岩手大(藤井克己学長、盛岡市上田3)は29日、同大の男子留学生が大学内で女子留学生を盗撮した疑いがあることを明らかにした。男子留学生は同大の聞き取り調査に盗撮を認めているという。盛岡東署は男子留学生に対し住居侵入などの容疑で事情を聴いている。
同大などによると、今年4月に入学したアジア系男子留学生は、大学構内にある国際交流会館のシャワー室内などで女子留学生を盗撮した疑い。男子留学生所有のパソコンからは、複数の女子留学生を映した写真や動画などが大量に見つかったという。複数の女子留学生から相談を受け、事情を聴いていた。
同大の斎藤徳美副学長は「事実関係が明確になり、事実であれば厳正な処分をする」と話した。【狩野智彦】
毎日新聞 2008年11月30日 地方版