(cache) 首相、1兆円新交付金を了承 暫定税率の3年間維持も - 47NEWS(よんななニュース)
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  •  首相官邸に入る谷垣元国交相=2日午後

    首相、1兆円新交付金を了承  暫定税率の3年間維持も

     麻生太郎首相は2日、来年度からの道路特定財源の一般財源化に伴い(1)道路整備を中心とした公共事業に使途を限った1兆円規模の新たな交付金を創設し地方へ配分する(2)本来より負担を重くしている揮発油税などの暫定税率を3年間維持する-との自民党案を了承した。

     新交付金は生活道路整備支援のため配分している現在の「地方道路整備臨時交付金」(約7000億円)よりは使い道が広がる。麻生首相が10月に追加経済対策として地方への1兆円配分を打ち出して以降、混乱が続いてきた配分方法の大枠がようやく固まった。

     ただ麻生首相は同日、自民党側に道路特定財源問題とは別に「(来年度予算で)地方交付税を増やしてほしい」と指示しており、来年度の予算編成に向け財源確保などで紆余(うよ)曲折も予想される。

     1兆円の配分方法は自民党のプロジェクトチーム(PT)が検討。PTの谷垣禎一座長や保利耕輔政調会長らは同日夕、首相官邸を訪問し、地方道路整備臨時交付金を衣替えして約3000億円を上積みする計1兆円の新交付金とする案を報告、了承を得た。

      【共同通信】

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