2008年11月30日 22時33分更新
岡山県北部の新庄村で、特産のもち米「ひめのもち」を観光客などにPRする恒例の「ひめのもち祭り」が30日に開かれました。
「ひめのもち」は、新庄村の田んぼのおよそ70パーセントで栽培されているもち米で、この米で作ったもちは粘りやこしが強いとして人気が高く、地元の特産品になっています。
「ひめのもち祭り」はもちが多く食べられる正月を前にこのもち米をPRしようと新庄村の「道の駅」などが毎年開いているもので、きのうは「道の駅」の従業員などがことし収穫された米を使ってもちつきをしました。
つきあがったもちは、あんこやきな粉をまぶしたり、雑煮にしたりして販売していました。
新庄村では、毎年およそ300トンの「ひめのもち」が収穫されますが、ことしは夏に晴れた日が多かったため、収穫量は例年より1割ほど増え味も良いということです。
会場には観光客などが大勢訪れ、好みの味のついたもちを買ってその場でおいしそうにほおばっていました。