2008年12月2日 10時30分更新
サッカーのJリーグは、来シーズンの新たな加盟チームとしてファジアーノ岡山のJ2への参加を正式に決め、岡山初のJリーグチームが誕生することになりました。
これは1日、東京都内で開かれたJリーグの臨時理事会で正式に承認されたものです。
理事会は1日、「JFLで4位以内」という加盟の条件を満たしたファジアーノ岡山について審議を行いました。
そして、スポンサーの獲得など経営面にも問題はないとして、来シーズンからのJ2への参加を承認し、岡山初のJリーグチームが誕生することになりました。
理事会のあと、Jリーグの鬼武健二チェアマンがファジアーノ岡山の木村正明社長に電話をかけ、参加が承認されたことを伝えました。
この後、木村社長は記者会見を開き、「日本代表の選手を出すなど、岡山の子どもたちに、夢を与えられるチームを目指したい。」と述べました。
ファジアーノ岡山は、去年、中国地域リーグからJFLに昇格したばかりで、わずか1年でJ2に参加することになりました。
岡山市の29歳の男性は「自分もサッカーをしていたので岡山からJリーグのチームが誕生したことをとてもうれしく思います。J2でも勝ち続けてJ1に上がって欲しいです」と話していました。