TBS昼ドラ存続の危機
2008年12月 2日 (火) 配信
TBS系昼1時からのドラマ枠「愛の劇場」は40周年を迎え、11月24日からは記念作品の「ラブレター」が始まった。
この「ラブレター」は「スケールの大きな、美しく切ないラブストーリー」(公式サイトより)で、耳の不自由な少女の15年間を3部作で描く意欲作。現在小学生編だが、大人になった主人公を演じるのは鈴木亜美、相手役は田中幸太朗とのこと。
- 「『ラブレター』という作品の質が非常に高い。」
- 「(主役の女の子が)小さいのに演技上手いですよ。それに可愛い」
- 「愛の劇場見て号泣してしもたやんけー。」
とブログでも話題となっている。
しかし、そんな「愛の劇場」が終了になるという残念なニュースが…。
スポーツ新聞各紙のネット版の報道を見たところ、「ピンポン!」(午前11時)、「2時っチャオ!」(午後2時)の二つの情報番組が来年3月で終了し、新たに昼の情報番組が始まる予定とのこと。
その関係で、「愛の劇場」枠とそのあと1時半からの「ひるドラ」(旧「ドラマ30」)枠が終了する、あるいは時間帯が変わる可能性が高いらしい。
「TBS昼ドラ、40年の歴史に幕をおろす」と言い切っているメディアもある。
この報道に、さっそく反応しているブロガーも多い。
■kizasi.jpで「愛の劇場」で検索した結果のグラフ
【データは2008年11月28日 14:15現在】
■kizasi.jpで「昼ドラ」で検索した結果のグラフ
【データは2008年11月28日 14:15現在】
- 「あぁ…ドラマのTBSは何処へ…。」
- 「昼ドラが無くなるのは寂しいですね。」
- 「昼ドラは永遠に続くものとばかり思っていただけに、ビックリしました。」
- 「まったく観なくなった昼ドラですが、打ち切りと聞くとやっぱり残念でなりません。」
思い出の昼ドラとしては、「天までとどけ」、「大好き!五つ子」、「温泉へ行こう!」「ぽっかぽか」といった作品名が挙がっていた。学生時代の夏休みの思い出と昼ドラを絡めて語っている人もいるが、毎日(月~金)放送される昼ドラはある期間の思い出と結びつきやすいのだろう。
現在放送中の「ラブレター」も、「ひるドラ」枠の「パンダが町にやってくる」(森三中の村上知子と羞恥心の野久保直樹が主演)も好評のようだし、もし終了するとしたら「経費削減の一環のような気がしてなりませぬ」というブログで見つけた声が的を射ている気がする。
ブログの意見を拾ってみても、「寂しい」、「残念すぎる!!!!」という声が目立つTBS昼ドラ終了報道。夕方の放送になった場合は昼ドラとは呼べないし、昼ドラの灯を消さないためにも「夕(ゆう)ドラ」にならない程度の時間帯での存続を願いたい。
(芦之由)
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