作文教育、日本で唯一の専門誌『作文と教育』が4月号から誌面を一新して出発。これまでの学年別の「作文の時間(教室)」に替えて、四本の「実践講座」の連載がスタート。変わりゆく社会や家族、学校を直視しながら、目の前の子供たちの生活や思いに、「書かせることと読み合うこと」を通してどう働きかけていくのか。毎月の特集でも、全常任委員が責任編集しながら、今、求められる作文教育への期待と課題に迫っていく。
特集●子どもに向かう元気をもらって
―第57回作文教育研究大会(2008年・大阪)―
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■参加者の皆さんへ
生活の中から、たくさんの喜びと、『なぜ』を見つけよう 三上 達也
■公開授業
「作文を書いた後の指導」 〔授業者〕 片桐 理
〔児童〕 豊中市南丘小学校3年生
■パネルディスカッション
【公開授業 「作文を書いた後の指導」について】
〔パネラー〕片桐 理 佐藤美知子 田中 京子 土佐いく子
〔司 会〕 大村 一
■特別講演
江戸(東京)と上方(大阪)
―芸能文化の違いをもたらせたもの― 木津川 計
■大会ルポ
表現された真実を受けとめ、ともに育ちあう喜びを
―子どもと作文の話でいっぱい、大阪の三日間― 松下 義一
●講座一覧
●分科会 世話人、発表者、レポート題名一覧
《談話室》 奥野 智裕 水野 暁子 米井 理佳
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
わたしの言いたいこと―詩を書く授業― 小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
むちゅうになって、いっしょうけんめいしたことを書こう 横山 千枝
【作文教材・工夫とアイデア】
本音を書き合う卒業文集に取り組むまで 榎本 豊
【困難を抱えた子どもとともに】
支え合い、?がり合えるクラスをめざして 川添 陽一
【私の文集・通信】 総合学習を支える 小澤みつ江
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■今月の視点
橋下知事による大阪の「教育つぶし」と、新たに広がる共同のたたかい
田中 康寛
■若手先生奮闘記 〔パート10・第1回〕
音楽を通して学んだこと 西江 倫子
■教育エッセー 教師の言葉 岩辺 泰吏
■詩の中の子どもたち 山口 肇
■子どもの本棚 田揚 江里
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12月のことば 中庭の一輪車 青栁 勇治
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中・画 木俣 敏
●表紙デザイン A‐ ZERO DESIGN OFFICE
作文と教育 2008年11月号№747 - 2008/10/10発売号
価格 : ¥840
在庫あり
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特集●教科の中で生きる書く力
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教科のなかで「書くこと」の意味とその方法 田中 定幸
生活科の学習にあわせて「たんけんしたこと」を書く 池田 潤子
書くことで内容理解を深める社会科の学習指導 濱野 秀樹
問題づくりの授業と書くこと 菊池 久人
違いを豊かさに《中学2年・作文指導》
―「自分発」の視点を掘り起こす、書く前の指導― 坂本まゆみ
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
子どもの作文を読み合う 小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
書くこと大好き!四年生―一から始める作文指導具体例― 土屋 美香
【作文教材・工夫とアイデア】
自分の成長を見つめる―誕生会・生い立ちの記に取り組んでー瀧 史子
【困難を抱えた子どもとともに】
子どもたちがホッとできるクラス・学校をめざして 柳生 真澄
【私の文集・通信】
知り合うことは、つながり合うこと 川崎百合子
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■今月の視点
裁判員制度を考える 佐藤 和利
■教育エッセー 教育漢字 岩辺 泰吏
■詩の中の子どもたち 笠井 文範
■子どもの本棚 田揚 江里
■教師の本棚 佐々木雅美
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11月のことば かんげい会 石丸 久江
談話室 吉橋 俊朗 森 朋子
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中・画 木俣 敏
●表紙デザイン A‐ ZERO DESIGN OFFICE
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特集●新学習指導要領を読み解く
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小学校「学習指導要領『国語』」を読み解く 三上 達也
中学校「学習指導要領『国語』」を読み解く 佐藤 修二
「話したい」・「聞きたい」という思いがわく学習を 中島 利啓
「書く」領域の問題と私の実践 田中 郁
「読む」領域の分析 近藤 恵子
「学力テスト」分析から見えてくる「学力」論と指導要領改定の本質
―小学校国語に見る「学力」の階層化と学習・国語の分断の危険― 河合 尚規
今、私たちに問われているもの
ー「全国学力・学習状況調査」について― 渡辺 信之
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
つい渡ってしまう橋 小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
みずみずしい感性、そして豊かな感性を
ー読み合うことでクラスづくりー 村中 昌恵
【作文教材・工夫とアイデア】
行事のこと、こう考える 松本 直紀
【困難を抱えた子どもとともに】
子どもたちがホッとできるクラス・学校をめざして 柳生 真澄
【私の文集・通信】
みんな、おたよりありがとう! 二学期もいっしょに力をあわせて!
霜田 弘美
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若手先生奮闘記 第26回〔パート9・第2回〕
子どもたちと輪になって 高柳 裕子
■教育エッセー 新学習指導要領を読む(国語) 岩辺 泰吏
■詩の中の子どもたち 友だちっていいな 山口 肇
■子どもの本棚 どの子にもこんな幸せがあったらいいな 田揚 江里
■教師の本棚 松下 義一
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2007年度 全国文集要覧 日本作文の会
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9月のことば 自然はすごい 安井 秀明
談話室 永山 絹江
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中・画 木俣 敏
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特集●詩が生まれるとき
ーあふれでる子どもの思いー
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■実践の記録
子どもたちは、詩を書くことが大好き! 米田かおる
溶け出す感情、あふれでる思い 伊藤 和実
詩の学習の可能性について 柳田 尚久
■子どもたちの詩をこう読んだ
学生たちとつくった『子ども詩集・聞いてよ!私たちのつぶやきと叫び』 村山 士郎
■地域での児童詩教育のいま
地域詩集「町田の子」 先輩の思いを受け継いで 横山 純子
『ちゃんときいて!―「信濃子ども詩集」半世紀の児童詩からー』
を編集して 山口 肇
街の公民館に「詩のひろば」がある 片桐 弘子
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
子どものため? 大人のため? 小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
命をつなぐ、つむぐ、はぐくむ気持ちを 村中 昌恵
【作文教材・工夫とアイデア】
今こそ戦争体験を風化させない取り組みを 福田 重夫
【困難を抱えた子どもとともに】
アスペルガーの子どもとともに
―子どもたちがホッとできるクラス・学校をめざしてー 柳生 真澄
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■今月の視点
『百のうた 千の想い』に祈りをこめて 大竹 桂子
■教育エッセー 長寿ということ 岩辺 泰吏
■詩の中の子どもたち やっぱり顔合わせて話さなあかんなぁ 笠井 文範
■子どもの本棚 共に生きるってどんなこと 田揚 江里
■教師の本棚 佐々木雅美
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■第57回全日本文詩集表彰
●「新人賞」受賞者の声 国松 郁子 西江 倫子 松村 浩司 太田慶一郎
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8月のことば プールで「水中の虫たち大探検」 江口 政孝
■大会ニュース・大阪(第4回)
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中・画 木俣 敏
●表紙デザイン A‐ ZERO DESIGN OFFICE
表現された真実を受けとめ、ともに育ちあう喜びを
―特集 第57回全国作文研究大会2008年大阪大会を成功させるためにー
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■今、求められているのは、生活綴方としての作文教育です
現地実行委員長 片桐 理
■作文教育について、青年教師おおいに語る
―作文ってこんなにも心に伝わってくるもんなんやー
《出席》奥野 智裕 舟田 愛 佐藤 秀一 中村 力 《司会》馬場 義伸
■先生、みんな、聞いて聞いて! ぼくのこと、わたしのこと
「幼児の話し言葉から、青年の綴方まで」
―子どもと作文との話で、大阪をいっぱいにする大会にー
■高知(昨年度開催地)、長崎(来年度開催地)、
そして近畿の綴方・作文研究会から、メッセージをいただきました
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
さち?ばあばやで! -小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
笑いのある教室、笑いのある授業 -杉山 和正
【作文教材・工夫とアイデア】
読書をもとに表現活動を楽しむ
― 楽しい読書感想文の書き方― -松下 義一
【困難を抱えた子どもとともに】
特別支援学級 ”原っ子、四人の子どもたち”の育ちに向かって-井村美知子
【私の文集・通信】
家族やなかまたちとのふれあいをみつめよう! -下山 智之
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■今月の視点
教員免許更新講習の内容をめぐって -安楽 仁
■若手先生奮闘記〔パート9・第1回〕
信頼関係 -高柳 裕子
■教育エッセー
「○○力」VS「○○の力」 -岩辺 泰吏
■詩の中の子どもたち 作品に寄り添うということ -大前 忍
■子どもの本棚 ことばあそびは楽しいよ -田揚 江里
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7月のことば なっちゃん、大好き -中村 弘美
談話室 第57回文詩集表彰に寄せられた手紙から
■大会ニュース・大阪(第3回)
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中・画 木俣 敏
●表紙デザイン A‐ ZERO DESIGN OFFICE
作文と教育 2008年6月号 №741 - 2008/05/10発売号
価格 : ¥840
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「作文と教育」2008年6月号 №741 定価840円 本体800円
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特集 いちばん書きたいことを書く
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いちばん書きたいことをうけとめて 大森 芳樹
読み合うことで「書きたいなあ。書いてよかった。また書こう。」という
書きたい気持ちのスパイラルを 大隈 達子
共感の中から生まれる、その子らしさ 岡江都志勇
「何を書けばいいの?」から「あのことを書きたい!」に 佐藤 秀寿
題材選びと書き方の指導
―自分がいちばん書きたいことを書けるようにするための、一つの手だてー 浜中 一祝
書ききる指導 工藤 ふみ
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
先を走る子、後ろを向く子……追い立てながらも 小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
「なぁなぁ、この日記読んでくれるやんなぁ?―書くこと大好き一年生― 佐藤 寛幸
【作文教材・工夫とアイデア】
子どもたちの感性を育てる仕事として 泉 宜宏
【困難を抱えた子どもとともに】
特別支援学級 ”原っ子、四人の子どもたち”の育ちに向かって 井村美知子
【私の文集・通信】
■一年生の六月 子どもたちや保護者が安心できる月に 中村 佐代
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■今月の視点 学習指導要領改訂案を読む 梶村 光郎
■若手先生奮闘記 明日への希望を胸に 近藤 有香
■教育エッセー
七十年まえの小学生 村山 士郎
■詩の中の子どもたち 学校っていいな 山口 肇
■子どもの本棚 児童文学への橋を渡る 田揚 江里
■教師の本棚 佐々木雅美
《投稿》石澤さんのわたしの推考指導への批判に対する反論 田倉 圭市
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6月のことば 完璧じゃなくてもいいじゃない 千葉 民子
■大会ニュース・大阪(第2回)
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中・画 木俣 敏
●表紙デザイン A‐ ZERO DESIGN OFFICE
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特集●一年生が大変
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子ども受難時代の大人の役割
―今こそ対話能力をはぐくみ、子どもの気持ちを聞き取ろうー 今井 和子
■実践の記録
親になることって 北村 彩香
子どもの思いを受けとめ、向き合うために
―一年生の作文指導をふりかえりながらー 岡田和香栄
学童保育の一年生 亀卦川 茂
0歳から二歳の子どもの保育から見えてくるもの 木下イサ子
■バトンを託してー新人先生へのメッセージ
何とかなるさ、まず笑え、心は後からついてくる 時崎 幹男
子どもたちに成長させてもらった 杉見 幸子
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【作文教室実践講座】
【子どもが見える日記・学級づくり】
どうせオレなんか・・・・気にかかる彼と学級づくり 小宮山 繁
【いま子どもたちとこんな授業を】
思う存分書きたくなる意欲を育む―Yくんたちの生活と表現―勝村 謙司
【作文教材・工夫とアイデア】
子どもたちを結ぶ、詩の授業を 伊藤久美子
【困難を抱えた子どもとともに】
特別支援学級 ”原っ子、四人の子どもたち”の育ちに向かって井村美知子
【私の文集・通信】
進んでかかわり、表現する子どもに 本川 良
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■今月の視点
憲法を活かして、日本社会の再生を 山田 敬男
■若手先生奮闘記〔パート8・第2回〕
教師の厳しさを知って 近藤 有香
■教育エッセー
学習指導要領案の「抜け道」読み 村山 士郎
■詩の中の子どもたち
三学期の綴り方の意味 笠井 文範
■子どもの本棚 田揚 江里
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5月のことば みんな一等賞 中嶋 利啓
■大会ニュース・大阪(第1回)
■日本作文の会からみなさんへー「若い教師のための公開講座」開催のお知らせ
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン A‐ ZERO DESIGN OFFICE
「作文と教育」2008、4月号 №739 定価840円 本体800円
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特集●教室を開く・私の一週間
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《私の一週間から》
一年 おはなしいっぱい・えがおいっぱいのクラス 佐伯三枝子
二年 「うん、がんばれそう 」そんな気持ちにさせたい四月のスタート 藤本 裕子
三年 理科・社会科が始まり、遊び盛りの三年生 高橋 秀直
四年 知的な刺激を おもしろい一年間になりそう
・・-期待感のもてる一週間にしたい 駒崎 洋子
五年 読み合うことを、授業でじっくり 吉田 綾子
六年 レッツゴー 六年生! 一戸 信行
中学 子どもたちをつなぐ班ノート 松井 哲彦
《はじめての授業参観》
作文教室(二年生)のはじまり 作文の楽しさを親子で学ぼう 日野 正生
親子で楽しむ授業参観 佐藤 賢一
《はじめての保護者会》
「ちょっと嬉しい我が子のいい話」を、話題にしてみませんか! 宮田 稔
家庭と担任との信頼関係づくり、第一歩はここから 梅谷 尚子
■作文教育との出会い=私の1冊
三浦 淳真 田中 郁
太郎良 信 伊藤久美子
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【作文教室実践講座】
【いま子どもたちとこんな授業を】
『かくえきていしゃ』―子どもたちと、綴り、語り合う暮らしの中でー 沖津 光恵
【子どもが見える日記・学級づくり】
楽しくやろう! 小宮山 繁
【困難を抱えた子どもとともに】
特別支援学級 ”原っ子、四人の子どもたち”の育ちに向かって井村美知子
【作文教材・工夫とアイデア】
まわりの自然を題材にして作文を書く 折原 輝雄
【私の文集・通信】
心をつなぐ・みんなでつながる 近藤 孝
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■若手先生奮闘記〔パート8・第1回〕
教師への夢と挫折と 近藤 有香
■教育エッセー 子どものリアルに向き合う勇気 村山 士郎
■詩の中の子どもたち
発見の驚きを書く 大前 忍
■子どもの本棚 田揚 江里
■教師の本棚 佐々木雅美
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4月のことば 中村 博
日本作文の会事務局だより 編集室
全国の小学生・中学生・高校生の皆さん、先生方、父母の皆さん、
二〇〇七年版「日本子ども文詩集」をお届けします。
この本に載っている作品は、二〇〇六年四月から二〇〇七年三月までまでに、
全国の小学生、中学生、高校生によって書かれたものです。
これらの作品は、子どもの生活や気持ち、考え方などがよくわかる作品、
授業や実際に書こうとするとき際に参考となる作品、ぜひ読んでほしい考えた作品、
この年だからこそ生まれた作品などです。
特集のテーマは「やっぱり友だちはいいな」としました。
どんな時代にあっても、子どもにとってだいじなのはまず「友だち」です。
友だちがいるから学校は楽しいし、家に帰っても友だちと遊ぶのが楽しみです。
楽しいことも嫌なことも、けんかをすることもありますが、
誰にとってもやっぱり友だちはなくてはならない存在です。
このような友だちとの中で、「やっぱり友だちはいいな」という思いを、
たくさん経験していると思います。友だちとのふれ合いを大切にしてほしいと思います。
また、学年をおって載せてある多くの作品にも、
今日的な子どもの生活と思いが表現されています。
そうだそうだと共感したり、なるほどなと納得したり、或いは微笑んだりどうしてかな・・・
と考えたりしながら、全国の学校や家庭、地域で読んでいただけたらと思います。
二〇〇七年版「日本子ども文詩集」編集委員会
定価840円 本体800円
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特集●学年のまとめ・こんな授業を
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【実践の記録】
一年間でこんなに書けるようになったよ
―自分だけの文集「こんなにのびたよ(がんばった一年間の記録)」作りに向けて 坂田 美保
学年のまとめとして、こんな授業にとりくみたい
―”友だちはいいもんだ”のクラスづくりのなかでー 佐藤 保子
家族といっしょにしたことを書こう
―働く家族を通して社会を見つめる(高学年)― 下山 智之
不登校生徒たちの「自分のための出発点」
―創作劇脚本の制作と上演を通しての自己開示― 川端 久詩
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【作文教室実践講座】
【今月の授業】
学んだこと、聞いたこと、調べたことをまとめて意見文を書こう 横山 純子
【日記・学級づくり】
笑いながら教師やってもいいでしょ?―不登校が語ることー 渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】
今年1年間の自分や友達を思い出して、その歩みを確かめて書こう
―こんな学級便りもあります― 大原 雅樹
【困難を抱えた子どもとともに】
四十人の六年生と〔その5〕 得丸 浩一
■ワークショップ「授業の小部屋」
春をさがそう 赤星 恭介
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■詩の中の子どもたち
素敵な「ごめんなさい」 村山 士郎
■私の「学習ノート」
情動と表現 そしてその意味 小美濃 威
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■日本作文の会『2007・08年 活動方針』
憲法改悪を許さず、人間らしさを育てる豊かなことばと表現を 日本作文の会常任委員会
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3月のことば 「みんなをほめて、先生。」 山本 咲月(写真も)
子どもの詩 《選》米田かおる
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」2008、2月号 №737 定価840円 本体800円
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特集●特集●全国学力調査・結果を読む
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07年全国いっせい学力テストの結果を読む
―考えさせられたいくつかの点 久冨 善之
全国一斉学力テスト(小・国)の「結果」を分析する
―何が「問題」になるのか・何を問題にしなければならないかー浅尾 紘也
■実施の現場から
全国一斉学力調査に参加して 美濃山智子
学力実態調査・学習状況調査 一回目を終わって 坊野 邦子
■結果報告を見て
全国一斉学力テスト(小学校国語)の結果から見えるもの 本田 清春
改めて問う文科省一斉学力テスト
ー中学国語の設問と結果の検討― 佐藤 修二
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【作文教室実践講座】
■ワークショップ「授業の小部屋」 おにはそと 赤星 恭介
【今月の授業】
心と心をつなぐ、日記指導を始めてみませんか 横山 純子
【日記・学級づくり】
笑いながら教師やってもいいでしょ?―心豊かに生きている一年生―
渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】
お蔵入りしたけど、大事な学級通信(文集)―こんな学級便りもあります―
大原 雅樹
【困難を抱えた子どもとともに】
四十人の六年生と〔その3〕 得丸 浩一
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■詩の中の子どもたち
子どもの気分~裃(かみしも)を脱いで~ 西條 昭男
■私の「学習ノート」
心とことば①
内言の意味と心 小美濃 威
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●特別寄稿
生活綴方とホール・ランゲージ メアリー・M・キタガワ
―草の根運動のかたち― 北川 千里
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■日本作文の会『2007・08年 活動方針』
憲法改悪を許さず、人間らしさを育てる豊かなことばと表現を
日本作文の会常任委員会
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2月のことば 子どもと過ごす心地よい時間と空間 奥村 明弘
子どもの詩 《選》米田かおる
日本作文の会事務局だより 編集室
作文と教育 2008/1月号 - 2007/12/10発売号
価格 : ¥1,200
在庫あり
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「作文と教育」2008年1月号№736 定価1200円 本体1143円
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特集●現代の子どものことばと表現
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《パネルディスカッション》第五十六回作文教育研究大会
子どもたちが、心のつぶやきや叫びを、安心して表現するとき
(パネラー)大崎 博澄 西條 昭男 村山 士郎(司会)山沖 幸喜
《実践の記録》
「ぼくを見放さないで」
―安心感のあるつながりがあるから、本当の自分が出せるー 佐藤美知子
豊かな表現力を育てる指導法の工夫
―国語科・書くことを通して今、学校全体で取り組んでいることと私の思いー 三上 晶子
今こそ書く自由と書ける安心・共感のよろこびを 土佐いく子
―――――――――――――――――――――――――――――――――
【作文教室実践講座】
■ワークショップ「授業の小部屋」
楽しかった冬休み、お正月 はりきって一年のスタートをしよう
赤星 恭介
【今月の授業】
「作文紙しばい」の魅力に惹かれて
ーつたない実践と反省・そして再チャレンジへー 鍬 信利
【日記・学級づくり】
笑いながら教師やってもいいでしょ?―すったもんだの一年生― 渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】
―こんな学級便りもあります―
「かわいそう」って何? 障がいを持つ人との交流を通して 大原 雅樹
【困難を抱えた子どもとともに】
四十人の六年生と〔その2〕 得丸 浩一
―――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち
このごろの○○さんを見つめる 中俣 勝義
■若手先生奮闘記〔パート7・第1回〕
思いを受け止める教師を目指して 米澤 須美
■作文っておもしろい
自分の成長がうれしい 三上 達也
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●特別寄稿
生活綴方とホール・ランゲージ―草の根運動のかたち―
メアリー・M・キタガワ 北川 千里
―――――――――――――――――――――――――――――――――
■日本作文の会『2007・08年 活動方針』
憲法改悪を許さず、人間らしさを育てる豊かなことばと表現を
日本作文の会常任委員会
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二〇〇六年度 全国文集要覧 日本作文の会
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1月のことば 太田久美子
子どもの詩 《選》米田かおる
日本作文の会事務局だより 編集室
●トビラ写真撮影 中村 博●文中トビラカット 木俣 敏●表紙デザイン 游デザインルーム
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1章 いま、こんな教室をつくりたい
―私の学級づくり、願いとねらい―
■低学年
学級づくりは、人間づくり・人間関係づくり 椋尾 紀代
■中学年
一人ひとりに意味のある学びを 小宮山 繁
■高学年
不安であることを認めていく 村越 含博
2章 学級づくりに生きる 詩・作文
―いま、教室で読みたい作品―
3章 日記・このよきもの
子どもとつながる―共感し、寄り添いながら 野津 茂義
友だちをつなぐ―教室に生きてはたらく 一戸 信行
子ども発見―日記から見えてくる子どもの生活(6年生) 増田 修治
親ともつながる―共に子どもを励ましながら 金田一清子
4章 日記指導・手立てと方法の実際
●日記帳のわたし方・持たせ方―どうはたらきかけるか
日記でつながろう 畠山 市
●日記の書かせ方―何をどう書かせるか
あるがままを素直に日記に書く 関 邦篤
●赤ペンの入れ方―赤ペンの果たす役割
”受け止めてもらった”と感じてくれる赤ペンを 二階堂晃子
●日記の読み方―日記をどう読むか、何を読み取るか
子どもへの返事と、ぼくのノート 津村 清
●「文集・通信」発行をつないで―読み合い・学び合いをどうつくるか
一枚文集の読み合いで教室にうまれるもの、それは安心と共感 的場 保博
日記指導Q&A 時崎 幹男
5章 「子どもたちのいま」と向き合うなかで―日記を生かして
【実践の記録】
●生活・学びをつくる子どもたち
つながり合う教室に向かって 工藤 ふみ
●子どもの「荒れ」や、「いじめ」と学級づくり
見えない悪戯、ハルナの場合 佐藤 賢一
●高学年女子の問題
親子の揺れに付き合って 楳本 恵
●発達上の困難を抱えた子どもたちとともに
子どもたちの育ちを信じて、あせらず、あきらめず 末 美佐子
●不安とストレスの中の子どもたち
”書いたらほっとするわ”―親がすきになってきた 土佐いく子
「作文と教育」2007、12月号 №735 定価840円 本体800円
――――――――――――――――――――――――――――――――
特 集 人間らしさを育てることばと表現を
―第五十六回作文教育研究大会 (2007年・高知)―
―――――――――――――――――――――――――――――――――
■『参加者の皆さんへ』
この時代、教師として誠実に生きていくために 三上 達也
■現場からの報告
心のゆれを書きながら、自分を見つめる子どもたち 浦木 秀雄
■記念講演
子どもたちへの応援歌 後藤 竜二
■大会ルポ
すべての子どもに生活にねざした表現と生きる力を 小美濃 威
●講座一覧
●分科会 世話人 発表者 レポート題名一覧
《談話室》 「大会『感想発表』から」
大会に参加して 江島ゆかり 太田久美子 横山 純子
―――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室実践講座》》
【文集づくり12か月】
12月8日には平和を話したいーこんな学級便りもありますー
大原 雅樹
【今月の授業】
書きなれていない五年生の日記・作文指導 田中 京子
【日記・学級づくり】
笑いながら教師やってもいいでしょ?―『良心』― 渡辺 衣恵
【困難を抱えた子どもとともに】
四十人の六年生と〔その1〕 得丸 浩一
■ワークショップ「授業の小部屋」
「友達を詩に書こう」 赤星 恭介
―――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち
雪を待つ気持ち 村山 士郎
■作文っておもしろい
自分の心を、まっすぐに書いてみよう(2) 野中多津子
■私の「学習ノート」
生活綴方のリアリズム④
リアリズムと自由 石澤 雅雄
■若手先生奮闘記〔パート6・第3回〕
日記、これから続けてみよう・3 ~日記指導との出会い~ 渡部 京子
―――――――――――――――――――――――――――――――――
12月のことば 理科の実験で「生命」を学ぶ 藤 朋子
子どもの詩 《選》米田かおる
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集●教科書「書くこと」教材・私の工夫
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おはなし いっぱい いちねんせい 佐藤 寛幸
その子らしさが表れる作文や詩を 宮田 稔
書くこと教材、こんな工夫を! 貝田 久
「言葉の研究レポート」を詩で書こう 伊藤久美子
家族のよさや大切さを感じよう
―表現を工夫して詩を書こうー 小澤みつ江
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【作文教室実践講座】
【日記・学級づくり】
笑いながら教師やってもいいでしょ?
―育つ・自己が浸透していくこと― 渡辺 衣恵
【今月の授業】
よく思い出して書きましょう。よく思い出すとは? 横山 純子
【文集づくり12か月】
時には説教だってしますーこんな学級便りもありますー 大原 雅樹
【困難を抱えた子どもとともに】
O君と学級の仲間達―小学二年生―〔その3〕 北村 彩香
■ワークショップ「授業の小部屋」
「音さがしをしよう」 赤星 恭介
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■詩の中の子どもたち
お母さんが働く。そのとき、わたしは・・・・・ 西條 昭男
■作文っておもしろい
今も子どもは、子ども時代を生きる 土佐いく子
■今月の視点
労働安全衛生法で学校が変わる 大里総一郎
■私の「学習ノート」
生活綴方のリアリズム③
推敲指導でリアルな作品になるか 石澤 雅雄
■若手先生奮闘記〔パート6・第2回〕
日記、これから続けてみよう・2~日記指導との出会い~渡部 京子
―――――――――――――――――――――――――――――――――
11月のことば 子どもの誇り 米田かおる
子どもの詩 《選》米田かおる
教師の本棚 小美濃 威
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 中村 博 佐藤美知子
●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集●教師としての失敗や困難を乗り越えて
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【座談会】子どもたちの痛みや悲しみを受け止める
【出席者】野中多津子 霜田 弘美 近藤 孝
司会・古宇田栄子
【実践の記録】
子どもたちの悪いところばかりがうかんできた日 田中 定幸
うまく行かないことも、楽しいことも二十年 楳本みつ子
子どもの文章と、子どものことを、とことん語る人々との出会い
藤田 誠也
教師としての失敗や困難を乗り越えるには・・・・・ 九野里信夫
――――――――――――――――――――――――――――――
【作文教室実践講座】
【今月の授業】<第7回>
ある日ある時の出来事で、心に強く残ったことを、
よく思い出し、くわしく書こう 川添 陽一
【日記・学級づくり】<第7回>
笑いながら教師やってもいいでしょ?―笑いの裏にあるもの(四)
渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】<第7回>
あったかい話がみんなをつなげていくんだ 大原 雅樹
【困難を抱えた子どもとともに】<第6回>
O君と学級の仲間達―小学二年生―〔その2〕 北村 彩香
■ワークショップ「授業の小部屋」<第7回>
「ありのままに書く」 赤星 恭介
――――――――――――――――――――――――――――――
■作文っておもしろい <第7回>
自分の命、家族と絆を考える 三上 達也
■詩の中の子どもたち<第19回>
子どもたちが内面の世界を書くということ 中俣 勝義
■今月の視点<第110回>
感情労働化する教師の仕事 村山 士郎
■私の「学習ノート」 <パートⅡ・第2回>
生活綴方のリアリズム②リアルに書き綴るということは
石澤 雅雄
■若手先生奮闘記<第19回>〔パート6・その1〕
日記、これから続けてみよう~日記指導との出会い~ 渡部 京子
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10月のことば 山口 肇
子どもの詩 《選》米田かおる
日本作文の会事務局だより
編集室
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●トビラ写真撮影 中村 博 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
特集●表現指導―感動場面を描写する
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心に残ったできごとを、よく思い出して、読み手に伝わるように書こう
ー友だち・先輩・家族・先生・地域の人との関わりのなかでー 藤田美智子
子どもたちが書く対象に迫るとき、表現の仕方が違ってくる 永澤 一浩
「心動かした場面を書く」とは 松本 直紀
子どもの発達と作文教育 吉田 綾子
「場面を切り取る」その意味と方法 小宮山 繁
●原稿を読んで・・・・・中村 博
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【作文教室実践講座】
【今月の授業】<第6回>
なかまとともに 本田 榮子
【文集づくり12か月】<第6回>
保護者も書き合うー掲示板で子育てネットワークをー 横田 裕二
【日記・学級づくり】<第6回>
笑いながら教師やってもいいでしょ?―もうひとつのよびかけ― 渡辺 衣恵
【困難を抱えた子どもとともに】<第5回>
O君と学級の仲間達―小学校二年生― 北村 彩香
■ワークショップ「授業の小部屋」<第6回>
俳句を楽しむ・自分らしさの授業を楽しむ 岩辺 泰吏
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■詩の中の子どもたち<第18回> 村山 士郎
■作文っておもしろい <第6回>
自分の心を、まっすぐに書いてみよう 野中多津子
■私の「学習ノート」 <第6回>
生活綴方のリアリズム① 石澤 雅雄
■若手先生奮闘記<第18回><パート5・第3回>
一枚文集が毎日のエネルギー 森田 由美
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【実践の記録】《投稿》
七年目の「授業」―かつての教え子と退職教員がこんなことをしたー
大山 勝代
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9月のことば 雲からも風からも 村中 昌恵
子どもの詩 《選》米田かおる
日本作文の会事務局だより 編集室 中村 博 佐藤美知子
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●トビラ写真撮影 佐藤美知子 中村 博 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集●どうする校内研究
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それぞれの小さな物語を重ね合おうーそれが読み合うことー 小美濃 威
緩やかな校内研究 佐藤 賢一
子どもも教師も成長させる校内研修を 菊地 邦夫
沖縄の小中学校における校内研究の現状と作文教育 梶村 光郎
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【作文教室実践講座】
【文集づくり12か月】<第5回>
一枚文集あれこれ―文詩集表彰に寄せられた文集から― 横田 裕二
【日記・学級づくり】<第5回>
笑いながら教師やってもいいでしょ?
―笑いの裏にあるもの(三)― 渡辺 衣恵
【今月の授業】<第5回>
人とのかかわりをていねいに作文に書こう 佐藤 恵子
■ワークショップ「授業の小部屋」<第5回>
わたしはだれでしょう? 岩辺 泰吏
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■詩の中の子どもたち<第17回>すきな人 西條 昭男
■作文っておもしろい <第5回>
作文を読んで教室を話でいっぱいに 土佐いく子
■今月の視点<第109回>
「全国学力テスト」その問題と批判 三上 達也
■私の「学習ノート」 <第5回>
子どものことばの発達と書きことばによる表現 伊藤 和実
■若手先生奮闘記<第17回><パート5・第2回> 森田 由美
子どもの成長をたくさんの目で見守りたい
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第56回全日本「文・詩集」表彰 日本作文の会
●新人賞受賞者の声 斉藤真起子
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8月のことば いのちのバトンタッチ 程塚 英雄
子どもの詩 《選》米田かおる
大会ニュース(高知)№4
談話室 中俣勝義 渡辺 勉 宮本恵介 山野みさこ 佐桒信也 赤星恭介
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 佐藤美知子 小美濃 威 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」07.7月号 №729
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特集●子どもと生きる
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真のカウンセリングマインドとは
―臨床の哲学とでもいうような幾つかの視点― 横湯 園子
■実践の記録
子どもの願いをくみとって、安心の場を 小西ヒサ子
私はあなたのそばにいる
―混沌とした中,学級担任ができることー 和田 禎二
様々な言動の奥にある、子どもの心と親の心
―母親とのノート交換を通してー 椋尾 紀代
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【作文教室実践講座】
【今月の授業】<第4回>
おはなしいっぱいの教室を 小濱 みほ
【日記・学級づくり】<第4回>
笑いながら教師やってもいいでしょ?
―笑いの裏にあるもの(二)― 渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】<第4回>
誌面作りの工夫 レイアウト・イラスト 横田 裕二
【困難を抱えた子どもとともに】<第4回>
山の小さな学校で 阿部 敏恵
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■詩の中の子どもたち<第16回>
心と体の開放を 中俣 勝義
■作文っておもしろい <第4回>
子どもが考え、行動したことを一緒に辿る 三上 達也
■私の「学習ノート」 <第4回>
子どものことばの発達と書きことばによる表現 伊藤 和実
■若手先生奮闘記<第16回><パート5・第1回>
「できるときにできるだけ」の一枚文集 森田 由美
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7月のことば 社会人になった彼 小柳 倫子
子どもの詩 《選》米田かおる
教師の本棚
大会ニュース(高知)№3
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 佐藤美知子 小美濃 威 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」07.6月号 №727
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特集●今、生活綴方で家庭・家族を見つめる意味
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■実践の記録
子どもの生活現実や心に寄りそって、人間的な温かさにあふれさせたい
白木 次男
子どもの作品に見る家族関係 三浦 淳真
家庭と学校をつなぐ生活綴方 中村 佐代
”満たされない”何かを・・・・・ 小松 伸二
―――――――――――――――――――――――――――――――――
【作文教室実践講座】
【今月の授業】<第3回>
おはなしいっぱいの教室を 山内さとみ
【日記・学級づくり】<第3回>
笑いながら教師やってもいいでしょ? 渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】<第3回>
文集でつながる子どもたちー一枚文集 こう生かす① 横田 裕二
【困難を抱えた子どもとともに】<第3回>
山の小さな学校で 阿部 敏恵
■ワークショップ「授業の小部屋」<第3回>
まねっこ詩 岩辺 泰吏
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■詩の中の子どもたち<第15回>
ちょっぴり不安なドキドキ感 村山 士郎
■作文っておもしろい <第3回>
ともだちっていいね 野中多津子
■私の「学習ノート」 <第3回>
子どものことばの発達と、書きことばによる表現 伊藤 和実
■今月の視点<第108回>
安倍内閣と教育三法の「改正」 廣田 健
■若手先生奮闘記<第15回><パート4・第3回>
学校と家庭のつながりを考える
―「圭介、お母さんの手伝い」がんばってるね。」― 川島 一樹
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6月のことば 雨のおさんぽ 沖津 光恵
子どもの詩 《選》米田かおる
教師の本棚 佐々木祐一 永山 絹枝
大会ニュース(高知)№2
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 佐藤美知子 三上 達也
●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」07.5月号 №726
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特集●教師に喜び・夢を
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今、教師に期待するもの
―息子の自殺をとおして訴える
〔インタビュー〕 森 美加さん
〔聞き手〕 小野田祐麻 桑原 恵奈 大芝健太郎
〔司 会〕 村山 士郎
■実践の記録
教師としての喜び
―日記・子どもの本音が生きるとき― 太田 一徹
教師の一分―「幸せだ」と思える瞬間 宮田 稔
子どもたちと一緒に同時代を生きる喜び
―子どもたちの表現は時代をうつすー 米田かおる
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【作文教室実践講座】
【今月の授業】<第2回>
詩を楽しもう 高橋美智子
【日記・学級づくり】<第2回>
笑いながら教師やってもいいでしょ? ―笑いの裏にあるもの―
渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】<第2回>
一枚文集 はじめの一歩 横田 裕二
【困難を抱えた子どもとともに】<第2回>
山の小さな学校で 阿部 敏恵
■ワークショップ「授業の小部屋」<第2回>
あるあるづくしの詩 岩辺 泰吏
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■詩の中の子どもたち<第14回>
父を想う、母を想う 西條 昭男
■作文っておもしろい <第2回>
「先生、読んで、読んで。」 土佐いく子
■私の「学習ノート」 <第2回>
子どものことばの発達と、書きことばによる表現 伊藤 和実
■今月の視点<第107回>
「学力日本一」目標の陰で、改ざんされた学力テスト答案―広島・三次市
中東 久直
■若手先生奮闘記<第14回><パート4・第2回>
学校と家庭のつながりを考える
―「圭介、やさしいお兄ちゃんだね。」― 川島 一樹
【投稿】『「作文と教育」1月号の投稿論文を読んで』 田倉 圭市
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5月のことば いっぱい いちねんせい 古川 泰
子どもの詩 《選》米田かおる
大会ニュース(高知)№1
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 古川 泰 佐藤美知子 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集●学級づくり・ここから
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《作文教室・実践講座》
【今月の授業】<第1回>
どの子も詩が好きになる教室を 木原恵美子
【日記・学級づくり】<第1回>
笑いながら教師やってもいいでしょ? ―お笑いノートを片手に持って― 渡辺 衣恵
【文集づくり12か月】<第1回>
一枚文集のススメ 横田 裕二
【困難を抱えた子どもとともに】<第1回>
山の小さな学校で 阿部 敏恵
■ワークショップ「授業の小部屋」<第1回>
「わたしのことば」辞典づくり 岩辺 泰吏
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■教室、はじめの一歩
日記で繋がる、日記で広がるー大切な日だからこそ日記― 佐藤 賢一
詩のある教室を
―詩に親しみ、詩を書き、詩を読み合うことでー 横山 純子
学級通信を作る喜びと難しさ
―通信を読み合って、学び合おうー 青柳 勇治
■実践の記録
高校生は死と生をどうとらえているか
―中学生の新聞投書に答えてー 鈴木 優子・ 程塚 英雄
■作文教育との出会い=私の一冊
泉 宜宏 大森 芳樹 古宇田栄子
白木 次男 高田 夏子 野中多津子 吉野 徹
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■詩の中の子どもたち<第13回>
文字に意味を見出すということ 中俣 勝義
作文っておもしろい
子どもの世界を楽しむことから 三上 達也
私の「学習ノート」
子どものことばの発達と、書きことばによる表現 伊藤 和実
■今月の視点<第106回>
「第三期教育課程部会の審議の状況について」を読む 浅尾 紘也
■若手先生奮闘記<第13回><パート4・第1回>
タイトル? 川島 一樹
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4月のことば いのち芽吹く春に 吉橋 俊朗
子どもの詩 《選》米田かおる
教師の本棚 永岡 治
日本作文の会からみなさんへー「若い教師のための公開講座」開催のお知らせ
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 松下義一 佐藤美知子 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
全国の子どものみなさん、先生方、父母のみなさん、二〇〇七年版『日本子ども文詩集』を
お届けします。
この本に載っている作品は、二〇〇五年四月から二〇〇六年三月までに、全国の小学生、中
学生、高校生によって書かれたものです。応募してくださった作品のほかに、日本作文の会に
送られてきた、学級文集、学校文集、地域文集からも選ばさせていただきました。これらの作
品は、子どもの生活や気持ち考え方などがよくわかる作品、授業や実際に書こうとする際に参
考となる作品、ぜひ読んでほしいと考えた作品、この年だからこそ生まれた作品などです。
特集のテーマは、「ホッと安心・ほんのり幸せ」としました。
悲惨な事件・事故が次から次へと起り、子どもたちにとって安心し心穏やかに過ごせる時代
ではなくなってしまいました。しかし、このような時であっても日本の子どもたちは、友だち
や家族との温かいふれあいを通して絆を深め、安心や喜びや幸せを感じ分かち合いながら生活
しています。その姿に私たち大人が励まされ希望を見ることができます。
また、学年をおって編集されている、多くの日記や作文・詩からも、今日的な子どもの生活
と思いを読み取ることができます。全国の多くの学校や家庭で、ぜひ読んでいただきたいと思
います。
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特集●「いじめ・自殺事件」に向き合う
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
子どもたちの心の叫び
ー日記・詩・作文からー
■実践の記録
子どもたちと考えた「いじめ」 伊藤 和実
学生たちといじめ問題に向き合って 中俣 勝義
■緊急報告
福岡県筑前町三輪中学校いじめ自殺事件 たかせ菜穂子
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《作文教室・実践講座》
【今月の授業】<第12回>
今年一年間の自分や友達を思い出して、その歩みを確かめて書こう 大原 雅樹
【表現のある教室12か月】<第12回>
生涯、一教師であり続ける意味を問いながら
―それでも人生にイエスと言おうー 松下 義一
【学力とことば】<第12回>
生きる力に結びつく、ことばの力とは 横田 裕二
【困難を抱えた子どもとともに】<第12回>
アスペルガー症候群のM君から学んだこと(三) 伊藤久美子
――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち<第12回>
離島に生きる子どもたちに思いをよせて 〔詩へのことば〕中俣 勝義
■今月の視点<第105回>
福岡・中2男子自殺に関する調査委員会報告書 村山 士郎
■この作品をどう読むか<第44回>
高学年の女の子とのかかわり合いを読んでいく
ー子どもの変わりたいという思いを見逃さないー
千葉作文の会
■若手先生奮闘記<第12回><パート3・第4回>
私の原点とは・・・・・・ 濱田 俊輔
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
3月のことば 班のみんなが優しいから 時崎 幹男
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
教師の本棚 馬渕 由紀
日本作文の会事務局だより 編集室
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二〇〇六年度「「作文と教育」掲載記事一覧
●トビラ写真撮影 松下義一 近藤 孝 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」07.2月号 №723
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特集●希望―若い教師とともに
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子どもという「スペシャル」
――「23時君」へ 氏岡 真弓
【実践の記録】 ●若い教師の実践とコメント
合言葉は「うめぼしハッピー」! 佐藤 寛幸
■佐藤 寛幸さんの実践記録を読んで 楳本 恵
「おしゃべりノート」を続けた一年 佐藤 絵里
■佐藤 絵里さんの実践記録を読んで 山沖 幸喜
●若い教師の声
やっぱり君たちと過ごしたい 青山 礼子
「戦争の事実」「どう生きるか」「児童詩教育」を考えて 塩浦 彩子
「作文このよきもの」を新しい仲間とともに 安藤 順子
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《作文教室・実践講座》
【今月の授業】
三学期の始まり「詩を味わおう」 大原 雅樹
【学力とことば】
生活の中から、意味ある事実を選び出すこと 三上 達也
【困難を抱えた子どもとともに】
アスペルガー症候群と知らずに 今でも胸が痛むM君のこと() 伊藤久美子
【表現のある教室12か月】
等身大の今をまとめて明日へ
―この作品を書き残した事実を確かめつつー 松下 義一
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■詩の中の子どもたち 〔詩へのことば〕村山 士郎
■今月の視点
私の街の小さな〝闘い〟~私たちは基本法の改悪は認めません!~ 齋藤 達雄
■この作品をどう読むか
「いっしょにすること」の大切さ・人間作りのキーワード
―一年生・入門期の指導を通して― 千葉作文の会
■若手先生奮闘記
子どもってやっぱりすごい―子どもたちから学んだこと 濱田 俊輔
■風景 お祭り村 後藤 竜二 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2月のことば 街の子どもたちと詩を読み書き合う 片桐 弘子
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
教師の本棚 松下 義一
談話室 角家 初恵 鎌田ますみ
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 片桐弘子 松下義一 トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
作文と教育 2007/1月号 - 2006/12/10発売号
価格 : ¥1,200
在庫あり
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――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●伝えよう、憲法・教育基本法
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【インタビュー】
伝えよう、憲法・教育基本法 大田 堯
■聞き手 川島 一樹 橋屋麻知子 柏倉 唯
■司会 米田かおる(編集部)
【実践の記録】
地域の戦争を調べるー戦争の実感は、憲法の平和主義の納得へー 小笠原秀春
住民投票を子どもたちはどう受け止めたか 瀧 史子
子どもたちが、平和を価値として選びとっていくために 中村 博 【実践研究】
憲法を学んで 鈴木 美子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】
二学期の学習で心に残っていることを、一つ選んで書いてみよう 大原 雅樹
【学力とことば】
いつか変わるだろう 交われればいい 近藤 孝
【困難を抱えた子どもとともに】
アスペルガー症候群と知らずに 今でも胸が痛むM君のこと(一) 伊藤久美子
【表現のある教室12か月】
一枚文集「ひこばえ」8000枚を生きて
―プライバシーと子どもの人権に配慮しながらー 松下 義一
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち
表現する自由 表現の自由 〔詩へのことば〕西條 昭男
■今月の視点
いじめ事件の隠蔽的体質と文科省調査の問題 村山 士郎
■この作品をどう読むか
日記を読み、子どもの成長を見つめていく 青森県作文の会
■若手先生奮闘記
ひとり立ちの時―先輩教師と子どもたちに支えられて 濱田 俊輔
■風景 ギター 後藤 竜二 【投稿】『作文と教育』9月号を読んで
特集『「国語力」と文章表現の指導』に関して 白木 次男 得丸 浩一 土佐いく子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1月のことば 秋ってなあに 金子 千草
子どもの詩 《選》阿部 俊樹 教師の本棚 佐藤 賢一
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 松下義一 トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」06・12月号 №721
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特集 学力の土台に豊かなことば・表現力を
―第55回作文教育研究大会(`06年・福島)―
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豊かなことば・表現が育てるもの、 結びつけること 三上 達也
思春期の、今を書く、今を読む 佐藤 修二
聞こえますか こころの声が 大石 邦子
子どもとその表現を大切にするとはどういうことか
―教育の本質を問い続けた三日間― 小美濃 威
● 講座一覧 ● 分科会 世話人 発表者 レポート題名一覧
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《作文教室・実践講座》
【今月の授業】
家の人と日常の生活の中で、いっしょにしたことを書く 岡部 正
【表現のある教室12か月】
すべての子どもに生活に根ざした表現と生きる力を
私見・「綴方」と「作文」混在の行方ー 松下 義一
【学力とことば】
詩を読み合う中から広がる「ことば」の世界 城戸 恵子
【困難を抱えた子どもとともに】
教室から平和を学ぶ(五)
ー暴力に対抗する文化を学び合うことをめざしてー 茂木 圭子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち 〔詩へのことば〕中俣 勝義
■今月の視点
安倍新政権の教育政策
―多様性を否定する「美しい国」の競争と不信の教育改革― 廣田 健
■この作品をどう読むか
心に残るやや長い間にわたることを一所懸命に書いた作品を読む 青森県作文の会
■若手先生奮闘記
子どもから感動を、先輩教師から教師としてのあるべき姿を 濱田 俊輔
■風景 銃 後藤 竜二
■ワークショップ「授業の小部屋」
星野富弘さんの詩に親しむ 横田 裕二
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
12月のことば 高木 正義
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
わたしの文集・通信
読みのねらいを定め、みんなで楽しく読み合いたい 福田 重夫
教師の本棚 野澤 朋子
談話室 川名有香 沖津光恵 日本作文の会事務局だより
編集室
『教育基本法「改正」に反対する声明』 日本作文の会常任委員会
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●トビラ写真撮影 松下義一トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
―――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●今、子どもたちに「表現の自由」を
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学校と子どもたちに表現の自由を 佐貫 浩
しなないで せんせい ―子どもが本当に書きたいことをー 石澤 雅雄
今こそ、学校と子どもたちに「表現の自由」を 緒方 敬司
子どもたちの生活とつながる「平和学習」を目指して
―六年・総合学習「戦争と平和について考え、
未来に生きる力を」の取り組みを通してー
本川 良
「教師」という名の親元で育つー表現と自身をふり返ってー 髙橋 恵子
――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】
詩を読み、詩を書く 詩の授業 山口 肇
【表現のある教室12か月】
文学作品で読みのたのしさを
―惚れ込んだ”投げ込み・自主教材”からー 松下 義一
【学力とことば】
ことばが変わっていくために 塩尻 友則
【困難を抱えた子どもとともに】
教室から平和を学ぶ(四)
ー暴力に対抗する文化を学び合うことをめざしてー 茂木 圭子
―――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち 詩へのことば〕西條 昭男
■今月の視点
「藤沢市第9回学習意識調査」から見えてくるもの 松本 康孝
■この作品をどう読むか
日記を読み、子どもの成長を見つめていく 青森県作文の会
■若手先生奮闘記
初めての一枚文集 永登あかね
■風景 月夜に鯉 後藤 竜二
―――――――――――――――――――――――――――――――――
11月のことば 忘れられないかずみくんのこと 森川由美子
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
教師の本棚 藤田美智子 横田 裕二
談話室 本間 繁輝 田中 郁
日本作文の会事務局だより 編集室
―――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 森川由美子 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●生きる力を引き出す学校行事
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学校行事に生きる力を 上田 精一
《実践記録》
今、見直そう行事作文 行事を生かして書かせ、成長を確かめ合う
―書いた作品を読み合うことで学級作りに生かす 濱中 一祝
子どもの輝く場を創る 得丸 浩一
やっぱり、ガイドブックだけでは伝わらない・もったいないー移動教室からー 佐々木優子
音楽と国語で学習し、学芸会で演じた「スーホの白い馬」 天水 早苗
わくわくした演劇体験を綴らせて―三年間の成長を楽しみながら 吉永 節子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】
命のことを学び、考えたことを書く 山口 肇
【表現のある教室12か月】
感動が生まれる行事や体験の創造を
―わくわくすることいっぱいやろうよー 松下 義一
【学力とことば】
説明的文章を書く 山野みさこ
【困難を抱えた子どもとともに】
教室から平和を学ぶ(三)
ー暴力に対抗する文化を学び合うことをめざしてー 茂木 圭子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち 〔詩へのことば〕村山 士郎
■今月の視点
中教審答申「今後の教員養成・免許制度の在り方について」
―教員免許更新制は教員の資質向上につながるかー 土屋 基規
■この作品をどう読むか
思いを汲みつくす読み合いを(3)―私らしくこのままでいたい―鹿児島県作文の会
■若手先生奮闘記
Iちゃんの成長、一枚文集との出会い 永登あかね
■風景 ワルたち(二) 後藤 竜二 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
10月のことば 「窓」から見えるもの 藤本 裕子
子どもの詩 《選》阿部 俊樹 教師の本棚 吉橋 俊朗 談話室 木俣 敏 本間 繁輝 日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 一之瀬昌明 小美濃 威 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」06・9月号
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●「国語力」と文章表現の指導
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
文章表現指導と「国語の力」 田中定幸
自然・社会・人間のさまざまなことに取材して書かせていこう 生稲 陽一
「ある日ある時のできごとで強く心に残ったことを書く」指導
ー表現意欲の喚起から鑑賞までの指導を通してー 川添 陽一
「いつも考えていること」を題材にして書くときの作文の指導 榎本 豊
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】<第6回>
行事を通して育ったことを書く 山口 肇
【表現のある教室12か月】<第6回>
新聞は「生きた教科書」の宝庫
―”おもしろ連鎖”に励まされてー 松下 義一
【学力とことば】<第6回>
「ことば」の力は全教育の基礎基本
―人間らしい「ことば」の表出をー 瀬古 淳子
【困難を抱えた子どもとともに】<第6回>
教室から平和を学ぶ(二)
ー暴力に対抗する文化を学び合うことをめざしてー 茂木 圭子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち<第6回>
父母の労働を見つめ、青年としての自立を 〔詩へのことば〕 中俣勝義
■この作品をどう読むか<第38回>
思いを汲みつくす読み合いを(2)―みんなといっしょに育ちたい― 鹿児島県作文の会
■若手先生奮闘記<第6回>
三年目、大きな出会い 永登あかね
■風景<第6回> ワルたち(一) 後藤 竜二
■ワークショップ「授業の小部屋」<第4回>
俳句を楽しもう 佐々木優子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
二〇〇五年度 全国文集要覧 日本作文の会
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
9月のことば もっと難しい問題出して 和地 節
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
教師の本棚 海老名みさ子 山本 咲月
談話室 塩野和子 黒川 龍 菊地邦夫
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン
游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●子ども・すばらしき夏休み
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●夏休みの子ども―ちょっといい話―
宿題の定番、夏休みの絵日記 大森 芳樹
成長を発見する夏休みの作文 岡部 正
見たい・聞きたい・チャレンジたいの夏休みに! 中川喜久子
戦争と平和探検隊が行く 時崎 幹男
●夏休みに入る前に―通信とコメント―
一人ひとりに「ぴかぴか」があるーお互いの心を大切にするクラスー 山城 仁美
六年生の夏休み、いったいわたしは、どんなわたし? 那須 史樹
そこにある感動の芽を見つける夏休みに!
―話したいこと、書きたいことがいっぱいの体験をつくろう― 岡崎 恒雄
新しい自分と出会いたい夏休み 土佐いく子
●子どもを育てる夏の取り組み―学校から、地域から―
夏休み、ゆったり自由に―でっかくなろう心と体― 辻 まち子
これからの人生の大きな一歩になったー学院祭を準備した夏休みー 宮尾 美徳
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】<第5回>
戦争のことを学び、戦争のことを書く 山口 肇
【表現のある教室12か月】<第5回>
心を伝え絆を深める、手紙このよきもの
ー「いま」と「それから」を紡ぎ合いながらー 松下 義一
【学力とことば】<第5回>
中学年のことばの指導と子どもたちの成長 西山 豊秋
【困難を抱えた子どもとともに】<第5回>
教室から平和を学ぶー暴力に対抗する文化を学び合うことをめざしてー 茂木 圭子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち<第5回> お母さんを想う、お父さんを想う
〔詩へのことば〕 西條 昭男
■この作品をどう読むか<第37回>
思いを汲みつくす読み合いを(1) ―ほんとうは友だちとつながりたい―
鹿児島県作文の会
■若手先生奮闘記<第5回> いろんな子どもがいる、いろんな学校がある 永登あかね
■風景<第5回> 原野の火(三) 後藤 竜二
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
8月のことば キシダン登場! 岸田 明子
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
大会ニュース【第4回】
日本作文の会事務局だより 91 編集室 96
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■第55回全日本「文・詩集」表彰 日本作文の会
・「新人賞」受賞者の声
永澤由美子 野見山明子 磯谷 宏子 山城 仁美
千葉 仁 北村 統子 浦木ひとみ 西山 豊秋
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」2006年7月号 №715
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●遊び・友だち・自然の中で
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《遊びの風景~北から南から~》
■学童保育の現場で
遊びもけんかもたっぷりの生活を 片山 恵子
■子どもの遊びの文化的考察
トレーディングカードゲームのおもしろさと消費 西島 壮
【実践の記録】
遊びを通した人間関係作り 小北 敏明
ワクワク外遊び、見ぃつけた 小川久美江
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【表現のある教室12か月】<第4回>
いま、これが楽しみなんだ
ー子どもとのズレを問い直しながらー 松下 義一
【学力とことば】<第4回>
二年生の二学期半ばまでの作文指導 御藤 善子
【困難を抱えた子どもとともに】<第4回>
発達障がいを抱えた、ゆうたさんと ー綴ることで繋がるー 大森 芳樹
【今月の授業】<第4回>
ひとまとまりの作文を書く
ーある日ある時のことで、心に残ったことをとらえてー 椋尾 紀代
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち<第4回> 〔詩へのことば〕 村山 士郎
■この作品をどう読むか<第36回>
異文化の中で生活した子どもを、どう育て、何を学ぶか
福島国語研究会・作文サークル
■若手先生奮闘記<第4回>
これでいいのだろうか? 私の授業 松本 陽子
■風景<第4回>
原野の火(二) 後藤 竜二
■今月の視点<第99回>
重大な局面を迎えた教育基本法改正 村山 士郎
■ワークショップ「授業の小部屋」<第3回>
共通体験した一場面で書き出しの指導を 伊藤久美子
―――――――――――――――――――――――――――――――――
7月のことば 佐々木優子
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
わたしの文集・通信 谷口 誠二
談話室 前田佳子 渡辺 勉 熊谷清子 磯谷宏子 佐桑信也 赤星恭介
大会ニュース【第3回】
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 三上達也 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
「作文と教育」2006年7月号 №715
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●遊び・友だち・自然の中で
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《遊びの風景~北から南から~》
■学童保育の現場で
遊びもけんかもたっぷりの生活を 片山 恵子
■子どもの遊びの文化的考察
トレーディングカードゲームのおもしろさと消費 西島 壮
【実践の記録】
遊びを通した人間関係作り 小北 敏明
ワクワク外遊び、見ぃつけた 小川久美江
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【表現のある教室12か月】<第4回>
いま、これが楽しみなんだ
ー子どもとのズレを問い直しながらー 松下 義一
【学力とことば】<第4回>
二年生の二学期半ばまでの作文指導 御藤 善子
【困難を抱えた子どもとともに】<第4回>
発達障がいを抱えた、ゆうたさんと ー綴ることで繋がるー 大森 芳樹
【今月の授業】<第4回>
ひとまとまりの作文を書く
ーある日ある時のことで、心に残ったことをとらえてー 椋尾 紀代
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■詩の中の子どもたち<第4回> 〔詩へのことば〕 村山 士郎
■この作品をどう読むか<第36回>
異文化の中で生活した子どもを、どう育て、何を学ぶか
福島国語研究会・作文サークル
■若手先生奮闘記<第4回>
これでいいのだろうか? 私の授業 松本 陽子
■風景<第4回>
原野の火(二) 後藤 竜二
■今月の視点<第99回>
重大な局面を迎えた教育基本法改正 村山 士郎
■ワークショップ「授業の小部屋」<第3回>
共通体験した一場面で書き出しの指導を 伊藤久美子
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7月のことば 佐々木優子
子どもの詩 《選》阿部 俊樹
わたしの文集・通信 谷口 誠二
談話室 前田佳子 渡辺 勉 熊谷清子 磯谷宏子 佐桑信也 赤星恭介
大会ニュース【第3回】
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 松下義一 三上達也 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 子どもと向き合う
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《座談会》「若い教師、大いに語る」
つまずいても子どもと一緒に歩みたい
【実践の記録】
シャイな子どもたちとのつきあい
―とっても、まじめなんです― 平塚 裕司
「非行」と向き合う― 《「非行」と向き合う親たちの会》
子どもと親の自分探し― 春野すみれ 内藤 容子 今野 智恵
非行に走ったわが子を語る 《「非行」と向き合う親たちの会『あめあがり通信』から》
――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】<第2回>
ちょっとした出来事も、見過ごさない目を持とう
―題材をとらえる目を― 椋尾 紀代
【表現のある教室12か月】<第2回>
子どもの事実に教わり、鍛えられながら
―「日記帳」が運ぶ”雑談の風”を教室にー 松下 義一
【困難を抱えた子どもとともに】<第2回>
発達障害を抱えた、ゆうたさんと 大森 芳樹
【学力とことば】<第2回>
ことばを豊かにするために―文学・詩・作文教育― 一塚 正紘
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち<第2回> 〔詩へのことば〕西條 昭男
■今月の視点<第97回>
子どもの側から「格差社会」を見つめる
―就学援助費受給率の増大と「教育改革」― 児玉 洋介
■この作品をどう読むか<第34回>
「揺れ」をこそ大事にして 福島国語研究会・作文サークル
■若手先生奮闘記<第2回>
「ほんまは・・・」。子どもの言葉をききながら 松本 陽子
■風景<第2回> 日 記 後藤 竜二
■ワークショップ「授業の小部屋」<第9回>
写真にとるなら、この場面 佐藤 賢一
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
5月のことば 信じる 工藤 雅司
子どもの詩 《選》 阿部 俊樹
わたしの文集・通信 子どもと教師、親の心を開く一枚文集の発行 関 邦篤
教師の本棚 唐沢 協子
談話室 中俣勝義 茂山忠茂 濱崎 均
大会ニュース【第1回】
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 一之瀬昌明 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 教室・始まりのとき
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【今月の授業】
学校は楽しいところだよ
―どの子も○○○○たがりやの子に― 椋尾 紀代
【表現のある教室12か月】
子どもはみんなジグザグ発達途上人
―「教室・長編物語」始まりのいまー 松下 義一
【学力とことば】
「すぼむ」と「しぼむ」の授業からーことばのちがいに気づくー 今井 成司
【困難を抱えた子どもとともに】
発達障害を抱えた「ゆうたくん」と 大森 芳樹
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■学年別=出会いの日に届けることば
1年=石田 和義 2年=的場 保博 3年=山本 咲月 4年=霜田 弘美
5年=佐桑 信也 6年=波多野健司 中学=藤田 誠也 高校=古宇田栄子
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■作文教育との出会い=私の一冊
近藤 孝 佐々木優子 横田 裕二
佐藤 賢一 佐藤 恵子 田中 定幸 中村 博
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■詩の中の子どもたち 〔詩へのことば〕村山 士郎
■この作品をどう読むか<第33回>
一人ひとりのかかわりを子どもなりにとらえた
―友だちの見える学級から生まれた― 福島国語研究会作文サークル
■若手先生奮闘記<第1回>
やっとつかんだ夢。子どものことも好きだった、はず。だけど・・・・・・ 松本 陽子
■風景<第1回> JACK & BETTY 後藤 竜二
■今月の視点<第94回>
「読解力向上プログラム」は、国語教育をどう変えるのか 浅尾 紘也
■ワークショップ「授業の小部屋」<第9回>
詩の心に共感し、「題」のつけ方を学ぶ 伊藤 和実
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
4月のことば 子育て楽しんでね 野中多津子
子どもの詩 《選》 阿部 俊樹
私の文集・通信 春、子どもたちとの出会いから 永澤 一浩
教師の本棚 船橋 一夫 菊地 邦夫
談話室 小宮山 繁 土佐いく子 伊藤 和実
日本作文の会事務局だより 編集室
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
2005年版日本子ども文詩集
特集■いのち=自然災害・世界に目を向けて=
特集は、「いのち=自然災害・世界に目を向けて=」としました。
この一年、地震、台風、津波と、日本ばかりでなく世界各地で自然災害がおこりま
した。自然の驚異を思い知らされ、多くのいのちを失いました。同時に、災害や悲
しみに負けず生きる人びとの姿に、明日に生きる希望を教えられました。
子どもたちは、このような自然災害を身近に体験し、その中で励まし合い支え合っ
て生きる家族や地域の人びと、映像や活字で報道される世界の人びとから、多くの
ことを学んでいるにちがいありません。そして、自分自身を見つめ、日本と世界に
目を向け、表現し、行動しようとしています。
このような作品を読み合い、全国の学校で、いのちの尊さ、人の強さとやさしさ、 美
しさなどについて、話し合ってほしいと願っています。 <前書きから>
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集●学びのまとめを書く
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
一年のまとめは響き合いの中にあり、
書くこと、表現すること、自分を確かめること、自分たちの歩みに自信を持つこと
佐藤 広也
生活のにおいのするすてきな絵本を作りませんか?
―八つ切り画用紙を二枚重ね半分に折ってつくる八ページ絵本のすすめー
石澤 雅雄
学びや体験を「新聞づくり」でふりかえる 臼井 淑子
「絵とことば」の世界と子どもたち 佐藤マチ子
<実践の記録>
ともに思い出す時間、語り合うひとときを
―卒業アルバム・文集を活かしてー 泉 宜宏
三月、一年間の学習をふりかえる三つのとりくみ 田中 安子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■今月の視点<第93回>
プライバシーと人権―教育分野での個人情報の取り扱いについてー 川上 詩朗
■子どもの世界から<第20回>子どもの世界(4) 有原 誠治
■この作品をどう読むか<第32回>
書きたいことを書きたいだけ書いた作品 山口・岩国作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第8回>
未着『』(ワークシート)の使い方 武藤あゆみ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【児童詩】<第12回>
子どもの詩が面白い~もっと豊かに、もっと自由に~ 大前 忍
【日記・学級づくり】<第12回>
心をこめて子どもたちにエールを 小美濃 威
【作文】<第12回>
認識と表現 ~ふりかえって~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第12回>
詩が書けたあ! 教室にひろがる共感と安心 伊藤 和実
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
3月のことば ジェスチャーで応援(二年生) 薗田 正代
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
教師の本棚 佐藤 恵子
斉木 修
●「作文と教育」2005年度掲載記事一覧
日本作文の会事務局だより 佐々木優子 未着 編集室 泉 米田 松下
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 プライバシーと子どもの人権
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■「プライバシーと人権」についてのアンケート結果
個人情報保護法と教育現場の戸惑い まとめ・特集編集部
<実践の記録>
読み合いながら、おたがいをわかりあい、つながっていけるために 工藤 ふみ
「何らかの処分を要求します。」
―プライバシーと人権、まさにそのことに直面してー 佐藤 修二
■法律家の立場から
教育現場におけるプライバシー・人権
――作文教育との関係を中心に 富永由紀子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■この作品をどう読むか<第31回>
作品から見えてきた子どもの気づかい
――毎日書かせる中で見えてくる―― 山口・岩国作文の会
■子どもの世界から<第20回> 鈴木わか子
■今月の視点<第93回>
義務教育費国庫負担制度見直しと教員給与 三輪 定宜
■ワークショップ「授業の小部屋」<第8回>
『お母さんのひとこと』(ワークシート)の使い方 武藤あゆみ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【児童詩】<第11回>
子どもの詩が面白い~学校行事は詩になるか~ 大前 忍
【日記・学級づくり】<第11回>
「性」を明るくとらえる 小美濃 威
【作文】<第11回>
認識と表現 生き方を見つめて~人間を人間として見る・2~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第11回>
書きたいことをみつけて書く力をつけるために
~意欲づけと題材さがしの指導・一年生~ 徳江きみ枝
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2月のことば 思いやりの心・・・・ 柴田 真樹
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
わたしの文集・通信 北村 統子
教師の本棚 勝地美智奈
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 通信・文集で結ぶ学級づくり
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
・一年間のスタートと見通し
子どもたちの笑顔が見たくてー学級通信は心の架け橋― 田崎 啓子 6
通信・文集で一年のスタート~安心と元気を届けよう~ 阿部 俊樹 12
・レッツ!発行・つくり方
子どもたちを結ぶ一枚文集の作り方 関 邦篤 17
通信をつくる―ワープロソフト一太郎2004を使って― 近藤 孝 22
・実践の記録
文集でつながる学級づくり 猪俣 修 27
通信で起こったトラブル、それを乗り越えて 松枝 緑 33
こんな通信・文集が好き
――子どもの声・親の声―― 特集編集部 40
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■今月の視点<第89回>
「総合的な学習の時間」に総合学習の蘇生を 梅原 利夫 46
■子どもの世界から
子どもの世界 有原 誠治 50
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第3回>友達はきみのすぐそばにいる 小美濃 威 56
【児童詩】<第3回>
子どもの詩が面白い~こころのアンテナ~ 大前 忍 62
【作文】<第3回>
認識と表現~里から学ぶ・3 波紋の広がり~ 浦木 秀雄 68
【作文の授業】<第3回>
書きたいことを一つ選んで、友達によく分かるようにくわしく書く
~一斉記述・推敲指導の記録~ 鈴木 由紀 74
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
6月のことば はにかんだ笑顔 松井 重典 1
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男 4
教師の本棚 佐々木優子 85
わたしの文集・通信 学級通信を通じて保護者とつながる 中村 佐代 86
談話室 西條昭男 江口季好 佐土原盛 石塚哲次郎 88
大会ニュース
日本作文の会事務局だより 95 編集室 96
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 内田光生 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 いま教師を生きる
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
<新春誌上座談会>
希望を拓く作文教育の運動に向かって 三上 達也
小宮山 繁
小美濃 威
担任として子どもと共に在る喜び 時崎 幹男
産休補助講師が行く 吉田 綾子
教師としてこだわってきたことー夢と希望で平和の砦― 永山 絹枝
こだわること、続けること(一枚文集と子ども・保護者・仲間たち) 吉野 徹
学校の中に伝統文化の風を―歌舞伎「勧進帳」に取り組んでー 瀧 史子
【インタビュー・斎藤貴男氏に聞く】
企業の論理が教育を支配するとき
――教師は最後の砦に―― ■聞き手・編集部
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■この作品をどう読むか<第30回>
日記の赤ぺん 札幌作文の会
■子どもの世界から<第20回>
子どものたちに確かなコミュニケーション世界を 築山 崇
■今月の視点<第93回>
教員評価の今日的問題点と方向性 中田 康彦
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【児童詩】<第10回>
子どもの詩が面白い~作品から聴こえる子どもの心の声~ 大前 忍
【日記・学級づくり】<第10回>
~子どもと創る学芸会~ 小美濃 威
【作文】<第10回>
認識と表現 生き方を見つめて~人間を人間として見る・1~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第10回>
いのちの学習~二分の一成人式の取り組み~ 伊藤久美子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
1月のことば 毎日が初めてできたよ記念日 田中 昭子
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
わたしの文集・通信 一戸 信行
教師の本棚 平塚 裕司 野津 茂義
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 子どもたちと共に希望を拓く
―第五十四回作文教育研究大会(05年・群馬)―
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■参加者の皆さんへ
子どもたちの「心の闇」に潜む日常性 村山 士郎
■記念講演
こころの食べ物 星野 冨弘
■現場からの報告
人として生きるー事実からの出発・響き合う子どもたちー 関山 禮子
■大会ルポ
未来へ発信~語り合い、響き合い、人として生きる~ 伊藤 和実
●講座一覧
●分科会 世話人、発表者、レポート題名一覧
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■この作品をどう読むか<第29回>
両親の仕事を見つめて 札幌作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第7回>
「みんなはどんなときに泣く」~まねっこ詩を使って~(ワークシート)の使い方
武藤あゆみ
■子どもの世界から<第19回>
子どもの世界 有原 誠治
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第9回>
心のキャッチボール~コミュニケーションとしての赤ペン~ 小美濃 威
【児童詩】<第9回>
子どもの詩が面白い~発見のよろこび~ 大前 忍
【作文】<第9回>
認識と表現
~積み上げる指導・3 生活の高まりから表現意欲が生まれる~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第9回>
ひとまとまりの作文を書く力をつけるために
~計画的・意図的な指導と鑑賞批評の授業を行うなかで~ 浜中 一祝
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
12月のことば 勇気をもらう 横田 裕二
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
わたしの文集・通信 一枚文集に魅せられて 吉野 徹
談話室 飯田悠平 大寺智子 市沢仁美
日本作文の会事務局だより 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 ココロの自由と読書の世界
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
読書に精神の自由を 広瀬 恒子
子どもの幸せと読書―読書ボランティアからの発言― 千窯八重子
命を輝かせ、命を育む読書 戸村 雅子
私の読書教室 山本 昌男
本との出会いの橋渡しをー君へ、そしてまだ見ぬ子ども等へー 松下 義一
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■今月の視点<92回>
平和教育の課題―平和の力を生み出すコミュニケーションを― 佐貫 浩
■子どもの世界から<第18回>
健康に育って子どもたち 大川 信子
■この作品をどう読むか<第28回>
ユーモアなできごとを詩に書こう 北海道・札幌作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第6回>
『音を楽しむ』(ワークシート)の使い方 武藤あゆみ
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第8回>
今の思いを大切に読みあう=感情を言葉と結び付けて= 小美濃 威
【作文】<第8回>
認識と表現~積み上げる指導・2 かかわりのなかで成長する~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第8回>
作文の授業で友達の見方を広げ深める 木下 鉄也
【児童詩】<第8回>
子どもの詩が面白い
~この子がこれを書いたーそこが児童詩教育のスタート~ 大前 忍
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
11月のことば 初めて泳げた子の笑顔 土田 公子
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
教師の本棚 太郎良 信 畠山 市
わたしの文集・通信 何のために一枚文集を出すのか 吉田 綾子
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集 平和のつくり方
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「平和」特集を19年間続けて 谷山 清
戦後60年、強制連行犠牲者遺骨問題を解決する最後の機会
~「靖国」に象徴される内向きの死者追悼を越えて~ 殿平 善彦
平和のつくりかた 太田 光一
被爆地広島で、子どもたちと平和を紡ぐ 山根 良則
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■今月の視点<91回>
子ども、教職員の安全と学校防犯・安全管理の課題 喜多 明人
■子どもの世界から<第17回>
子ども観が問われる時―「学級崩壊」のいまはー 築山 崇
■この作品をどう読むか<第27回>
作品研究「日記を読む」 新潟県作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第5回>
『ひみつの宿題』で詩を書こう!(ワークシート)の使い方 武藤あゆみ
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《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第7回>
書くことで心を静めたい 小美濃 威
【児童詩】<第7回>
子どもの詩が面白い~ランドセルにはくらしが詰まっている~ 大前 忍
【作文】<第7回>
認識と表現~積み上げる指導・1~ ―感動をもって受けとめるー 浦木 秀雄
【作文の授業】<第7回>
書いて読み合うことで、 成長した自分を確認し、一歩前へ
~運動会の取り組みを通して~ 那須 史樹
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10月のことば Aちゃんが主人公 上四元徳文
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
教師の本棚 小野 美和
わたしの文集・通信 書くことで、つながる 安達 淳子
談話室 飯塚 祥則 高橋新一
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
2005年9月号 №704
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特集 もっと子どもに近づいて
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誰かに聴いてほしい心のうち
――NHKスペシャル「子どもが見えない」からーー 石川 昌孝
「今、ここ」にいるその子を「聴く」
~気持ちを受けとめることで、子どもは自ら育つ
チャイルドラインから見える子どもたち~ 中村 博
《取材協力》NPO法人チャイルドライン支援センター・せたがやチャイルドライン
■作品から見える、子どもの生活と表現
「ぼうにんげん」から語り始める子どもたち 古川 泰
何気ない表現から生活が見えてくる 清塚 郁子
今を生きる子どもたち
―詩の中に見えるたくましさや心の叫びー 畠山 市
遊ばない、遊べない子どもたち 大越 正史
作品から見える現代の子どもーこんな六年生もいますー 山崎 早苗
思春期の女の子の心のなかで 宇野 敏夫
ぎりぎりのところで生活している子どもたち 小松 操子
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■この作品をどう読むか<第26回>
作品研究「二つの詩から」(後編) 新潟作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第4回>
『会話をスケッチしてみよう』(ワークシート)を使って 武藤あゆみ
■子どもの世界から<第16回>
子どもの世界・その2 有原 誠治
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《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第6回>
君はひとりじゃない(高学年女子編・Ⅱ) 小美濃 威
【児童詩】<第6回>
子どもの詩が面白い~旬を味わう子どもに~ 大前 忍
【作文】<第6回>
認識と表現~深める・3 指導方法のとらえ直しを~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第6回>
「生い立ちの記」に取り組もう
~障害児学級の六年生に自己認識を持ってもらうために~ 小山 禎子
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■第54回全日本「文・詩集」要覧 日本作文の会
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9月のことば 子どもたちに元気をもらって! 辻 まち子
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
教師の本棚 米田かおる
わたしの文集・通信 佐桒 信也
談話室 北村統子 黒川 龍
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 内田光生・松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン
游デザインルーム
2005年8月号 №702
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特集 国語科教科書と作文の授業
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教科書の作文教材を、こう変えて指導する 田倉 圭市
《作文教室・実践講座》
【作文の授業】<第5回>
書くことで、ものの見方、考え方、感じ方が豊かに育つ 貝田 久
・実践の記録
生活を自由に綴るー私の詩の授業― 石澤 雅雄
綴り、読み合い、「学び」を紡ぐ
――三年生・総合「いのちの学習」からー― 村末 勇介
授業の中のいきいきとした子どもたち 沢味辰治郎
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■子どもの世界から<第15回>
元気になった子どもたち 荒井 益子
■この作品をどう読むか<第25回>
作品研究「二つの詩から」(前編) 新潟作文の会
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《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第5回>
君はひとりじゃない(高学年女子編) 小美濃 威
【児童詩】<第5回>
子どもの詩が面白い~今一番言いたいことを書く~ 大前 忍
【作文】<第5回>
認識と表現~深める・2 会話の力~ 浦木 秀雄
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■第54回全日本「文・詩集」表彰 日本作文の会
・「新人賞」受賞者の声
中島 由美 的場 保博 中谷登代子 御藤 善子
斎藤美保子 永登あかね・生田 求 江角 久美
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8月のことば 紙一枚分の 那須 史樹
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
談話室 香村克己 太郎良信
大会ニュース№3
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 内田光生・松下義一 ●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集 広がる生活の困難と子どもの心
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・保健室の現場から
地域の変貌のなかで揺れ動く、子どもの心・体・くらし
―保健室から見えてくるものー 野崎 秋子
・実践の記録
子どもたちに、精一杯の愛と励ましを!
―子どもたちが、ランドセルの底にしまい、背負ってくる生活を見つめながらー
宮田 稔
綴り読みあう中で、「学校がきらい」な子に見えてきたもの 中俣 勝義
・論文
国民生活の土台の変化とそこでの困難 小越洋之助
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■子どもの世界から<第14回>
放課後の遊びと生活づくりから考える
――「子どもの世界の独立」のために―― 築山 崇
■今月の視点<第90回>
“最後の授業”としての卒業式とは 宮下 聡
■この作品をどう読むか<第24回>
作品研究「素直な表現を大切に」
―書いた作文を学級で読み合おう― 東京・葛飾作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第3回>
『幸せってなんだろう』(ワークシート)を使ってみよう 武藤あゆみ
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《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第4回>
励ましあって生きる 小美濃 威
【児童詩】<第4回>
子どもの詩が面白い~牛になったゆうじ君~ 大前 忍
【作文】<第4回>
認識と表現~深める・1~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第4回>
伝えたいことをはっきりさせて書こう
「『?!修行』の体験を伝えよう」の授業実践を通して 高橋ちほり
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7月のことば 子どもは、すてき 岩澤 暁子
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
教師の本棚 永岡 治 中村 博
わたしの文集・通信 子どもと保護者と担任を繋ぐ文集「さんりん」川添 陽一
談話室 渡辺 勉 生稲陽一 赤星恭介 松崎靖子 笠井文範
大会ニュース№2
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 内田光生 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン
游デザインルーム
Ⅰ章 子どもたちの学力をどう見るか
国際調査に表れた日本の子どもの学力をどうみるか 久冨 善之 8
生徒の《声》をどう受けとめ、どう実践するか
ー「学力問題」とも関わって、どのような授業が求められているかー今泉 博 19
国語の学力低下をどう見るか 浅尾 紘也 28
Ⅱ章 いま、子どもたちにつけたい学力
■算数(小学校) 算数って便利な「道具」ね 森川みや子 40
■算数(小学校) 比例の学習を中心にして「学び」を考える 板垣 賢二 46
■理科(小学校) ほんものの自然科学を子どもたちに 小佐野正樹 50
■社会(小学校) 人と温かくかかわり合う力を磨く
ー「地域」を大切にする学習をとおしてー 折笠 良平 55
■国語(小学校) ことばを学ぶために 木下ひさし 59
■国語(小学校) 多様な読みを学び合う文学の授業
―「きつねのおきゃくさま」<2年>― 三輪 民子 63
■国語(小学校) 漢字を分けてつながりを見つける力 宇敷 輝男 68
■国語(中学校) じっくり読んで考えることから 松井 哲彦 73
■総合学習(中学校)持続する問いを生みだす学び
ー中学校・総合学習のとりくみから― 本山 明 77
Ⅲ章 書き綴ることと、学力
生活を励ましながら、学習に向かう姿勢を育てる 工藤 ふみ 82
言葉を豊かにすることー日記指導を通してー 高橋美智子 89
発達の困難をかかえた子どもとともに 和田 貞二 98
書き綴ることと学力
―いま向き合っている子どもたちの抱えている困難を共に学びながらー
佐藤 修二 108
作文を書くことで、「つながり」を見つけながら、学ぶ意味を考える 宮尾 美徳 118
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特集 詩でつながる
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新学期、教室で読みたい子どもの詩 特集編集部
〔実践の記録〕
世界にひとつだけの歌
――入門期の子どもたち―― 佐藤 賢一
ほめられれば、認められれば、誰だって好きになる
――詩を通して、子どもたちと親と担任と―― 大山 勝代
キャッチボール 青笹 哲夫
〔論考〕
詩の言葉の持つ力 高橋 幸恵
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■今月の視点<第88回>
センター入試型学力の質を問う 村山 士郎
■この作品をどう読むか<第23回>
三つの作品から見える子どもの生活 東京・葛飾作文の会
■ワークショップ「授業の小部屋」<第2回>
〔ムカツク時、気分のいい時って、どんな時〕シートの使い方 武藤あゆみ
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《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第2回>
愛の輪を「我が子」から広がる 小美濃 威
【児童詩】<第2回>
子どもの詩が面白い
~子どものおしゃべりが詩の宝庫~ 大前 忍
【作文】<第2回>
認識と表現
~里から学ぶ 2~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第2回>
心を響かせて読み合う授業
~子どもが読み合いたい作品を 三上 達也
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5月のことば kちゃんへ 安藤 順子
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
私の文集・通信 自分の今を確かめつつ文集を 楳本みつ子
教師の本棚 瀧 史子 小宮山 繁
日本作文の会事務局だより 編集室
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日本子ども文詩集
特集■大人へのメッセージ
日本作文の会・編集
特集は「大人へのメッセージ」です。凄惨な事件、事故が続発し、自分の安全と命は自分で守らねばならない時代になってしまいました。子どもにとって、最も生きにくい時代とも言えると思います。
そして、自衛隊がイラクに派遣されました。もはや平和な時代とは言えず、戦火は世界に広がっています。このような世の中を、そしてこのような世の中を作った大人たちを子どもたちはどう見ているのでしょうか。子どもたちの声に耳を傾け、子どもたちとともに考えていきたいと思います。<前書きから>
作文教室12か月
教科学習の中で――書くことを大事にして
トビラ 木の実を食する
泉宜宏
1年生:べんきょうしたことを かいてみよう
山本研一
2年生:勉強のことも、たくさん書けるよ!
森教二
3年生:ドキドキはらはら、里美ちゃんの気持ちが伝わるね
三上達也
4年生:学びあったことを作文に書こう――ぎ問・発見・おどろき
横田裕二
5年生:教科の中で学んだことを、日記や感想に書く
瀧史子
6年生:環境I・S・Oに取り組んで
伊藤久美子
中学校:教科学習の中で――身近な地域を調べてみよう
藤田誠也
高校:社会科の授業で感想を書く――感想を書いていると、いつの間にか感情を持って学んでいる自分がいる
谷山全
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特集:平和・命・世界の子ども
イラク特別措置法が国会で強行可決され、日本国憲法の平和主義に反し、自衛隊の海外派兵に道を開く危険な状況がうまれました。また、愛国とエリート教育を説いた教育基本法「改正」が中教審から諮問されました。
以上の状況を踏まえ、私たちは、特集「平和・命・世界の子ども」をおおくりすることにしました。
1)子どもと教師が、平和や命について考え、綴ってきた、3本の実践記録をお読みください。
子どもたちは、イラク戦争の報道を機に、世界の子どもたちのおかれている状況に、高い関心を持つようになっています。教師自身も、自分にできることは何か考え悩みながら、子どもたちと、戦争と平和の学習を行ってきています。また、歴史学習の中で、戦争中の日本の加害責任や加担について、評論ではなく自分だったらと突きつけ、考え合ってきた実践もあります。教師自身の葛藤や思いにもふれながら執筆していただきました。
2)「『子どもたちの日本国憲法』(日本作文の会)を読んで」をお読みください。この本は、子どもたちが書き綴ってきた作文をもとに、平和、憲法について考えあう、今広めていかなくてはならない本です。3人の若い教師に、この本を読んでもらい(実践や子どもたちとの関わりも含めて)感想を書いていただきました。
3)「世界の子ども発・知って、聞いて、現状を!」と題し、世界の子どもの支援を行っているNGO「セーブ・ザ・チルドレン」と協力共同し、子どもたちの生の声を紹介していただき、現状に対するコメントもお願いしました。
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こだわりながら、悩みながら、自分の平和教育を
佐々木優子
子どもたちと考えたイラク戦争――「週刊子どもニュース」(NHK)を教材に
篠田淳
平和とは、命とは、子どもたちとともに考える
藤瀬暁子
■『子どもたちの日本国憲法・1巻「平和な世界を」』を読んで
子どもたち・教師仲間と読み合いたい――私が受け取った、平和と民主主義へのメッセージ
村越含博
平和を願う子どもたちの作品から学んで
南雲威志
大切にしなければならないこと
曽根健介
■世界の子ども発「知って、聞いて、現状を!」
「聞いてよ! わたしたちの声」――ネパールの子どもたちの現状と、NGOの取り組み
堀江由美子
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■今月の視点〈第76回〉
子どもの暴力・犯罪予防と厳罰主義
舟木正文
■ドキュメント・教師の日々〈パート8・第2回〉
高校生とともに(その2)
古宇田栄子
■この作品をどう読むか〈第8回〉
作品研究「お母さん帰るのおそい」
なにわ作文の会
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11月のことば:民話を持って分校訪問
梨本道夫
子どもの詩
横山純子
教師の本棚
米田かおる
談話室
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
行事に取り組んだことを――がんばりのあしあとから
トビラ 読み聞かせの楽しさ
泉宜宏
1年生:うんどうかいで ちからいっぱい おどったよ
山本研一
2年生:自分のがんばりが見える作文を!
森教二
3年生:運動会、がんばった自分、がんばったみんなに、拍手!
三上達也
4年生:運動会に向けて取り組んだことを
横田裕二
5年生:運動会でがんばったことを書こう!
瀧史子
6年生:最後の運動会、取り組みの中で変わった自分の思いを書こう
伊藤久美子
中学校:行事に取り組んだことを――がんばりの足跡から
只木卓爾
高校:行事で頑張った体験――「体育祭実行委員」として
宮尾美徳
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特集:現代の子どもの表現をどう読むか
本誌では、4月から「この作品をどう読むか」を新設した。作品読みは、子どもをどう見るかに結びついており、子どもの抱えている悩みや苦しみ、わかってほしいと訴えていること等、その時の子どもの内面と生活をどう読んでいくかという大切なことである。
今号から、なにわ作文の会の報告がはじまる。5月の「合宿研」では、なにわ作文の会の方から作品の読み方について問題提起があった。そこで、通常号の内容に加え、そのもとになる考えを書いていただいた。
毎号、「この作品をどう読むか」をめぐって、自分はこう読んだ、読者の皆さんの声をもっと聞きたいという声があがっている。そこで今回は、6月号「京都市つづり方の会」の作品研究をめぐり、村山士郎さんと、京都市つづり方の会・石澤雅雄さんとの「手紙交換」を掲載させていただいた。
実践記録として、近藤孝さんに「気になる子の表現をどう読み、どんな返事を書いたのか」を中心にお願いした。私たちは、その子どもが抱いている生活上、発達上の課題をつかみ、はたらきかけを行っている。そのなかに、子どもの表現とその読み取り、はたらきかけがある。子どもの発達課題と結びついて、どう表現を読んだのか。近藤さんの実践から学びたい。
最後に、子どもたちから見た学校、学級について考えてみたい。2003年版『日本子ども文詩集』の特集「学校が変わった!?」には、「土曜日なんてつまらない」「今は午前中も授業がないから、好きな事がたくさんできて嬉しい」など、様々な作品がある。そうした子どもたちの声を読み、コメントをいただいた。
特集が各地で議論され、子どもたちの見方が深まっていくことを願っている。
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■この作品をどう読むか〈第7回〉
作品研究「一りん車」
なにわ作文の会
作文をどう読むか
なにわ作文の会
■気になる子の表現をこう読んだ
真剣にしかり、はげますなかで
近藤孝
●近藤孝さんの実践を読んで
高まりを信じた地道な取り組み
津田八洲男
「一対一」で向き合う中で、しんどい課題に向き合う力を
和田禎二
■6月号『この作品をどう読むか「作品研究・手洗い場で……」』をめぐって
京都への手紙
村山士郎
京都からの返信
京都市つづり方の会・石澤雅雄
■2003年版『日本子ども文詩集』から〈学校が変わった!?〉を読んで
「学校が変わった!?」を読んで
小西ヒサ子
東京の現場から作品を読む
中田義和
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【実践報告】
『署名ってメッチャ楽しい――授業料の問題を通して、社会と向き合い、署名に取り組んだ高校生
谷山全
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■今月の視点〈第75回〉
石原「教育改革」、「義務教育改革」とのたたかいと、わたしたちの課題
田倉孝衛
■ドキュメント・教師の日々〈パート8・第1回〉
高校生とともに
古宇田栄子
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10月のことば:小さな危険
北村統子
子どもの詩
横山純子
わたしの文集・通信
小柳光雄
教師の本棚
相馬啓司
●第25回「日本作文の会賞」発表
●第25回「作文と教育賞」発表
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
夏休みのくらしから――みんなに伝えたいこんなこと
トビラ 匂いあてクイズ
泉宜宏
1年生:きいて きいて ぼくの なつやすみ
山本研一
2年生:夏休み中のことで、心にのこっていること
森教二
3年生:夏休み、がんばって、できるようになったよ!
三上達也
4年生:夏こそ発見・出会いの宝庫
横田裕二
5年生:夏休みに調べたことを発表しよう!
瀧史子
6年生:心に残った夏休みの、ある日ある時の出来事を書こう
伊藤久美子
中学校:近所のお年寄りに戦争の体験を聞こう
藤田美智子
高校:夏休みのくらしから――部活動に明け暮れた夏
程塚英雄
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特集:書きたい! 読みたい! 今こそ児童詩を
「学校から、教室から、児童詩が消える!」
新しい教科書を読んでの正直な実感である。文学教材を読む時間が減り、スピーチなどの「話す」内容に重点が置かれている。「書く」内容も、総合学習用の手紙・招待状・パンフレット・依頼文など、ほとんどが実用文の書き方である。
作文の単元は各学年2つくらいあるが、生活詩を書く単元は、大幅に減っている。詩人の詩は各教科書とも位置づけているが、子どもが「詩」を書く単元は教科書によってかなり違う。全国採択率が一番高い光村(約60%)の教科書では、子どもが「詩」を書く単元は、4年と6年に一つずつだけである。学校や教室から児童詩の心を消してはならない。
子ども達は詩を書くことで、心が動いたできごと、発見、心の奥にある叫びやつぶやき、新しく出会った世界で感じたことを表現する。詩を書きながら、その感動を追体験し、より人間的な「感動」をつくっていく。また、子ども達の詩を読み合う時、子ども達は感動を共有しあい、人間らしい情感が子どもの内部に芽生え、自分や他者を見つめ直すことができるようになる。
本特集では、詩人の詩との出会いに心揺さぶられる子ども達、友達の「おとうさん」の詩に笑いがあふれる教室、「今度は、わたしのを読み合って」と詩を書いてくる子ども達の姿が生き生きと報告されている。子ども達は不安やイライラの中で、「ねえ、聞いて」「わかるよ、その気持ち」という感情の交流を求めている。「書きたい! 読みたい!」という子どもの声が聞こえてくる。
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そして一つの歌を
小森香子
■教科書教材を生かした授業
詩人のものの見方、考え方に出会い、イメージと意味を学びあう――小学4年生の授業から
曽根成子
中学校での詩の授業
松井哲彦
■私の児童詩教育
心が揺れ動いた場面を切り取って――小学2年生の、詩を作る授業
久保田千足
●久保田実践を読む
畠山市
大前忍
「今度、わたしのも読み合って!」
武藤あゆみ
●武藤実践を読む
津田八洲男
生田目静子
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■この作品をどう読むか〈第6回〉
作品研究「心の居場所」「パソコンでお友達」
東京・板橋サークル
■今月の視点〈第74回〉
『子どもたちの日本国憲法』(第1巻)を読んで
谷山清
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●2002年度全国文集要覧
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9月のことば:本音が聞ける一枚文集を、これからも……
波多野健司
子どもの詩
横山純子
わたしの文集・通信
永山絹江
教師の本棚
三嶋眞人
近藤恵子
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
いのち・平和のことを--本や新聞も読みながら
トビラ 野焼き
泉宜宏
1年生:せんせいに おてがみ ちょうだいね せんせいもおてがみ あげるからね
山本研一
2年生:夏休みには、先生におたよりを出そう!
森教二
3年生:へいわ・いのちのたいせつさを、かんがえてみよう
三上達也
4年生:今、世界で起きていることに目をむけて
横田裕二
5年生:平和のために、学び、調べ、表現する
瀧史子
6年生:おばあちゃんの戦争日記
伊藤久美子
中学校:体験したことを書く
大山和子
高校:生きること、生かされていること--イルカのように「知」の海からジャンプしよう
程塚英雄
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特集:先生と子ども・絆を求めて
学校の職員室では、子どもや親のことで悩む教師の嘆きがよく聞かれる。職員室が愚痴を吐き出す場になることもある。それは、会議や過密な労働からしばし解放を求める声でもある。
しかし、教育改革の名のもとに行われている教育制度・政策そのものに目を向けざるを得ない。
本特集は、このような現場で教師はどのように希望を持って現実を切りひらいていったらよいのか、ということに、少しでも役立つ特集をと考えて、実践と、座談会、インタビューにより構成した。
■二井さんは教師になって四年目。生き生きとした実践に励まされる。相川さんは小学校教師としての長い間の実践を元に、大学で教えている立場から書いていただいた。
■前進座公演「銃口」(三浦綾子・原作)で若き教師・北森竜太を演じた高橋祐一郎さんに、インタビューで語ってもらった。治安維持法の時代に過酷な運命に生きる竜太の姿は現代の教師に通じるものがある。子どもが好きで子どもを一人一人伸ばしてやりたい、という教師として生きる本質を、改めて思い起こさせてもらった。同時に演じる中で高橋さん自身が役者として成長していくのがわかり感動した。
■座談会では、ここに書けない深刻でプライベートな話題もたくさんあった。仕事を途中で切り上げて来てくれた三人は、帰るときは表情が幾分晴れやかになっていた。話すこと聞いてもらうことは大事だ。
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■座談会
業績評価をのりこえる--生活ノートは教師のテキスト、文集で子どもの生きざまの蓄積をつくる
(まとめ・編集部)
■インタビュー 高橋祐一郎さん「銃口」(三浦綾子・作)(前進座・東京公演)
時代を読み、教師が教師らしく生きる
編集部
■「実践の記録」
子どもの思いに近づける教師に
二井はるみ
今を生きる子どもたちに寄りそって
米田かおる
楽しく本音で語り合える学校に--今を生きる教師のみなさんへ
相川敏治
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■この作品をどう読むか〈第5回〉
作品研究「だっこしてもらったこと」
東京・板橋サークル
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■第52回全日本「文・詩集」表彰
日本作文の会
●表彰について
日本作文の会「文・詩集」審査委員会
●「新人賞」受賞者の声
久泉松枝・吉田亜紀子・安藤玲子・糸井文彦・笹木朋美・五戸とし子・貝田久・田丸浩二・藤本茂己・日谷郁美
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8月のことば:あせらず、ゆっくりと
木原恵美子
子どもの詩
横山純子
談話室
大塚達男・永山絹枝・太郎良信・宮本恵介・黒木さゆき・原育子
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
自然に目を向けて--遊びやかかわりのなかで
トビラ 耳をすませて
泉宜宏
1年生:にっきを かこう せんせい たのしみに まってるよ
山本研一
2年生:よい目、よい耳、よい心--いつもとちがうことに出あったら、いい作文が書けるよ
森教二
3年生:草や花も友だちだい! 虫や小鳥は仲間だよ!
三上達也
4年生:自然とともに生きる
横田裕二
5年生:地域の現実から目をそらさないで--身近な自然・環境破壊を学びながら
瀧史子
6年生:自然の中で遊んだことを書こう
伊藤久美子
中学校:仕事や遊びの中から見えてくるもの
佐藤修二
高校:農業・自然を通して自分と社会とのつながりを考える--社会で働いている人に「聞き書き」しよう
宮尾美徳
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特集:携帯電話のなかの子どもたち
現代の子どもたちに欠かせない携帯電話。それは、単なる通信機器という機能を越えて、機能の進化とともに現代のサブカルチャーのひとつのキー概念になりつつある。
携帯電話というサブカルチャーは子どもとともに進化しており、この進化を追いかけることが子どもの「今」をとらえるひとつのルートになっているのではないだろうか。
この特集では、初めに子どもたちのメールの実態をそのまま載せ、次に、「携帯電話と私」という題で自由に書いてもらった作文を載せた。
そして、その後に、そらから読み取れる今日の子どもたちの特徴をふたりの方にコメントしてもらった。
次に、教室に入れない子どもとメールでコミュニケーションを図ったという取り組みを吉永節子さんに書いてもらった。
また、中学生たちは携帯電話をどう見ているか、クラスのディベートとその後の取り組みを汐待和子さんに書いてもらった。
最後に、「携帯電話のなかの子どもたち」ということで、子どもたちの人間関係、携帯電話に見られる表現の問題、携帯電話を通した犯罪等の問題について村山士郎さんに書いてもらった。
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■高校生たちの交信記録
■高校生たちの書いた「携帯電話と私たち」
・ケータイ利用にみる男の子と女の子の差違と「しきたり」
上間陽子
・喜びも悲しみも即時共有
・古宇田栄子
■今を生きる子どもたちに寄り添う--苦手なITの力も借りて
吉永節子
■「聞く・話す」教材の工夫
『中学生にケータイを認めるか』--ディベートから意見文、さらにトークへ
■携帯電話のなかの子どもたち
村山士郎
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■ドキュメント・教師の日々〈パート7・第4回〉
しーっ! 詩--児童詩を、ずっと伴侶にして
笠井文範
■この作品をどう読むか〈第4回〉
作品研究「さけばずにはいられない」
京都市つづり方の会
■投稿・私の作文教育
「先生、作文を書かせて」
一塚正紘
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7月のことば:一枚文集で手ごたえを感じながら
杉江その
子どもの詩
田中郁
わたしの文集・通信
子ども同士、教師、親をつなげる力に魅せられて
清水博岳
●大会ニュース(佐賀)No.2
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
詩を書こう--感動の切りとりを
トビラ 小さな手のひらに
泉宜宏
1年生 「せんせい あのね。」って おはなしを じを かきましょう
山本研一
2年生 さあ、詩のようなものを書こう!
森教二
3年生 本当のことを、正直に! 詩に書いてみましょう
三上達也
4年生 詩を楽しもう!
横田裕二
5年生 感動をとらえてことばにする
瀧史子
6年生 伝えたい思いを詩にしよう--自分をしっかり見つめて
伊藤久美子
中学校 授業の中での疑問を大切にして書こう
藤田美智子
高校 スキー教室の感動を詩にしてみよう
古宇田栄子
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特集:「文部科学省、学力調査」と国語の力
最近書店を覗くと、話題の新刊書と並んで百マス掲載のワークシートが店頭に平積みされていたりする。原稿指導要領が告示されて以来高まった「学力低下」批判の声に、一般の人々も不安感を募らせてきた。
そんな中で、昨年はじめに文部科学省が実施した「平成13年度教育課程実施概況調査」(ここでは分かりやすく「学力調査」とした)は注目されていたが、昨年暮れにその詳細が明らかにされた。
文科省の「ゆとり教育」をめぐる論争とは別に、私たちは国語の学力、特に書くことに関する学力がどうなっているのかという視点から、この調査結果に着目したい。
2000年に行われたOECD(経済協力開発機構)による学力実態調査では、日本の子どもたちの「自分の考え、判断を自分のことばで書き表す力」が国際平均を下回るという結果が出ている。今回の調査結果もそれを裏打ちするものとなるのなら、私たちにとって大きな課題であると考えるからだ。
本特集では、まず、国語の学力、特に書く事に関わる学力をどうとらえるべきなのかを再考する必要があると考え、千葉大学の片岡洋子氏に論文をお願いした。更に、教育課程実施状況調査の結果について、分析と課題提起を、白木次男氏(小6)、耶麻国語サークル(中2)にお願いした。忙しい時期に大変な仕事を快く引き受けてくださった方々に深く感謝したい。
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「書くこと」と子どものことばの世界
片岡洋子
「自分の考え、判断を書き表す力」を育てる--国語テスト6年生の分析を通して
白木次男
文部科学省教育課程実施調査、中学二年国語の「問題」と「通過率」から見えてくるもの
耶麻国語サークル
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■ドキュメント・教師の日々〈パート7・第3回〉
しーっ! 詩--児童詩を、ずっと伴侶にして
笠井文範
■この作品をどう読むか〈第3回〉
作品研究「手洗い場で……」
京都市つづり方の会
■今月の視点〈第72回〉
日教組第52次教育研究全国集会、日本語教育分科会に参加して
霜田弘美
■今月の視点〈第73回〉
教育研究全国集会(全教)で何が論議されたか
浅尾紘也
■子どもが語る子どもの世界〈第7回〉
宮崎駿アニメーション人気の秘密(下)
中野真理子
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6月のことば 歌の力
菊地邦夫
子どもの詩
田中郁
●大会ニュース(佐賀)No.1
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
「作文の授業」はここから--順序よく思い出して書く
トビラ
泉宜宏
1年生 みたこと したことを えと ぶんで かこう
山本研一
2年生 書き方がわかったら、ぐんぐん書こう
森教二
3年生 一ばん心にのこったことを、よく思い出して、じゅんじょよく書きましょう
三上達也
4年生 強く心が動いたことを、順序どおりに思い出して書こう
横田裕二
5年生 あったとおりに、したとおりに、順序よく思い出して書こう
瀧史子
6年生 今朝のでき事を、順序よく思い出してくわしく書こう
伊藤久美子
中学校 入学してはじめての体験を書こう
藤田美智子
高校 中学時代の思い出のひとつ
古宇田栄子
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特集:ここから始めよう「作文の授業」
作文の授業はむずかしいといわれている。どうやったらいいかわからないともいわれる。物語文を読む授業では、学習材(教材)となるものが決まっていて、その作品を中心にしてさまざまな活動が考えられる。見通しも立てられる。
しかし、作文の授業は、教科書の作文単元の流れにそって書かせても、書いた作品をどう生かすか、どう読ませていったらよいかが見えてこない。
そして、多くの教科書の作文教材に見られる「場」「目的」「相手」などの言葉がキーワードとなる「書くこと作文」が、子どもの豊かな表現力を育てるとは思えない。
こうした思いもあって、具体的な手だてが見えない「作文の授業」はむずかしいと考えられている。
けれども、1週間に1回でも時間割の中に、作文の時間をとる。そして、まずは、書きたいことを子どもたちに書かせてみる「書く授業」をする。そして、次の作文の時間までに、その中から、クラスの子どもたちに読ませたい作品を一つ選んで「読み合う授業」をする。扱った作品は、この作品から何を学んだのかを記憶させるためにも残しておく。そして、あとで文集として綴じることにする。
どう時間を生み出すかは工夫をして、まずは、自分の生活の中にある題材を書く。「作文の授業」をスタートさせる。そして、この、作文を「書く授業」「読み合う」をくり返す。くり返すうちに、作文の授業の課題も見えてくる。
今回の「特集」は、そのときのヒントにもなるし、課題解決にも役立つはずである。
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作文の授業の基礎・基本
田中定幸
作文の年間計画と授業
浜中一祝
働いたことを書こう--生活を見つめ、自分の思いを書く
外舘裕美
四月、大切にしたい授業(中学年)
吉成孝志
書いてよかったな
川尻美沙
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■子どもが語る子どもの世界〈第7回〉
宮崎駿アニメーション人気の秘密(上)
中野真理子
■ドキュメント・教師の日々〈パート7・第2回〉
しーっ! 詩--児童詩を、ずっと伴侶にして
笠井文範
■この作品をどう読むか〈第2回〉
作品研究「八十メートル走」ほか
京都市つづり方の会
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5月のことば 私をスターにさせてくれた本
岡部正
子どもの詩
田中郁
わたしの文集・通信
角田真紀子
教師の本棚
福井雅英
杉岡美智子
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
日記を始めよう--このよきもの、おもしろきもの
トビラ 出会いの日に……
泉宜宏
1年生 きいてきいて、ぼく・わたしのはなし
山本研一
2年生 新しい学年、さあ書きはじめよう
森教二
3年生 心にのこって、わすれられない!
三上達也
4年生 まずは、日記を楽しもう
横田裕二
5年生 日記は“心のアルバム”帳
瀧史子
6年生 ゆっくり、じっくり、6年生になっていこう
伊藤久美子
中学校 自分を見つめ、生活を見つめる
佐藤修二
高校 初めての俳句
古宇田栄子
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特集:子どもを知ろう--日記、あのね、生活ノート
4月は子どもたちとの出会いにうきうきする。どんな子どもがいるだろうか、どのようにして子どもとつながっていこうか、子どもを知るために何をしていこうかと考える。
子どもに日記を書いてもらい、日記帳に書かれたことを通して、子どもたちとのつきあいを深めていきたいと思う。
しかし、毎日日記帳を読み、赤ペンを入れることを続けていくのは容易なことではない。
子どもにしても、スケジュールいっぱいの生活の中で、一日のことを思い出し、何を書くか決めて書くのである。スラスラ書けることもあるだろうが、書くことが見つからないで苦労したり書きたくないこともある。
それなのになぜ、日記を書いてもらおうとするのか。それは、日記帳から子ども声が聞こえ、子どもの生活が見え、子どもの姿が飛び出してくるからである。子どもの喜びや悲しみ、くやしさやつらさを知ることによって、その子どもを深く理解することができるからである。
日記帳に書かれたものの中から、一枚文集にして学級のみんなと読み合うことがある。子どもたちが、日常の生活から、感じ取ったり、考えたり、発見したりしたことが、共感の輪を広げてくれる。
特集では、5人の方に、日記と子どもとのつながりや、子どもどうしの関わりの中で成長していく姿を書いていただいた。
具体的な悩みに答えるQ&Aも設けたので、ぜひ役立てていただきたい。
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書くのも読むのも楽しいという子
小澤登
いきいきお話日記から、日記へ
安藤玲子
日記を書かせて、見えてみたもの
高野濱子
私の『日記』指導
大隈達子
子どもとつながる、子どもがつながる--私の日記指導をふりかえって
山口肇
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■これから、日記指導を始めようという人のために
日記指導Q&A
菊池邦夫
■ドキュメント・教師の日々〈パート7・第1回〉
しーっ! 詩--児童詩を、ずっと伴侶にして
笠井文範
■この作品をどう読むか〈第1回〉
作品研究「おんぶひも」
京都市つづり方の会
■今月の視点〈第71回〉
豊郷小学校問題とは、地域の文化財を守り、民主主義を守るたたかい
本田清春
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4月のことば なぜ書くのか
荒金美穂
子どもの詩
田中郁
教師の本棚
斉藤きみ代
わたしの文集
佐野京子
日本作文の会事務局だより
編集室
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特集 出会いのよろこび
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《作文教室・実践講座》
【日記・学級づくり】<第1回>
出会うということ 小美濃 威
【児童詩】<第1回>
子どもの詩が面白い
~いのちの輝きを書く~ 大前 忍
【作文】<第1回>
認識と表現
~里(仮名)から学ぶ~ 浦木 秀雄
【作文の授業】<第1回>
私の文集作り・そのスタートにあたって 小澤みつ江
■学年別=わたしの通信・文集
1年・土屋昭憲 2年・山野みさ子 3年・赤星恭介 4年・宮田 稔
5年・森 幸彦 6年・工藤ふみ 高校・程塚英雄
〔実践の記録〕
出会う 大森 芳樹
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■子どもの世界から<第12回>
植民地化される子どもの世界 築山 崇
■今月の視点<第87回>
「大臣プラン」のかたるもの 氏岡 真弓
■この作品をどう読むか<第22回>
気持ちをことばに表現すること
―どんなとき書きたくなる?― 東京・葛飾サークル
■ワークショップ「授業の小部屋」<第1回>
〔こんなわたしぼくです〕シートの使い方 武藤あゆみ
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4月のことば Mくんの「あま~いスープ」 小川 雅子
子どもの詩 〔担当〕時崎 幹男
教師の本棚 太田 一徹
談話室 綿引まさ 中俣勝義 田中京子 内野篤人
日本作文の会事務局だより 編集室
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特集 「書くこと」が好きになる授業づくり
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【低学年・作文】
書きたいことが書ける子に
――作文嫌いにしない作文の授業づくり―― 佐藤 保子
【低学年・詩】
楽しい学校生活が詩を好きにさせる
――のびのび詩の翼―― 河上 眞一
【中学年・作文】
「書くこと」を好きにしてする授業づくり 辻 まち子
【中学年・詩】
詩を好きになってくれたらなあ・・・・ 宮田 稔
【高学年・作文】
好きになる『空気』をつくる
――阪神大震災から十年―― 椋尾 紀代
【中学・詩】
「書くこと」を好きにさせる詩の授業 岡田 寿美
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■子どもの世界から<第11回>
心にとどく言葉で教室をみたしたい 米田かおる
■今月の視点<第86回>
新潟県中越大震災::―その日から始まったこと― 松本 直紀
■往復書簡<第10回> 常光寺範子&岩本 英子
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《実践講座》
【日記・学級づくり】<第12回>
明日に生きる子らと―今こそ生活綴方の出番 土佐いく子
【児童詩】<第12回>
子どもの詩の花がひらくとき
~詩は今を生きる子どもの力になりうるか~ 西條 昭男
【作文】<第12回>
困難な状況の中で生活を書く
~子どもの生活現実や心に共鳴し、深くつながることを~ 白木 次男
【作文の授業】<第12回>
一年間のまとめの授業 日野 正生
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3月のことば 幸せな、ひととき 山口 滋美
子どもの詩 〔担当〕砂田 芳一
教師の本棚 和田 禎二
わたしの文集・通信 文集は教科書、学級通信は日記 岡部 正
談話室 永山絹枝 中島礼子 林田喜子
●2004年度『作文と教育』掲載記事一覧
日本作文の会事務局だより 編集室
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●トビラ写真撮影 内田光生 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集 実践を書く・記録を読む
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■実践記録
やわらかい言葉・たくましい子ども
――二年一組の子どもたちと出会って―― 井熊 由佳 6
■井熊由佳さんの実践記録を読んで
しなやかな心・温かいまなざし 小美濃 威 14
■実践記録
子どもはみんな変わりたい!
――心をほぐし、心をひらき、そして心を育てるためには―― 工藤由紀子 19
■工藤由紀子さんの実践記録を読んで
福家 敏子 28
■実践記録
子どもたちと本音で向き合いたい 松川 陽子 32
■松川 陽子さんの実践記録を読んで
心と心のつながりを大事にする松川先生へ 坂元 文 40
作品を教師はどう読んでいるのか 石井 裕子 42
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【第53回作文教育研究大会・特別講演】
みすゞさんのまなざし、自分をふりかえるまなざし 矢崎 節夫 46
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■子どもの世界から<第10回>
人間カタログ化 野澤 朋子 58
■往復書簡<第9回> 常光寺範子&岩本 英子 62
ー――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《実践講座》
【日記・学級づくり】<第11回>
日記と作文 土佐いく子 68
【児童詩】<第11回>
子どもの詩の花がひらくとき
~教科書の詩は未来へ向かう希望を歌うか~ 西條 昭男 74
【作文】<第11回>
「何を書こうとするのか」をはっきりさせる授業(主題化と構想)
白木 次男 80
【作文の授業】<第11回>
表現の喜びと書く力を育てる作文の授業 一塚 正紘 86
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
2月のことば お好み焼きのヘラじゃないの? 中山佳津子 1
子どもの詩 〔担当〕砂田 芳一 4
教師の本棚 三上 達也 45
談話室 小野美和 佐藤恵子 94
日本作文の会事務局便り 95 編集室 96
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 内田光生 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン 游デザインルーム
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
特集 共感的受容と、ことば・表現の力
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【新春座談会】
心をときほぐし、つながり合うことを願って
白根 有子
きたはらいく
武藤あゆみ
■現代の子どもと生活綴方実践
聴きとられることと語ることー主体的な人間になるためにー 横湯 園子
少年事件と書きことば・表現をめぐる研究課題 村山 士郎
■実践の記録
障害を持つ子どもたちに表現の喜びを 石谷 洋子
高学年女子の人間関係の危うさの中で書く意味を考える 小松 伸二
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■子どもの世界から<第9回>
情報化社会を生きる子どもたち(下) 上間 陽子
■今月の視点<第85回>
教員採用者の急増と「青田刈り」をめぐって 太郎良 信
■この作品をどう読むか<第21回>
作品研究「日記を読んで」 幡多作文の会
■往復書簡<第8回> 清水 朋香&君島 主一
ー――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《実践講座》
【児童詩】<第10回>
子どもの詩の花がひらくとき
~深く豊かに人を想像する力が人間を育てる~ 西條 昭男
【作文の授業】<第10回>
黒川レポートから作文の授業を考える
~『中俣先生との思い出』より~ 中俣 勝義
【作文】<第10回>
作文は伝えたいと強く思うことを書く
~「野口シカの手紙」を読んで~ 白木 次男
【日記・学級づくり】<第10回>
通信・文集が生きて働く教室を 土佐いく子
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
【投稿・11月号の近藤惠子氏への<『対話による共作』への疑問>に答える】
児童詩の表現性について 今宮 信吾
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1月のことば 私の日記帳から 大森 芳樹
子どもの詩 〔担当〕佐藤美知子
教師の本棚 本田 清春
日本作文の会事務局便り 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 内田光生
●文中トビラカット 木俣 敏
●表紙デザイン 游デザインルーム
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特集 今と未来を生きる子のために
―第五十三回作文教育研究大会(、04年・神奈川)―
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■参加者の皆さんへ
今と未来を生きる子のために 田中 定幸
■記念講演
感想よりも観察を 井上ひさし
■現場からの報告
どの子も輝く教室に――書くことで育つ力、つながる心―― 田中 安子
■大会ルポ
子どもたちの今を見つめて、学ぶこと・生きることの原点をふりかえる
横田 裕二
●講座一覧
●分科会 世話人、発表者、レポート題名一覧
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■子どもの世界から<第7回> 情報化社会を生きる子ども(上) 上間 陽子
■この作品をどう読むか
作品研究「二つの詩を読んで」 幡多作文の会
■往復書簡<第7回> 清水 朋香&君島 主一
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《実践講座》
【日記・学級づくり】<第9回>
入門期・話しことばから書きことばへ 土佐いく子
【児童詩】<第9回>
子どもの詩の花がひらくとき~子どもたちは自分を語り始めるか~
西條 昭男
【作文】<第9回>
一枚文集を通して、読み合い、学び合う 白木 次男
【作文の授業】<第9回>
読み合い、話し合う授業 内田 光生
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【投稿】9月号【実践講座「作文の授業」】河井実践に思う 一塚 正紘
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12月のことば 群読「おまつり」 桑原登代美
子どもの詩 〔担当〕佐藤美知子
教師の本棚 浜中 一祝 橋本 博孝
談話室 田村亮子 中川美慣子 石井隆也
日本作文の会事務局便り 編集室
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
●トビラ写真撮影 内田光生 ●文中トビラカット 木俣 敏 ●表紙デザイン
游デザインルーム
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特集 「学び」を問い直す
―総合的な学習の時間と書くことの周辺でー
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《誌上討論会》
どこへ行く「総合的な学習の時間」
■参加者 宮田 稔・品田 勝・佐藤 広也
【実践の記録】
「いのち」の学びを拓き、紡いで
――連鎖の痕跡=『森へ』から『葉っぱのフレディ』まで―― 松下 義一 15
学び 他者 綴り方 斎木 修 26
学びの現在を問い直す
――学びのホリスティックな意味の回復に向けて―― 岩川 直樹 34
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
■今月の視点<第83回>
国語教育の現状はどうなっているか 梶村 光郎 44
■往復書簡<第6回> 楳本 晃章&得丸 浩一 48
■子どもの世界から<第6回>
世界の子どもたちから学ぶ
―同時代を生きる世界の子どもたちのくらしから、自分の生き方を見つめ直す
米田かおる 54
ー――――――――――――――――――――――――――――――――――――
《実践講座》
【日記・学級づくり】<第7回>
土佐いく子 58
【児童詩】<第7回>
子どもの詩の花がひらくとき 西條 昭男 64
【作文】<第7回>
「戦争・平和・命」を考える 白木 次男 70
【詩の授業】<第7回>
見たこと・聞いたこと・感じたことを詩に書いてみよう 小浦喜美子 76
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二〇〇三年度全国文集要覧 日本作文の会 87
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10月のことば 金尾 恭士 1
子どもの詩 〔担当〕佐藤美知子 4
教師の本棚 松井 重典 85
〇第26回「作文と教育」賞発表 日本作文の会 86
談話室 亀村五郎 綿引まさ 高橋朱美 中俣勝義 黒田洋子 吉野 徹
安達淳子 木内舞子 磯部 茂 宮本恵介 92
日本作文の会事務局便り 95 編集室 96
※特集 「学び」を問い直す
-総合的な学習の時間と書くことの周辺で-
三年前、鳴り物入りで完全実施された『総合的な学習の時間』だが、折しも噴出した
『低学力論争』のあおりを受け、前途多難な船出となった。地域によっては、公然と
学力向上対策に振り分けられるところもあると聞く。
顧みれば、戦後の日本の教育はこれまで何度も学力の充実(習熟)か、経験や体験
学習の充実かの間で揺れてきた。しかし大切なことは、そうした枠組みの議論を超えて、
子どもや教師がどのような学びの関係性を築いていけるかなのではないだろうか。
私たちは最近の総合的な学習を巡る事情に目を配らせながらも、その中でどのような
本質的が仕事が可能なのか、また、そのために綴方はどう関わることが出来るのかを
探っていきたい。
特集 今だからこそ父母との協同を!
学校公開が一週間続く。毎時間数名の保護者がメモを片手に参観する。
アンケートに記入するためだ。アンケートの中身は、
①教師の声の大きさはどうか。
②教師の説明は分かりやすいか。
③教師はどの子にも平等に接しているか。
④教師らしい服装をしているか。
⑤教室の掲示物は工夫されているか。
このように20項目にわたって教師は保護者からの厳しいチェックを受けるのである。
これはある公立小学校の話である。
教師と父母との関係を壊す施策が打ち出されている。困難なときだからこそ父母との
信頼関係を深めていかなければならない。子どもたちのために。
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
共同のひろがる条件を考える 佐伯 洋
勇気を出して、まず一歩 杉見 幸子
・健全な心の子どもの成長を願って 安部 志穂
・子どもが初めて出会う小さな社会 佐藤 若子
・今こそPTA 西川 繁子
父母といっしょに――学級通信をとおして―― 宇野 敏夫
学級通信で保護者とつながる 中村 佐代
今こそ父母と手を結んで 森 朋子
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■この作品をどう読むか<第17回>
作品研究「働く父の姿について」 高校作文教育研究会 44
■子どもの世界から
なかなか大人にならない若者が増えていることを、どのように考えるか 上間 陽子
■往復書簡 楳本 晃章&得丸 浩一
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《実践講座》
【日記・学級づくり】<第6回>
父母と手をつないで――父母も表現したい―― 土佐いく子 54
【児童詩】<第6回>
子どもの詩の花がひらくとき 西條 昭男 60
【作文】<第6回>
主題を意識して書く 白木 次男 66
【作文の授業】<第6回>
出来事の順によく思い出して書く 河井 龍雄
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文集要覧
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9月のことば 旅立ちが心をつなぐ 武藤あゆみ
子どもの詩 佐藤美知子 4
教師の本棚 吉橋 俊朗 菊地 邦夫 102
談話室 佐藤リサ 黒石登美子 荒木節雄 濱崎 均 村山士郎
日本作文の会事務局便り 101
編集室 104
特集:読書を通して見る現代の子ども
今、子どもたちの読書の世界はどうなっているのか。
朝の読書の時間、図鑑や国語の教科書しか読まない子どもと、ベストセラーや大人と同じものをどんどん読んでいく子ども。読書の世界で、二極分化が進行しているようだ。そして、読書をしな子が急増する中学生・高校生。絵本やいわゆる児童文学の後に、子どもたちに何を手渡していったらいいのか。
自己を表現することと読書の間には、密接な関係がある。本号では、読書を通じて現代の子どもを捉え、読書と書くことをつないだ具体的な実践から学んでいきたい。
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■私の好きな本・夢中になった本
全国の小・中・高校生
■読み聞かせ・図書ボランティアの現場から
●「苫小牧で広がる読み聞かせ・図書ボランティアの輪」
輝く瞳に出会う喜び--読み聞かせを通じて、子どもに本を手渡す機会を増やしたい
谷口佳子
●「苫小牧で広がる読み聞かせ・図書ボランティアの輪」
子どもの笑顔に会いたくて
江連薫・珍名ひとみ
いま、中学校の図書室は
水越規容子
■実践記録:読書と書くことをつなぐ
子どもたちと本を読み合う中で
高田夏子
読書に思いを重ねて
小寺美和
■ヤングアダルト小説の世界とその魅力
金原瑞人
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■この作品をどう読むか〈第17回〉
作品研究「夏。私が見つけたこと。」
高校作文教育研究会
■今月の視点〈第82回〉
吉田典裕
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実践講座
【日記・学級づくり】〈第5回〉
日記をどう読み、どう赤ペンを入れるのか
土佐いく子
【児童詩】〈第5回〉
子どもの詩の花がひらくとき
西條昭男
【作文】〈第5回〉
その子のことが本当に見えていますか--ありのままに綴ることの意味
白木次男
【作文の授業】〈第5回〉
子どもが作文を書いている時(記述の授業)
佐藤美知子
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■第53回全日本「文・詩集」表彰
日本作文の会
●表彰について
日本作文の会「文・詩集」審査委員会
●「新人賞」受賞者の声
坂井亮一・本川良・佐藤香織・皆川篤・信本恵子・田路行秀・妹尾庸子・田中英也・小林知子・植田高枝・太田栄子・末美佐子・並木一郎・佐藤リサ
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8月のことば:せんせい だいすき
小間喜美代
子どもの詩
佐藤美知子
教師の本棚
深澤綱文
第53回作文教育研究大会(神奈川)・大会ニュースNo.4
日本作文の会事務局だより
編集室
特集:今、教師に求められる学びとは
学校五日制の実施に伴い、教師の研修のあり方まで規制が強化されて
きています。内容を管理することばかりが優先されている官制研修に多
くを期待することができません。
こうした中で民間教育研究団体にはかつてのような勢いはありませんが、
多くの人たちが自主的に学ぶ場として大事に活動が続けられています。子
どもの側にたち、自主的に学ぶことの大切さを確認し合いたいものです。
そしてその結集の場として今夏の大会でまた多くの方たちと語り合えるこ
とを楽しみにしています。
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「教え」と「学び」--少年、教え易く、学び成り難し
岩辺泰吏
子どもの喜びと教師の喜びが重なり合う学びを
太田一徹
私が学んできたこと
関山禮子
人との出会いが学びの場をつくり、子どもからも学ぶ
梅谷尚子
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■この作品をどう読むか〈第16回〉
作品研究「机いっぱいに書かれていた文字」
高校作文教育研究会
■往復書簡〈第4回〉
近藤孝
亀村五郎
■子どもの世界から〈第4回〉
わがままのパワー
野澤朋子
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実践講座
【日記・学級づくり】〈第4回〉
子どものくらしに心よせて“わたしも書きたい”
土佐いく子
【児童詩】〈第4回〉
子どもの詩の花がひらくとき
西條昭男
【作文】〈第4回〉
場面をありのままに綴る
白木次男
【作文の授業】〈第4回〉
友だちのなかで自分らしさを発見したN君
山口肇
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6月のことば:下校指導
今井成司
子どもの詩
佐藤美知子
第53回作文教育研究大会(神奈川)・大会ニュースNo.3
談話室
日本作文の会事務局だより
編集室
特集:平和といのち・ぼくらの意見
自衛隊のイラク派遣、憲法・教育基本法改悪への動き、小・中・養護学校への
異常なまでの性教育への攻撃。平和憲法に反する大きな一歩がふみ出され、戦争
のできる国づくりが、急速に進められている。今こそ、私たちは、平和教育を大切
にしていかなければならない。いのちの大切さを学ぶ性教育に取り組んでいくこと
が求められている。新聞やニュースから、授業の中で子どもたちと「平和といのち」
について話し合っていきたい。
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小・中学生【イラク戦争、自衛隊派遣】わたしたちの意見
まとめ・特集編集部
「人ごとじゃない」と感じる感性--体験を聞く
大原雅樹
縦割り総合での平和学習--『無名朝鮮人慰霊の碑』を調べる
田代雅美
今こそ、地道な平和教育を!--平和ガイドをしながら感じた事
下地史彦
「ハッピーに生きようや!」そのために大切にしたいこと
金森俊明
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■今月の視点〈第81回〉
児童相談所における家族支援の現状と課題について
岩田充宏
■この作品をどう読むか〈第15回〉
作品を読み合うことで学級づくりを(一枚文集の三作品から)
鳥取作文サークル(ねっこの会)
■往復書簡〈第3回〉
近藤孝
亀村五郎
■子どもの世界から〈第3回〉
若者文化のシーンから
上間陽子
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実践講座
【日記・学級づくり】〈第3回〉
ことばが育つ教室に
土佐いく子
【児童詩】〈第3回〉
子どもの詩の花がひらくとき
西條昭男
【作文】〈第3回〉
自分の思いや悩み、喜びを表現する--心を開いて生活の現実を見つめていく
白木次男
【作文の授業】〈第3回〉
題材を「えらぶこと」で決定する作品の価値
榎本豊
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6月のことば:新採用の先生に期待する
折原輝雄
子どもの詩
佐藤美知子
わたしの文集・通信:子どもたちのありのままの姿をそっくり伝えたい
中村弘美
第53回作文教育研究大会(神奈川)・大会ニュースNo.2
日本作文の会事務局だより
編集室
特集:困難を抱えた子どもとともに
今日、子ども達は家庭崩壊、児童虐待、軽度発達障害、キレる、荒れる、性の問題、
心と体の育ちそびれなど、さまざまな困難を抱えている。私たちは、その子ども達と
どう関わっていけばよいのだろうか。求められていることは、子どもとその生活への
共感と深い理解である。困難を抱えた子ども達とともに歩みながら、私たちもまた少し
豊かな人間になれる。
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困難を抱えた子どもとともに
困難を抱えた子どもとともに
富山芙美子
「まさと君、すごいなあ」--ADHD児を支えたねぎぼうずたち-松本敦子
担任を愉しむ--思春期の子どもに寄りそいながら-原田さゆり
ぼくの心に深く刻まれている、新ちゃんとの日々-津村清
●実践記録に対する水野先生のコメントに学ぶ-津村清
クリニックを訪れた軽度発達障害児たちへの理解と支援-
-学校と専門機関のよりよい連携を求めて-水野薫
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■今月の視点〈第80回〉
学校教育・性教育への不当な攻撃をはね返し、いのちとひとみ輝く学校づくりを
-水上志伸
■この作品をどう読むか〈第14回〉
思春期の子たちとどう向き合うか(10月1日の日記より)
鳥取作文サークル(ねっこの会)
■往復書簡〈第2回〉
川島一樹
笠井文範
■子どもの世界から〈第2回〉
自分の今を、十七音のリズムに乗せて
米田かおる
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実践講座
【日記・学級づくり】〈第2回〉
何からどう始める日記指導
土佐いく子
【児童詩】〈第2回〉
子どもの詩の花がひらくとき
西條昭男
【作文】〈第2回〉
何をどう書こうとするのか――生活を見つめ書くことを励ます
白木次男
【作文の授業】〈第2回〉
読みたいから、書くんです。
楳本恵
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5月のことば:心をつなげて
中嶋利啓
子どもの詩
佐藤美知子
第53回作文教育研究大会(神奈川)・大会ニュースNo.1
日本作文の会事務局だより
編集室
特集:新学年、はじめの一歩
四月。入学式、そして始業式。新学期は、子どもたちと
の出会いのとき。心どきどき、気持ちわくわくのなかで、
作文教室の一年が始まる。日記や作文・詩を書かせ、
読み合うことで、子どもの心をひらき、生き方を励まし、
子ども同士をつないでいく。そんな教室に向かって歩み出したい。
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実践講座
【日記・学級づくり】
日記指導をはじめてみませんか
土佐いく子
【児童詩】
子どもの詩の花がひらくとき
西條昭男
【作文】
四月、子ども達と出会う――出会いに大切にしたいこと
白木次男
【作文の授業】
「作文の授業」その考え方・すすめ方
田中定幸
わたしの作文教室=作文指導年間見通し一覧
1年生:教室に豊かなことばの広がりを
山沖幸喜
2年生:書くこと・読み合うことで、ひらき・つなぐ関係を
山沖幸喜
3年生
まず書き慣れることから--日記と通信を結んで
金子節子
4年生
じっくり書いて、長文も挑戦させて
金子節子
5年生
生活を見つめ、書くことで生きる力を
川添陽一
6年生
大きく成長した自分を見つめよう
青柳勇治
《実践記録》
ものごとへの関わりかたを育てる作文教育
日野正生
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■今月の視点〈第79回〉
生きなおす・ことば
大沢敏郎
■往復書簡〈第1回〉
川島一樹
笠井文範
■この作品をどう読むか〈第13回〉
作品研究「あのね帳」の作品より
鳥取作文サークル(ねっこの会)
■子どもの世界から〈第1回〉
生きることを肯定する文学
野澤朋子
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4月のことば:一学期、はじめての作文
近藤一宇
子どもの詩
佐藤美知子
教師の本棚
松下義一
荒金信太郎
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
自分の成長のたしかめを――書いてよかったな
トビラ 暮らしの中に出番を
泉宜宏
1年生:できることふえた こころもつよくなったね
山本研一
2年生:大きくなったよ、心も体も、そして、考える力も
森教二
3年生:一年間、ものごとをしっかりと考え、作文を書き続けてきた
三上達也
4年生:文集を読み返して、一年間をふり返ってみよう
横田裕二
5年生:一年間をふり返って、自分の成長を確かめよう!
瀧史子
6年生:卒業文集の取り組み--自分の成長を確かめよう
伊藤久美子
中学校:日々の小さな驚き・発見の中に、成長の第一歩があることを感じとろう
佐藤淑子
高校:個人的な経験としっかり向き合う
中井浩一
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特集:どうなる、これからの国語教育
新指導要領に基づく新しい教科書が使われるようになって二年が経とうとしている。
この間私たちは、「作文と教育」誌上や「二〇〇三・二〇〇四活動方針」などで
「書くこと」を中心にたびたびその問題点を指摘してきた。
「伝え合う力」音声言語コミュニケーション能力の育成重視で、「書くこと」が手紙文・
実用文の書き方やパンフレットやガイドブックのような情報誌づくりなどに矮小化されて
しまっていること。
子どもたちが自分の生活をじっくりと見つめ、生活をつづることが、ますます難しくなって
きていること。
そんな中で、今こそ何を大切にし、発展させるべきかも提起してきた。
「書くこと」と同時に、「文学的文章の詳細な読解の改善」や総合的な学習との関連教材の
導入などで、文学教材も大きく削られてしまった。
現場からは、これは「国語教育の危機」であるという声もあがっている。
京都ではいち早く「国語教育の危機をどうする」という研究会も開かれてきた。
本特集では、この取り組みを中心としながら、現場のさまざまな声を集め、今国語教育に
とって必要なものは何かを考える契機としていきたい。
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■緊急国語シンポジウム
国語教育の危機をどうする-審良光昭
「読むこと」と「書くこと」の間--中学校国語教科書の検討を通して-小林義明
■国語教育はどこへ行く?
文化審答申が投げかけているもの-朝倉久夫
「ことば」の基礎はだいじょうぶか-砂田芳一
本当の「伝え合う力」をつけるには-近藤孝
■実践記録
生活をコトバをどう結びつけるか-貝田久
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■この作品をどう読むか〈第12回〉
作品研究「詩作品をめぐって」-横須賀作文の会
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■日本作文の会「2003・2004活動方針」〈第2回〉
生活危機の時代に子どもたちに旺盛な生活表現を-日本作文の会常任委員会
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3月のことば:ひみつ-石井隆也
子どもの詩-時崎幹男
教師の本棚-宮田由利子
談話室
●2003年度『作文と教育』掲載記事一覧
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
家族といっしょに――心をつないで
トビラ みんなの手
泉宜宏
1年生:かぞくって いいなあ
山本研一
2年生:いちばん身近な人、それは家族です――かぞくのことなら、書くこといっぱい
森教二
3年生:家族といっしょ。心もいっしょ。
三上達也
4年生:家族をつないでいるものは――
横田裕二
5年生:家族とのつながりを深めた
瀧史子
6年生:家族の大切さ、みんなでいるっていいなあ、と実感した出来事を書こう
伊藤久美子
中学校:家族とのかかわりの中で――自分を見つめよう
高橋尚人
高校:祖父母の叙事詩――祖父母の人生を客観化し、受け継ぐ
石城正志
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特集:文集・通信、こんな楽しみ方
ますます学校現場が厳しくなっていく中で、文集や通信を日常的に発行したり、文集を
使っての作文の授業を行ったりすることが難しくなっているのではないかと思います。け
れども、ここに繰り返すまでもなく、文集や通信を発行して作品を読み合うことは、子ど
もたち一人ひとりの存在をもう一度確かめ合い、子ども同士をつなぎ、保護者とも(保護
者同士も)つながっていく大切な仕事ではないでしょうか。
特集では、今日改めて、文集や通信の意味を見つめ、どう取り組んでいくかについて、
具体的に多様な実践を取り上げました。
日常的に一枚文集や通信を発行する実践では、どのような視点で文集や通信を作成し、
読み合うことを進めているのでしょうか。一枚文集を用いての作文の授業はどう進められ
ているのでしょうか。文集・通信の実物を含めて掲載しました。一年間の実践のまとめに
入るこの時期、これまで発行してきた文集・通信を、ぜひまとめていきたいものです。
また、共通のテーマで書いた作品や、全員の作品を一編ずつ掲載した記念の文集、個人の
作品をまとめた世界に一冊しかない個人文集といった文集づくりの実践も紹介しました。様
々な事情で一枚文集は発行していないけれど、作品を読み合うことを大切にした実践も取り
上げました。
厳しい学校現場。まずはできるところから、子どもたちとあなたのスタイルに合った文集
づくりを、作品を読み合う実践を、今からでも始めてみませんか。
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■子どもの作品を読み合うことを大切に
ほっこりとしたひとときをひとときを……一枚文集で
和田誠
「読み合う」ことは友だちを知り「学び合う」こと
大寺智子
■文集と作文の授業
輝け!! さにいちゃん――一人の感動をみんなの感動に
田中裕子
■文集の役割・通信の役割
わかる・つなぐ
工藤ふみ
■一枚文集は発行できないけれど
「文集、文集って言わないで」――たった一枚の作文用紙を大事に読み合う
いろいろな授業-三上晶子
■父母とつながる、父母同士がつながる
「まわる雑記帳」を通して -宮村皇史
■今からでもつくってみませんか
子ども達と綴る「抱っこ詩集」――四年生の実践
貝田美和
かけがえのない一年を文集に綴じこむ
塩野淳子
四季折々の季節を感じながら詩を書く
植田高枝
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■この作品をどう読むか〈第11回〉
作品研究「初めての飛行機」-横須賀作文の会
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■日本作文の会「2003・2004活動方針」
生活危機の時代に子どもたちに旺盛な生活表現を
日本作文の会常任委員会
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1月のことば:心、つながる-佐藤恵子
子どもの詩-時崎幹男
日本作文の会事務局だより
編集室
作文教室12か月
「作文の授業」ステップ・アップ――書きたいことを、ありのままに書く
トビラ 小さな指先で……泉宜宏
1年生:こんなふうにおもいだして、あったことをあったとおり、
できごとのじゅんに、かいていきましょう-山本研一
2年生:書きたい時には、自由に書けますね!-森教二
3年生:どこから書き出せばいいの?-三上達也
4年生:頭にきたこと、悲しかったこと――どんどん作文に書いちゃおう
横田裕二
5年生:自分の思いをありのままに綴る
瀧史子
6年生:書きたい思いを、正直に、ありのまま書こう
伊藤久美子
中学校:友だちに心を寄せて――その関わりを通して、自分を見つめることも含めて
佐藤修二
高校:書きたいことをありのままに書く
百瀬慎一
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特集:文学と作文を結んで豊かな人間教育を
新学習指導要領の国語の内容はたいへん薄っぺらいものになっています。作文については
会の新しい活動方針でも批判をしていますが、同じようなことが文学教育についても言えま
す。人間の見方を豊かにし、多様な生き方を学ぶのに適した作文と文学が軽視されているの
です。
某教科書の小学校1年生の教材「大きなかぶ」の指導書を見てみると、2案例示されていま
す。A案では劇化を、B案ではカセットブック作りをするようになっています。ともに最初の
1時間であらすじをつかんだ後、残りの時間はねらいに向けての取り組みになっています。こ
の場合のねらいとは「劇の発表」であり、「録音した音読を聞き合う」ことです。内容を理
解するためにしていた活動が、ねらいそのものになってしまっています。
ほぼ10年ごとに改訂されてきた学習指導要領が今回から必要に応じて改訂されるようになり、
2003年10月には「初等中等教育における当面の教育課程及び指導の充実・改善方策について」
という答申がさっそく出されました。「教えすぎること」を警戒した「はどめ規定」が見直さ
れています。今さらという気持ちもありますが、国語教育を本来のものにしていく一つの契機
にしていくこともできるでしょう。
毎夏の研究大会では「文学教育」の分科会が設置されています。そこでは生活綴方と文学
教育が結びつくことによって、より豊かな人間性を育む研究が行われています。こうした成果
に学びつつ、文学(読み)と作文(書く)との関係を探りながら、豊かな人間教育をどう進め
ていくか考えてみたいと思います。
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文学教育と作文教育の豊かな実践をめざして
浅尾紘也
魂にふれる文学体験を――民話の世界に浸る子どもたち
瀬古淳子
読むことと書くことが結びつくとき――『ごんぎつね』(4年生)
近藤恵子
文学を読むことと、作文を書くこと(中学校)
中俣勝義
子どもたちへの応援歌――現代の思春期をどう描くか
後藤竜二
■特集・2 地域サークル50周年
北海道作文教育50年史――いま編集刊行の第一歩
相川敏治
奈良作文の会50周年を迎えて
内野篤人
活動半世紀、決意新たに――高知県幡多国語の会・作文の会
浦木秀雄
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■この作品をどう読むか〈第10回〉
作品研究「スズメをたすけてあげたこと」
横須賀作文の会
■今月の視点〈第78回〉
どう動く? 二学期制
中森孜郎
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投稿・私の作文教育
『書いて・読んで・ちょっと話す」を中心に据えた学級作り
村越含博
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1月のことば:1年生・泉君の連絡帳-小美濃威
子どもの詩-横山純子
教師の本棚-井上玲
日本作文の会事務局だより
編集室
特集:子どもたちに旺盛な生活表現を――第52回作文教育研究大会('03年・佐賀)
■参加者のみなさんへ
学校から生活作文や詩が消える? 子どもたちに旺盛な生活表現を-村山士郎
■現場からの報告
子どもたちがしなやかに思春期を乗り切るために-汐待和子
■ふたりのトーク
バスジャック事件・痛みの中で考えたこと-広木克行・山口由美子
■大会ルポ
どの子も子どもは星 豊かな人間性と確かな表現力を
――子どもを信じ、父母と力を合わせて、佐賀に「熱気球」高くあがる
吉田綾子
●講座一覧
●分科会 世話人、発表者、レポート題名一覧
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作文教室12か月
友だちに心を寄せて――友だちはいいもんだ
トビラ:草木染め-泉宜宏
1年生:ともだちって いいな-山本研一
2年生:友だちに心を寄せる子どもたち-森教二
3年生:けんかの原因は何だったでしょうね。こうやって、正直に書くことも、
仲直りの話し合いのスタートです。-三上達也
4年生:冷たい雨、でも心の中はあたたかかった-横田裕二
5年生:みんなで力を合わせた歌舞伎-瀧史子
6年生:友だちとのふれ合いで、心に残ったでき事を書こう-伊藤久美子
中学校:課題を追求した過程をよく思い出して書こう-藤田美智子
高校:友だちとのトラブルについて考えてみよう-古宇田栄子
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■今月の視点〈第77回〉
特別支援教育でどうなる障害児の教育
――「特別支援教育、最終報告」の問題点と課題
青木道忠
■ドキュメント・教師の日々〈パート8・第3回〉
高校生とともに(その3)
古宇田栄子
■この作品をどう読むか〈第9回〉
作品研究「兄弟の年の差」
なにわ作文の会
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12月のことば:子ども達には青空が-内田光生
子どもの詩-横山純子
教師の本棚-中嶋利啓
談話室
日本作文の会事務局だより
編集室