ねんきん特別便、331通が加入者に届かず
年金記録の確認を行うため加入者に発送された「ねんきん特別便」の一部が、本人に届いていないことがわかった。郵便事業会社が調査を行っている。
本人に届いていないのは、今年9月22日に発送されたねんきん特別便のうち、大阪府内の219人と滋賀県内の112人があて先になっている計331通。あて先不明でねんきん特別便が届かず、社会保険庁に戻ってくることはこれまでにもあったが、この331通は社会保険庁に戻っておらず、あて先と加入者の住所も一致していた。このため、社会保険庁が郵便事業会社に調査を依頼したところ、2日になって「何らかのトラブルが起きていた」と連絡があったという。
郵便事業会社は詳細を調べ、近く社会保険庁に報告する方針。