青森・八戸市の藤川優里市議を公職選挙法違反などで告発 告発状提出は後援会会長ら
「美人すぎる」などと話題になった青森・八戸市の藤川優里市議会議員(28)の告発状が、後援会会長らから提出された。
「美人すぎる」などと大きな話題となった青森・八戸市の藤川市議。
1日、藤川市議の後援会の佐々木 聡会長が、公職選挙法違反などで、地元警察に告発状を提出した。
藤川ゆり後援会の佐々木氏は「不正を正す、ご協力をするということで、連名で告発いたしました」、「党から支給されるお金ってのが、年に20万(円)ほどあるが、それしか記載されてないと。寄付金があれだけ殺到したという話があったのに、これはおかしいのではというご指摘がありまして」と語った。
佐々木氏によると、藤川市議は、雑誌社などの取材で受け取ったギャラなどを、収支報告書に記載していなかったという。
藤川市議は11月、写真集とDVDを発売した。
これらをめぐって、藤川市議は「わたしじゃなくて、八戸の観光資源に目を向けていただければ」、「発売のきっかけの1つとして、少しでも波及効果や、魅力との相乗効果が生まれて、何年後かでもいいので、八戸市に訪れてくれる方が増えればなと思っています。(反響は?)八戸市内の方からは、自分が気づかなかった新たな八戸市の魅力に気づくことができたと。県外の方からは、絶対夏になったらお祭りの時期に合わせて行きますというご連絡を受けています」と話していた。
今回、地元オンブズマン代表とともに告発した佐々木氏は、藤川市議の写真集とDVDにも苦言を呈していた。
佐々木氏は「現職市議会議員がですね、白いビキニを着てですよ、当初お話にあった観光DVDという企画からは、えらく外れているのではないかと」と語った。
佐々木氏は、藤川市議の姿勢に不満を募らせ、すでに後援会解散も決めている。
佐々木氏は「多少ルックスが良いということで、身の程を知らないようなギャラを請求してですね、いわゆる芸能活動みたいなことをしてですよ、ギャラをいただいて、政務に全く身を入れないのは論外。そういうことをしてもらうために後援をしたわけではないし、有権者の皆さまにご支持を訴えたわけでもない。全く邪道であるということですね。確かにあきれて物も言えない状況」と語った。
今回、告発された件について、藤川市議は「今の時点で何の確認も取れていませんので、コメントは差し控えさせていただきます」とコメントした。