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坂田、地元防衛戦へ闘志 ハワイ合宿終え帰国 '08/12/1

 31日に故郷の広島で5度目の防衛戦に臨む、世界ボクシング協会(WBA)フライ級王者の坂田健史(協栄)が1日、合宿先のハワイから成田空港に帰国した。念願だった地元のリングまであと1カ月を切り「集中力も高まってきた」と臨戦モードに入った。

 11日間で走った総距離は210キロ、50メートルダッシュは160本。スタミナと下半身を強化した。食事も多く取り現在58キロ。フライ級のリミットは50・8キロだが、培ったパワーを維持しながら減量し、さらにスピードをつけていくのが坂田流。過去の世界戦と同じ過程で、何の問題もない。

 挑戦者のデンカオセーン・シンワンチャー(タイ)は昨年11月の対戦でダウンを喫し、引き分けで防衛を果たした因縁の相手。「手の内は分かっている。1年でお互いどれだけ成長しているか楽しみ。完全決着をつける」と闘志を燃やした。(下手義樹)

【写真説明】ハワイ合宿を打ち上げ、成田空港に帰国した坂田




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