2008.11.27 Web posted at:  19:11  JST Updated - AP
サイエンス

土星の衛星、液体の水が存在する可能性と NASA

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エンケラドゥスから噴出するガス=2007年撮影
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土星を横切るエンケラドゥス

ワシントン(AP) 土星の衛星「エンケラドゥス」に液体状態の水が存在する可能性が高いと、米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所(JPL)の研究グループが27日、英科学誌ネイチャーに発表した。

「エンケラドゥス」は6番目に大きな土星の衛星。無人探査機「カッシーニ」が接近した際に撮影した映像で、ガスの噴出が確認された。ガスは極部分の「切れ目」から吹き出していた。

研究チームのキャンディス・ハンセン氏によると、ガスには水蒸気が含まれていた。また、ガスの噴出速度は音速を超える時速約2176キロで、これは固体の水(氷)から昇華したガスではなく、水から放出されたものとしか、考えにくいという。

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