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J1浦和、エンゲルス監督解任 既定路線も…異常なタイミング 

2008.11.27 21:53
このニュースのトピックスサッカー国際大会
解雇通告から一夜明けたエンゲルス監督は残り2試合を全力で戦うと誓った解雇通告から一夜明けたエンゲルス監督は残り2試合を全力で戦うと誓った

 プロとして結果がすべてであり、6季ぶりの無冠が濃厚となったチームの指揮官が今季限りで解任されること自体に違和感はない。契約は来季末まであったが解任は既定路線でもあった。ただ、通告のプロセスには疑問がある。

 藤口社長はアジア連覇がついえたACL準決勝後、「今季中の解任はない。最後まで支える」と断言。23日の清水戦後も「全部終わってから総括する」と言いながら、突如方針を転換し、このタイミングで通告した。エンゲルス監督が自ら公表したとはいえ、残り2試合に来季のACL出場権がかかるチームへの影響は避けられない。

 そもそも次期監督候補のフィンケ氏が清水戦を視察するなど、周囲で堂々と活動していること自体が異例。人事の話は水面下で行われるのが常識で、エンゲルス監督が「ありえない」とぼやくのももっともだ。

 「上の人が今の時期に(解任通告する)というのはおかしい」と山田主将。フロントがチームの足を引っ張っているようにさえみえる。

 今月3日の天皇杯愛媛戦後、会場に居座ったサポーターの怒りの理由は「クラブの方向性が見えない」が中心だった。浦和にとっては今季2度目の解任通告である。藤口社長は27日、残り2試合で敗れた場合の責任について「クラブを預かっている者だから、当然ある」と話した。だがどういう結果に終わろうと、責任を取るべきは監督だけではない。(森本利優)

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解雇通告から一夜明けたエンゲルス監督は残り2試合を全力で戦うと誓った
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