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主要

SC受水槽に男性遺体 その水を飲食店に供給していた!

2008年12月2日(火)20時31分配信 J-CASTニュース

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   三重県内のショッピングセンターの受水槽で男性の遺体が発見された。地元紙では、この男性が1か月ほど前から行方不明だったと報じられている。インターネット上ではこの事件が様々な憶測を呼び、大きな騒動になっているが、店側は「水道水は、水質的に問題はなかった」としている。

男性が建物から飛び降り自殺図り、水槽に落下?

   三重県松阪市のイオン系列のショッピングセンターの屋外に設置されている受水槽から、2008年11月27日に男性の遺体が発見された。三重県松阪市の地元紙「夕刊三重」の2008年11月28日付の記事によれば、男性が建物から飛び降り自殺を図り、落下した水槽の天井を突き抜けて水の中に落ちた可能性が高いほか、この男性は11月1日から行方が分からなくなっており、家族が探していたという。

   受水槽は、飲料水などに使われる上水道を、大きな建物などにポンプで給水するまえに、水道管からの水をいったん受水槽に貯める場所。このショッピングセンターには10店舗を超える飲食店が入居していることもあり、これがインターネット上では様々な憶測を呼んだ。

   掲示版やブログでは、

「もうドンだけ水を入れ替えてもこの施設の水は絶対飲めない」
「ひと月近くも、このショッピングセンターではこの水を使用していたことになる。夏場でなかったのがせめてもの救いか?」
「客が死体水飲んだのなら精神的苦痛は計り知れない」

といった書き込みが相次ぎ、大きな「騒動」に発展。このショッピングセンターの内部で掲示された「上水道の使用を中断しております」と書かれた張り紙を撮影した写真なども次々にネット上に掲載される事態になっている。ある地元の新聞記者は、この事件について「概ねネット上の書き込みで言われているような出来事があったのだろう」と話している。

「飲み水として問題がなかった」?というミステリー

   イオンの広報担当者はJ-CASTニュースに対し、事件があったことを認めているが、遺体がどれだけ受水槽に存在していたかについては、「警察の捜査中で、お話する立場ではない」としている。ただ、このショッピングセンターでは「3か月おき」、「1か月おき」、「毎日」の点検を行っており、08年10月27日には受水槽のなかの清掃と点検、11月8日には「3か月おき」の点検を行ったという。受水槽の水は、事件発覚までの08年11月中に飲食店やトイレなどの給水設備に使われたが、

「法令上、飲み水として問題がなかった、ということを確認している」(同社広報担当者)

としている。また、通報を受けた三重県の松阪農林商工環境事務所も「残留塩素の検査が毎日行われていることを確認しており、水道は水質的に問題ない状態だった」としている。同事務所によれば、受水槽の末端での検査で残留塩素量が減っていなかったという検査結果だったため、「水質に問題ナシ」との判断をしたということだ。

   残留塩素の検査では、受水槽に汚染物が入っていた場合、塩素の量が減ることが確認される。都内のある保健所の職員は「遺体といった有機物が受水槽に入れば、塩素量が減っていることに気づくはず。水質検査に引っかからないはずはない」と話しており、なぜ水質に問題がないということになったのか、謎は深まるばかりである。






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