と語り、自ら移送に同意した。

 ロス郡地裁が逮捕状容疑のうち殺人の共謀を有効と判断したことを受け、方針を変えたとみられる。 (09:51)

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