岡山放送局

2008年12月2日 10時30分更新

インフルエンザ初の学年閉鎖


真庭市の小学校と赤磐市の中学校で、インフルエンザの症状を訴える児童や生徒が相次ぎ、2つの学校では県内で今シーズン初めて学年閉鎖などの措置をとることになりました。

県健康対策課によりますと、真庭市下方の木山小学校では、1日、6年生26人のうち16人が高い熱やのどの痛みなどのインフルエンザの症状を訴え、このうち9人が欠席しました。
このため、学校では6年生を2日から3日間、学年閉鎖にしました。

また、赤磐市町苅田の赤坂中学校でも、1年生の1つのクラスで21人中13人がインフルエンザの症状を訴えて、10人が欠席し、学校ではこのクラスを2日から2日間、学級閉鎖にしました。

県内の学校がインフルエンザのため学級閉鎖や学年閉鎖にしたのは、今シーズン初めてです。

県内では、昨シーズンは10月半ばからインフルエンザが流行しはじめ、最終的に137の学校などが学年閉鎖などの措置をとりました。

県健康対策課では、「本格的な流行に備え、日ごろの健康管理や予防接種など十分な対策を心がけてほしい。また人の多い場所に出かけるときはマスクをすることや、外出先から家に帰ったあとは、手洗いとうがいを十分に行うことも大切です」と呼びかけています。