39年ぶりの低い水準…先月の新車販売27%減少
景気の悪化で消費が低迷するなか、先月の新車の販売台数が27%減少し、11月としては39年ぶりの低い水準となりました。
自動車販売団体が発表した軽自動車を除く11月の新車販売台数は、前の年の同じ月に比べて27%マイナスの21万5000台あまりでした。4カ月連続のマイナスで、11月としては1969年以来、39年ぶりの低い水準です。ガソリンの高騰で夏場以降、需要が落ちているうえ、景気の悪化によって高額な商品を中心に消費が冷え込んでいることが要因です。業界団体は、自動車取得税の廃止など引き続き政府に対策を求めていく方針です。