全盲落語家、電車と接触し重体 下車後柱に当たり違う方向に大阪市の阪急電鉄宝塚線三国駅で全盲の落語家笑福亭伯鶴さん(51)が電車と接触、重体となった事故で、伯鶴さんが電車を降りて出口に向かう途中でホームの柱に当たり、違う方向に歩きだすのを、一緒にいた落語作家の男性が目撃していたことが2日、所属事務所の話で分かった。 伯鶴さんは直後に電車と接触、電車とホームに脚を挟まれて引きずられたとみられ、淀川署は当時の状況について関係者から詳しく聴く。 所属事務所によると、伯鶴さんは1日夕、男性と仕事の打ち合わせをして飲酒し、帰宅のため同じ電車に乗車。伯鶴さんが三国駅で先に降りた。男性は車内から、つえを持った伯鶴さんが柱にぶつかった後、出口とは別の方向に歩きだすのを目撃。大丈夫か気になったという。 事務所の担当者は「飲んだお酒は通常の量と思う。使い慣れた駅なので何も心配していなかったのですが…」と話した。
【共同通信】
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