岡山放送局

2008年11月29日 20時21分更新

高校生が錦鯉の販売実習


岡山県津山市の商業高校の生徒たちが、商品の生産や販売について学ぶため、29日に自分たちで育てたニシキゴイの販売実習に取り組みました。
販売実習を行なったのは、津山商業高校の商業科の3年生、20人です。

29日は、鏡野町で行われた農産物の販売イベントにあわせて生徒たちが学校のプールで育ててきたニシキゴイあわせて4000匹の販売を行いました。

生徒たちはニシキゴイのえさ代やプールの水道代などの経費を考慮し利益が出るように計算した上で販売価格を決めたと言うことで、29日は1匹100円から8000円の値段で販売されました。

ニシキゴイのうちでも赤と白のコイについては津山商業にちなんで「つしょう紅白」というブランド名を付けて販売しブランド戦略についても学んでいると言うことです。

29日は、開店前から行列ができる盛況ぶりで、生徒たちが店頭に立って「私たちが育てたコイです」と呼びかけながら商品販売を実体験していました。
この販売実習は30日も行われ、生徒たちは2日間で100万円の売り上げを目指しているということです。