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捨身成仁日記 炎と激情の豆知識ブログ! このページをアンテナに追加 RSSフィード

2008-12-01

[]強姦者は悪天候と同じ自然災害だというわけですね、わかります このエントリーを含むブックマーク

今年頭の議論は俺も見掛けた記憶がある。夜中に危ないところを出歩くなんてのはほとんどの場合「避けられる危険」だろう。なぜそれを避けなかったのかと言えば「被害者を責める理由など無い!!」といった反応が返る、という感じだった。

正直それはどーよ、って思うんだよな。別に自己責任だなんて思わないし犯人はがっつり捕まえてぎっちりしめあげとけとか思うんだけど、被害者に非が無いとまでは俺には言えない。

冬期登山なんかだと毎年のように遭難者が出たりしてて、その度に捜索が行われたり自衛隊がヘリ飛ばしたりしてるけど、それと山登りの装備や計画の甘さを指摘する声とは矛盾しないだろう。

http://d.hatena.ne.jp/KoshianX/20081201/1228092446

矛盾しねーだろJK

冬期登山への批判は、私的行動のレイヤーでの不備について私的行動のレイヤーで評価して批判され、本人たちも本人たちが選択した私的行動の結果としてその不利益をこうむっているわけだから。襲われてしまった女性は、本人たちが選択した私的行動の結果(だけ)ではなく、彼女たちとは別人格である加害者の意思決定の結果として不利益をこうむっているわけだから構造が全く違う。その別の加害者の意思決定にまでも女性が責任負わなきゃならねーよーな言説がちょーあたまわりいんだよ。

確かに冬期登山も、予期せぬ悪天候とか本人にコントロールできない状況によって遭難などの結果になるわけだが、別に気候とかに人格などがあるわけではないので、登山する側が何らかの対策を撮らなければならないのは、まあ当たり前の理屈だろう。だけどね、強姦の加害者というのは天変地異でもなんでもない、下劣ながらも人格を持った人間なんだから、そんな他人の行動にまでなんで被害者が責任負わなきゃならないわけ?


あと強姦魔って、もはや人じゃないわけだし、責任と言って通じるのか?という。

http://b.hatena.ne.jp/elastica/20081201#bookmark-11101455

責任能力なしで無罪放免だといいたいわけですね、わかります……あほか!!!!!!!

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