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12/01-12:51--「不退転で行革」　知事が所信表明　12月定例県議会開会

　岡山県財政構造改革プランの成案に伴う「行財政構造改革大綱２００８案」などを審議する１２月定例県議会が１日開会した。４選後初の定例議会となる石井正弘知事は「これまでの行財政改革の総仕上げを行うことが今の私に課せられた使命。不退転の決意で取り組んでいきたい」と所信表明した。議会は、会期を１９日までの１９日間と決めた後、同大綱案や７億４５００万円を減額する一般会計補正予算案など２６議案が一括上程された。提案理由説明で石井知事は、同プランで約３９６億円の削減効果額をまとめたことや、１０月の知事選で掲げた５本柱のマニフェストに触れながら「今回の改革がこれまでになく厳しいものであることは十分に認識しているが、ふるさと岡山のため全力を尽くす」と説明。その上で「戦略的な選択と集中を徹底し、施策の進め方などにも知恵と工夫を凝らし、県民の要請に応えることのできる行財政構造へ転換する。県議会と県民の特段の支援、協力をお願いする」と述べ、取り組みが地方分権改革の推進にも結び付くと強調した。一方、年内で閉園する倉敷チボリ公園（倉敷市寿町）の跡地利用については、倉敷市が発表したポスト・チボリ案について「引き続きクラボウに対し公園施設などの活用を強く要請する」とし、県が設置した検証委の結果は「真しに受け止め、今後の県政運営に生かしていきたい」と述べた。定例県議会は２、３日の両日は休会。４日から代表質問が行われる。

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