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うつ病の大流行の原因?「コルチゾール機能不全」


先進諸国ではうつ病に悩む人が増加してきていると言われてから久しく経ちます。うつ病とは脳の活力が全般的に低下して身体がだるいなどの身体症状のほか睡眠障害や思考障害、気分の障害などの精神的な症状も引き起こす脳の代謝疾患です。

最近、うつ病のメカニズムを説明するモデルとして注目されているのが「コルチゾール機能不全」です。ストレスが加わると脳の中の感情回路が興奮します。ここが興奮すると自律神経系が興奮して副腎皮質からストレス物質のコルチゾールが分泌されます。分泌されたコルチゾールは血液に混ざって脳内に入り、脳がこの信号を受けることで副腎にコルチゾールを出しすぎないように信号を送ります。しかし、うつ病の患者ではこのコルチゾール・フィードバック・システムが上手く働いていないという研究が発表されました。そして長期間ストレスにさらされていると脳内のセロトニン神経を破壊してしまい、脳全体の活動バランスが崩れ、睡眠障害や脳の低活性による倦怠感、思考障害、感情障害が生じるというのです。

そして機能性低血糖という状態もこのコルチゾール機能不全によるセロトニン神経破壊によるうつ病状態に関連付けられます。砂糖を含む食べ物や飲み物を摂ると血糖値が急激に上がり、身体が過剰反応を起こしインシュリンを出し過ぎてしまうため、逆に今度は慢性的な血糖状態を生んでしまいます。低血糖状態というのは空腹時のストレス状態と同じですから、脳や身体内部ではいつもストレス状態にさらされているという状態が出来てしまします。そしてこのストレス下でコルチゾールが分泌され続けて脳内のセロトニン神経を破壊してうつ病などの脳機能疾患を生み出すというのです。

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(記者:のらくろ)


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うつ病  ストレス  セロ  睡眠  モデル  
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