Q:農業現場などを視察した感想を。
A:あのー、豚の養豚場ってのを見せてもらったんですけれども、あのー、杜仲茶というものを国産でつくって。5町歩やってるって言ったかな? 国産でやって、においを消して、そしていわゆる豚の付加価値、肉の付加価値を上げて。今、食の安全とか安心とか言われている時に、これはいかにも攻めの農業っていうのの一環として、いいねえ。しかもあれ多分、飼料米は多分、豚だからトウモロコシなんだろうけど、これは輸入。だけどこれ今度、水田、水田でなんかやってたお米の方の米やら何やらをやりますってことになると、自動的に、トウモロコシから米に変わると、自給率が上がる。そういう意味では、非常にいい例を見せてもらったですね。私としては、こういう農業経営ってのはぜひ応援したい、というのは、こういう農業なんじゃないかしらねえ。ちょっと正直、息子も跡を継いでやります、と言って、息子も豚…養豚のアメリカの学校に行ったとか言ってたから、中西部に…北の方のあれに、豚やってるところっていったらどの辺だ。ワイオミングとか、あの辺行ったんだろうけども。ああいった所でやらせて、さらにもっと。いいんじゃないの。ああいうのを。応援するべきはこういうところかなあと。政府としては是非こういう農業ってのをやってるところは、応援したいね。そんな気しました。はい。
Q:岩手は民主党の小沢一郎代表の地元。民主党は、次期衆院選で4選挙区すべて取ると掲げています。自民党総裁として、岩手での戦いをどう進めて行きますか。
A:ああ、そりゃあ総裁ってのは誰でも、その選挙区は全部自分で…自分の党で取ろうと思うのは当然。戦う、選挙ってのは「せん」っていうぐらいですから、戦(いくさ)ですから。そういった意味で、戦うのは、戦おうとする気持ち持つのは当然。しかし、我々としては、自由民主党はここは残念ながら鈴木俊一先生の1議席ですけれども、この1議席は断固死守。当然のことです。さらに我々は、我々も同様に、こちらも増やしたいと、やはり、そう思っています。
Q:昨日の党首討論では解散・総選挙をめぐって議論は平行線でしたが、首相はいつ、どういう段階で解散・総選挙を断行しますか。
A:官邸番と同じような質問になって、作られてんだね、こらあ。えっへっへっへ。あのー、今、私は景気が一番という話をしているんで、景気対策というようなもののほうが1番。必要の1番。優先順位でいえば景気対策が1番。従って、それを実行するために政策ということを掲げていますんで、今、年明け早々にいわゆる補正予算、そして本予算、続けてそういうのをきちんと上げていくというのが当面の、我々に課せられた、景気対策に、やっぱり本予算が成立。えーと、7月までずれ込んだ細川内閣、あれが景気を決定的に悪くしていったという記憶がありますんで、本予算がきっちり4月1日からスタートできるようにするのに全力を挙げたいと、こう思ってます。
2008年11月29日