岡山放送局

2008年12月2日 10時30分更新

国際線充実 航空各社は歓迎


岡山空港の国際線ターミナルが来年度、増築され、新たに搭乗ゲートが建設されることが決まったことを受けて、空港に乗り入れている航空各社からは利便性が高まるとして歓迎する声が上がっています。

岡山空港のターミナルビルを管理している「岡山空港ターミナル会社」は来年度、およそ2億円かけて国際線の出発ターミナルを増築し、免税店や待合室の床面積を拡大させるほか、新たに搭乗ゲートを建設することにしています。

これについて空港に乗り入れている航空各社からは、利便性が高まるとして歓迎する声が上がっています。

このうち毎日、韓国のソウルとを結ぶ直行便を運航している大韓航空は「これまでゲートが使用中で使えず、ターミナルビルからバスで移動する駐機場を利用することもあった。空港設備の充実は利便性の向上につながる」と話しています。

また、中国の上海や大連とを結ぶ直行便を運航している中国東方航空は「ゲートが増えれば他社の運航時間を気にせず発着時間を設定することができる。増便も可能になるのでありがたい」と話しています。

県では、今後、国際線のターミナルの増築を航空会社にPRして新規路線の誘致につなげていきたいとしています。