最後の営業運転となり、JR岡山駅を出発する0系新幹線「こだま659号」=30日午後2時51分、岡山市、山本裕之撮影
最後の営業運転でJR岡山駅を出発する0系新幹線「こだま659号」をカメラに収めようと、多くのファンが集まった=30日午後2時40分、高橋孝二撮影
定期運転を終えた0系新幹線車両(右)と11年春から運行予定の山陽・九州新幹線直通車両がホームを挟んで並んだ=30日午後6時37分、JR博多駅、金子淳撮影
「夢の超特急」といわれた初代新幹線0系の最終列車となる博多行き「こだま659号」が、30日午後2時51分に始発の岡山駅を出発。終着駅の博多駅に到着した。「団子っ鼻」を思わせる独特の先頭車両で親しまれ、日本の高度経済成長を支えたが、より速い車両の登場と老朽化で44年間の営業運転を終えた。
岡山駅21番ホームは約250席の自由席を求める客やラストランをカメラに収めようとするファンでごった返した。出発時には「ありがとう」と叫ぶ声がホームに響き、涙ぐむ人もいた。
64年のデビュー時は、営業運転としては世界一の時速210キロを誇り、在来線で6時間半かかっていた東京―新大阪間を4時間に短縮。翌年には3時間10分に縮めた。12月6、13、14日に実施される臨時の「さよなら運転」(全席指定)後、0系はすべて廃車となる。