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2008年12月02日の「ツツガムシ被害が全国最多45件/県内」というニュース

ツツガムシ被害が全国最多45件/県内

2008年12月02日 10時06分

県内でツツガムシの被害が多発し、全国で最多となっていることが1日までに県医療看護課などの調べで分かった。

ツツガムシ病は狂犬病や鳥インフルエンザなどと同じ感染症法の4類に指定され、死に至る危険もある。

先週までに45件の被害が報告され、1人が死亡している。

12月は例年、被害が多く、同課などは県民に注意を呼び掛けている。

県内の発症報告は4―6月と10―12月が多い。

保健所別では県中が12件で最も多く、次いで郡山、県北がそれぞれ10件、県南9件、会津3件、南会津1件で、中通りを中心に発生している。

刺された状況は「農作業中」が最多の28件、「森林作業中」が2件など。

4月には、農作業中に刺されたとみられる県北地方の80代男性が死亡した。

ツツガムシ病は感染後に抗生物質を投与すれば完治する。

藤田主任研究員は「感染が疑われたら、すぐ病院に行くことが大事」と指摘する。

県医療看護課の結城永子主幹は「肌の露出を少なくし、帰宅後は服から虫を払うことを心掛けてほしい」としている。

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