【2008年12月02日05時59分 更新】


1.自民党案「1人区残し定数39」
 (12/02 05:54)

県議会の定数問題です。自民党は、1日、議員定数を、現行より6減らして39にした上で、選挙区については、1人区をほとんど残し、1つだけ減らす案をまとめました。1人区の廃止を求める他の会派の主張とは、大きく異なっているため、2日の特別委員会では調整が難航しそうです。1日開かれた自民党の党議では、投票の結果、新たな議員定数を現行の45から6つ減らし、39とすることが賛成多数で決まりました。自民党の案では、宮崎市と日向市、それに合併が予定されている日南市南那珂郡など、あわせて6つの選挙区で、定数をそれぞれ1つ減らすとしています。また、小林市と野尻町の合併が予定されているため、小林市と西諸県郡を同じ選挙区にすることにしています。この結果、自民党案の選挙区は、現行より1少ない15選挙区となりました。これに対し、社民党と愛みやざき、それに、民主党の3会派は、すでに、定数を39とした上で、7つの1人区を、すべて隣接する選挙区と合わせ、9選挙区にする統一案をまとめています。(県議会自民党・中村幸一会長)「まあいろいろありましたけど、やっぱり最後は皆さん(議員)が痛みをわかちあうということで決まりました」「言わせていただくと、自分たち(3会派)が出ている所だけは、だいたい(定数を)温存して、宮崎市を減らしていないということに非常に不満はある」県議会の定数問題は、2日の特別委員会で協議されますが、自民党と3会派の意見が対立していることから、調整が難航するものとみられます。


2.イオンモール都城オープン
 (12/02 05:55)

都城市に建設が進められていた大型ショッピングセンター「イオンモール都城」が、1日、グランドオープンし、大勢の買い物客で賑わいました。グランドオープンしたのは、イオンモールが、都城市のダイエー跡地に建設を進めていた、「イオンモールMiELL(ミエル)都城駅前」です。商業面積は、約3万3000平方メートル。全国のイオンモールで初めて、ダイエーが核店舗になっているほか、ゴルフ専門店やアミューズメントコーナーなど、県内初登場の19店舗を含め、あわせて約100店舗が出店しています。さらに、1700台が収容できる無料駐車場も備わっています。1日は、朝から大勢の買い物客が訪れ、思い思いにショッピングを楽しんでいました。(買い物客は)「鹿児島とまた違う店が入っていて買い物する幅が広がったんで、楽しいです」「きれいですし、広いですし、子どもの遊び場もあったので楽しめそう」イオンモールによりますと、地元住民を対象にオープンした、11月30日までの3日間で、延べ10万6000人が来場したということです。イオンモール都城は年中無休で、年間650万人の来場者が見込まれています。


3.アシアナ航空 2日から週5便に増便
 (12/02 05:56)

アシアナ航空は、円高の影響で増便を見送っていた宮崎・ソウル線の運航を、2日から週5往復に増やすことにしました。アシアナ航空は、韓国から宮崎への冬場のゴルフ客を見込んで、10月末から、宮崎・ソウル線を週3往復から週5往復に増やす予定でしたが、円高ウォン安が急激に進んだため、増便を見送っていました。しかし、ウォン安で、宮崎からの利用客が増え、個人ツアーも見込めるようになったことから、2日から週5往復に増便することを決めたものです。アシアナ航空によりますと、これまでは、韓国からの利用客が7割を占めていましたが、円高ウォン安が顕著になった11月以降は、宮崎からの利用客が5割を越しているということです。アシアナ航空の増便は、当面、3月までの期間限定となっています。


4.介護疲れで殺害、長女に懲役5年求刑
 (12/02 05:56)

去年12月、宮崎市で、介護疲れを理由に、100歳の父親を包丁で刺して、殺害した罪に問われている長女に対する初公判が、宮崎地裁で開かれ、検察側は、懲役5年を求刑しました。この事件は、宮崎市吉村町の佐藤智子被告71歳が、去年12月、宮崎市の自宅で、同居していた当時100歳の父親の、首や腹を包丁で刺すなどして殺害したとして、殺人の罪に問われているものです。宮崎地裁で開かれた1日の初公判で、佐藤被告は、起訴事実を全面的に認めました。この後、検察側は、「介護が発端となった象徴的な事件で、高齢者の生命を軽んじる風潮につながりかねない」と指摘した上で、佐藤被告に、懲役5年を求刑しました。これに対し、弁護側は、「長年の介護により、肉体的・精神的にも限界だった」として、執行猶予付きの判決を求めました。判決公判は、12月26日に開かれます。


5.松田丈志選手が一日警察署長
 (12/02 05:57)

北京オリンピックの銅メダリスト、競泳の松田丈志選手が、地元、延岡で一日警察署長を務めました。北京オリンピックの競泳で、銅メダルを獲得した松田丈志選手。まずは、延岡警察署の横山登署長から、一日警察署長の委嘱状を受け取りました。(署長室の椅子に座る松田丈志選手)「緊張しますね。自然と背筋がのびるというか」警察の制服に身を包んだ松田選手は、この後、年末年始の特別警戒にあたる、「めひかり隊」の発隊式に出席しました。(警察官の装備品などを点検)(松田丈志選手)「延岡市では、犯罪のない安心で安全な住みよい街になってほしいと思います」一日警察署長として、市民に交通安全を呼びかけた松田選手。来年1月1日には、延岡市で、恒例の初泳ぎを行うことにしています。


6.日章イレブンにサッカーボール
 (12/02 05:57)

12月30日に開幕する全国高校サッカー選手権を前に、県代表の日章学園に、サッカーボールが贈られました。1日は、日章学園で贈呈式が行われ、大会のオフィシャルスポンサーの「テイジン」からサッカーボール10個が贈られました。(日章学園サッカー部・早稲田昴平主将)「まだまだディフェンスに課題が多いので、そこをしっかり直したい。優勝目指して1つ1つしっかり戦っていきたい」全国高校サッカー選手権は、12月30日に開幕し、日章学園は、大会2日目の12月31日、初出場の福島県の富岡高校と対戦します。MRTテレビでは、初戦の模様を正午から生中継でお伝えします。


7.「おいしいみやざき!」農業応援式
 (12/02 05:57)

冬から春に出荷される県産の野菜をアピールしようと、県庁で、農業応援式が行われました。この応援式は、原油高騰の中生産された青果物をアピールしようと、JA宮崎経済連が開いたもので、東国原知事や生産者などが出席しました。式では、まず、きゅうりやピーマンなど、県産の代表的な青果物14点が、生産者から東国原知事らに贈呈されました。これに対し、東国原知事が応援メッセージを述べました。(東国原知事)「しっかりしたものを、しっかりした安定供給していれば、絶対農業というものは、確固たるものになると信じておりますので、是非今後ともご支援、ご協力、そしてご努力をお願い申し上げます」この後、県産品4.5トンを載せたトラックが、東京に向けて出発し、出席者や県庁を訪れた観光客などが、旗を振って見送りました。


8.指定管理者が流用 決算不認定
 (12/02 05:58)

串間市の養護老人ホーム「恵福寮」を運営する社会福祉法人が、施設の剰余金を別の福祉施設に流用していたことが分かり、市議会は、1日、昨年度の決算を不認定としました。この問題は、「恵福寮」の指定管理者である社会福祉法人「幸寿会」が、施設の剰余金約7700万円を、経営する別の福祉施設に流用していたものです。1日は、市議会で、昨年度の一般会計決算が採決され、賛成少数で不認定となりました。市によりますと、流用された全額が、1日までに流用先から返還されたということですが、市では、指定管理者の契約を解約するかどうか、1月中にも結論をだしたいとしています。


9.人権週間前に街頭啓発活動
 (12/02 05:58)

12月4日からの人権週間を前に、宮崎市で街頭啓発活動がありました。街頭活動には、一日人権擁護委員に委嘱された宮崎サンシャインレディの2人のほか、県の人権啓発キャラクターなどが参加しました。さらに、東国原知事も、道行く買い物客にPRグッズを手渡し、偏見や差別の無い社会づくりをよびかけました。県内では、12月4日から10日までの人権週間の期間中、いじめや体罰などについての相談所の開設や、人権に関するポスターの展示などが行われます。


9.小林市・野尻町が合併協議会を設立
 (12/02 05:59)

小林市と野尻町は、議会で、合併協議会の設置案を可決し、1日、法定合併協議会を設置しました。1市1町は、平成22年3月の合併を目指していて、野尻町を小林市に編入することや、新しい市の名称を小林市とすることなどをすでに確認しています。第1回目の合併協議会は、12月14日に開かれ、来年1月21日には、合併協定書の調印が予定されています。西諸地区の合併を巡っては、高原町を含めた1市2町で合併協議が行われてきましたが、公立病院の運営方法を巡り、協議会が破綻した経緯がありました。


9.宮崎市議会開会
 (12/02 05:59)

宮崎市の12月定例議会が1日から始まりました。本会議では、市側から、5億7千万円あまりの一般会計補正予算案など、55の議案が提出されました。この中には、フェニックス自然動物園をリニューアルするため、動物園の北側の国有林、1万2000平方メートルあまりを、約6500万円で購入する議案も含まれています。宮崎市の12月定例議会は、12月17日まで開かれ、一般質問は、12月8日からの4日間行われます。