丸・竹・夷 まる・たけ・えびす

2008年12月1日(月)

(362)今年の漢字は「変」

 今年の漢字に「変」という字が選ばれたようです。日本漢字能力検定協会が一般公募で選んだ、今年の世相を反映した一文字の漢字です。
 アメリカ大統領選挙で「変革」のイメージが強かったと言われています。閉塞した政治状況のもとで、「変化」を求める世相を反映した選択のような気がします。同時に今年も「変」な事件がたくさんありました。
 麻生首相の最近の言動も「変」です。小泉さんとは対局にいる「変人」ともいわれましたが、漢字が読めない、言葉が軽すぎる、言動が2転3転などなど…「変」な首相というのが定着してしまったようです。国民感情とはかけ離れた「変」な首相…早く「変わって」と言いたい気持ちです。
 でもやっぱり、「変」の字に込められた庶民の願いは、「変える」「変革」ではないでしょうか。11月9日、鴨川三条河原で“change”と文字明かりを灯した、「変えるネット」の若者たち。今年の世相をピッタリと反映し、大きな共感が広がりました。総選挙では「政治の中身を変える」日本共産党の躍進で、政治の「変革」が期待されます。
 「変」という字…麻生さんはどう読むのでしょうか?12日、清水の舞台で森清範貫主はどんな気持ちで描くのでしょうか?楽しみです。(K)

2008年11月26日(水)

(361)19万件のアクセス

 今朝気がついてビックリ。いつの間にか19万件をこえていました。京都府委員会のホームページ…JCP京都へのアクセス数です。
 このホームページがスタートしたのが、2005年2月中旬。あれから約3年と9ヶ月…月に数えて45ヶ月です。日数に換算すると約1350日…単純に計算すると一日平均140人の方に見ていただいたことになります。140人が多いのか、少ないのかわかりませんが、粘り強くがんばって積み上げてきたものだと思いました。
 選挙の度に更新が途絶えたり、中心的なスタッフが移動でいなくなったり…なかなか苦労が絶えません。素人衆の集まりでしたが、「継続は力なり」と続けてきた三年半…振り返れば長いようで短かかったような気がします。
 政治的にも激動をくり返してきた三年半…この間総選挙は、小泉内閣のもとでおこなわれた2005年の「郵政選挙」の1回だけ。そのあと首相は3人がコロコロ変わっているのに一度も国民の審判を受けていません。麻生首相と自公政治には、一日も早く国民の厳しい審判を下したいものです。
 JCP京都は、当面20万アクセスをめざします…順調にいけば開設4周年となる2月中旬頃でしょうか?これまでに二度目の総選挙報道を…今度は勝利の報道を伝えたいと思います。(K)

2008年11月17日(月)

(360)麻生さんは「KY」

 「KY」といえば「空気が読めない」…ひとむかし前の流行語です。「KY」首相といえば、当時の安倍首相がよくそのように呼ばれていたのを覚えています。
 先日このコーナーで、麻生首相のことを「YYK」首相と書きました。「夜な夜な高級ホテル」の頭文字です。さすが世論を気にしてかその後、学生たちと「居酒屋談義」をおこないイメージチェンジ。マスコミは大きく報道…でもその後口直しに、やっぱり高級ホテルでワインを飲んだとか?あきれます。
 こんな麻生さんに最近「新・KY」首相と呼ぶマスコミが増えています。新しい「KY」は「漢字が読めない」というのだそうです。国会答弁で官僚の原稿を丸読み…その時「踏襲」(トウシュウ)をフシュウと読み、「未曾有」(ミゾウ)をミゾウユウと読んだり…ここでも庶民感覚とのズレを感じさせてくれている麻生さんです。
 麻生さんはやっぱり「KY」首相です…でも、本当に読めないのは「漢字」ではなく「国民の気持ち」(K)ではないでしょうか。こんな首相には早く、「解散して」(K)、「辞めて」(Y)いただきましょう。(K)

2008年11月13日(木)

(359)「不正流用」

 先日のテレビで、国の補助金の不正流用問題をとりあげていました。府県が、事務費の名目で他のものを買ったり、裏金にしたりしていたという問題です。
 府県別には愛知県が1番多く、京都府でも1億円近い不正流用が判明したという。「けしからんな」と思いながら見ていて、しかし、テレビはもっと大きな不正流用はちっとも取り上げないんだなと思いました。
 11月9日のしんぶん赤旗「にちよう特番」では、「削れる軍事費」一覧を取り上げています。米軍「思いやり予算」は年2千億円強、通算5兆7750億円、これをやめると毎年の社会保障費削減をやめることができる。旧ソ連軍対応装備のイージス艦、すでに6隻あるが1隻分で子どもの医療費就学前無料化ができる…などなど。
 事務費で電子レンジや冷蔵庫を買うのは確かに流用であり許せない。でも国民の税金でアメリカ兵に豪華な家を建てたり、ダンスの蝶ネクタイを買い与えたり、米兵の子どもの学校が20人定員であったりする現実がある。私には、さらにさらにひどい不正流用にみえてくるのですが…。
 ここにメスを入れられる政治の実現へ…“がんばらなければ”という気持ちがいっそう強くわいてきました。(A)

2008年11月10日(月)

(358)若い力が躍動 

 今年の日本シリーズは西武ライオンズが優勝しました。宿敵・巨人を打ち破っての勝利…西武ファンの一人として「おめでとう」のことばを贈ります。
 昨年26年ぶりにBクラスに転落し、主力選手がトレードでぬけた西武…ファンですら今年はあきらめ気分でした。ところが渡辺新監督のもと、若い選手たちが見事に個性を発揮して一気に頂点へ。その原動力は何と言っても若い力の躍動です。
 「若い力」といえば、いま京都でも「躍動」しています。「日本共産党とともに日本を変えるネットワーク」に結集する若い人たちが、青年雇用や平和の問題を中心に、府下各地で学習や宣伝活動を展開、文字通り輝いています。
 昨日9日も鴨川三条河原で「キャンドルアピール」…多くの若者たちと平和をアピールしました。この間、青年雇用宣伝キャラバン、平和のシール投票、日本共産党の若い候補者といっしょに自転車パレード、マラソン宣伝などなど、かえるネットの活動が脚光を浴び、若い力がいま政治を動かしはじめています。
 「若い力が躍動するところ勝利あり」…これはプロ野球だけではありません。今度の総選挙でも、京都の若い力が思い切り躍動し、きっと「勝利」という答えを出してくれるにちがいありません。(K)

「丸竹夷二押御池…」。昔から京都で親しまれてきたわらべ唄です。この「通り名の唄」は、室町時代の後期に生まれ、江戸時代に普及したとされています。皆さんの中にも、子どもの頃遊びながらこの歌を唄い、通り名を覚えた思い出があるのではないでしょうか。

日本共産党京都府委員会の建物は、この唄の出発点・丸太町通りに面しています。この地から私たちのメッセージを届けるコーナーを作ることにしました。その名もわらべ唄にちなんで「丸・竹・夷」。このコーナーが、しんぶん「赤旗」でいう『潮流』のように、また京の路地裏にしみこんでいく“わらべ唄”のように、皆さんから親しまれることを願いつつ発信します。