2008年12月2日 10時30分更新
北欧に伝わる手織りの技法で作ったマフラーや動物の人形などの展示会が吉備中央町で開かれています。
この手織り展は、岡山市の主婦、渡辺洋子さんが開いているもので、吉備中央町のギャラリーには渡辺さんが作ったマフラーや壁掛けそれに動物の人形など、およそ150点が展示されています。
渡辺さんは30年余り前、スウェーデンに留学した際に、現地の手織りの技法を学んだということです。
北欧の手織りは、横糸が多いのが特徴です。
展示されているマットやバッグは、綿や麻で作られた布を裂いてから再び織った「裂き織り」という手法で仕上げてあるということです。
また、動物の人形は、ウォルドルフ人形と呼ばれる、羊の毛が中に入ったもので、表面は手触りがよく赤ちゃんが舐めてもいいように綿などでできています。
会場にはこのほか、スウェーデンの絵本作家の作品の世界を緻密にひとつひとつ仕上げた壁掛けやクリスマス用の壁掛けなども飾られています。
この手織り展は吉備中央町のギャラリー「赤い鳥」で、4日まで開かれています。