記事番号 |
20080109-0020 |
タイトル |
有毒真菌-ブラジル:コメ(マラニャン) |
記事日付 |
2007/12/27 |
重要度 |
C |
国名 |
ブラジル
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感染症名 |
有毒真菌 |
概要 |
マラニャンMaranhao州で42人が死亡した脚気流行の一因は、真菌感染のコメが産生する毒素であることが突き止められた。
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和文 |
http://www1.folha.uol.com.br:80/folha/cotidiano/ult95u358597.shtml 農業研究者らは、2006-7年にマラニャンMaranhao州で42人が死亡した、beri-beri脚気流行の一因は、真菌に感染したコメが産生する有毒のcitreoviridineである、_Penicillium citreonigrun_であることを突き止めた。TocantinsとPara両州と接する[1]地区を除く、マラニャン州の全域で、550人の患者が発生した。このトキシンは、ビタミンB1の吸収を阻害し、脚気はビタミンB1の不足によって生じる。当局は、最も患者が多く発生した、州南西部の29市の小規模農場で産生されたコメの検体を解析した。このトキシンは、20世紀前半にアジアではじめて発見されたもので、ブラジルで確認されるのは初めてのことである。コメをよく乾燥させて貯蔵し、次の感染が起こらないように注意しなければならないと、当局者が述べた。
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リンク |
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