2008年11月28日 (金曜日)

旅立ちにハッピーフライト

今日の午後から行こうと思ってた病院に、昨日のうちに行けてしまった。処方された痛み止めや貼り薬のお陰で、だいぶ楽になり、このまま沈静化する気配。

で、

今日は、午後から、隣街の映画館に行った。平日の昼間、しかも、田舎の映画館は人影もマバラ・・・・。ほぼ貸し切り状態で、映画を2本連チャンで見た。

1本め。

松山千春の自伝小説を映画した『旅立ち~足寄より~』

http://www.ashoro-movie.com/index.html20081128134919

 この映画は、全国公開は来年で、北海道が先行公開ということ。

 実は、この映画が製作されている情報を知ったとき、な~~んかイヤだったのだ。千春の映画なんか早すぎる。映画より、千春の歌ソノモノやメッセージを、もっともっと感じればいいのだ!と思っていたからだ。

 でも、映画が始まってから、改めて、僕自身が千春ファンだったんだなぁ・・・って事が実感できるくらいに、ノメリ込んでいた。BGMも千春の曲だし、映る景色も舞台も北海道だし、ギターだし、STVだし・・・・、どの場面も、千春好きにはたまらない構成になっていた。

 映画の中での「歌声」は、当時の千春さん本人の「音声」が使われ、俳優さんの「口パク」だったのが少々気になった。(ま、歌声までは演じられないわなぁ・・・)。

 映画の中で、千春の親友の酪農家が、自分の境遇を呪い自殺しようとする場面があった。その親友に、千春は、

「人生はゲーム。ゲームにはルールがある。ルールは環境だ。その環境の中で精一杯頑張ることだ」

というような意味の事を話してたシーンがあった。

実は、僕も、例えば、自分の境遇とか、寺に縛られてるような「動けない日常」を、実は、どこかで、ひがんだり、イジケたり・・・・。「貧乏クジをひいた!」なんて思う日もないこともないのが正直な自分だ、と気づかされたので、ハッとなってしまった。

坊さんという「環境」のせいにして、ゲーム(人生)を楽しむことを、忘れていたんじゃないか??ここ最近の日常をふり返り、そう思った。

  

♪生きることがつらいとか、苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば 力の限り 生きてやれ・・・・・

  

昼下がりの映画館。客は、僕と、もう1人の計2名。なので、気兼ねも遠慮もなく、ラストシーンには、涙ボロボロ・・・・の私でした。

  

  

2本目。

もちろん、綾瀬はるかサンも出ている『ハッピーフライト』

http://www.happyflight.jp/index.html20081128180508

いやぁ・・・ホントに面白かった。お腹イッパイになるくらい見どころ満載のスバラシイ映画でした。

映画館の階段にあった「綾瀬はるか」の等身大パネルを抱きかかえて逃走したい衝動を抑えながら、写メを・・・(汗) 人影がない瞬間をネラッて撮影(苦笑)・・・

 

 最近でこそ、寺が忙しくて、飛行機にのって旅行などに出掛ける機会もほとんど減ってしまったけど、今まで、飛行機は数え切れないくらい乗っている。

 空港に着いて、手荷物預けて、廊下をフライト前のパイロットやCAの皆さんが行列で歩いている光景や、地上係員という人がトランシーバを片手に走りまわってる姿や、機内でのCAさんの立ち振る舞いや、飛行機を見送る整備士さんの手を振る姿や・・・・そういう「シーン」を見慣れた光景としてどこかで自然に憶えている。

 でも、その自分の記憶の中にある空港や飛行機にまつわる様々な「光景」は、あくまでも「表面」に見えているものであり、それ以上深く、その「裏側」を垣間見ることなんてない。

 その「舞台裏」の景色はどんなものなのか??

 それがそのまま、面白く、興味深く、豊かに、描かれていたのがこの映画だった。 飛行機が1機飛び立つまでに色んな人々が関わっている・・・それが、見事に1本の映画の中に収まっていた。

 なので、見る前は、単なる「どたばたコメディ」かな?と【綾瀬はるかのCA姿】以外には期待してなかったのだけれど、

 本当~~~に面白く、映画ならではのゼイタク感を味わえました。

 

「旅立ち」に引き続き見たこの映画も、客は、僕と、もう1人の計2名。なので、気兼ねも遠慮もなく、綾瀬はるかの「変顔シーン」にはゲラゲラ・・・の私でした。

  

  

引き続き3本目「私は貝になりたい」を見ようかと一瞬迷いましたが、目が疲れてたので、今日はここまで。

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2008年11月27日 (木曜日)

身体の風物詩?加齢?

今日は、
スケジュールをやりくりして午後3時30分。

あ、今からなら病院に行ける……

さて、先日から止まない背中の痛みは果たして何なのか?

ここ数日、背中の痛みを堪えて“前屈み”に歩くワタシを見た人から

「そりゃ肝臓だ!」
「いや、すい臓だ!」
「尿道結石じゃないの?」
「ほれ。いつまでもヨメをもらわんからだ!」

…などと色んな推測(邪推)をされていたので(苦笑)

ドキドキしながら檀家サンの病院に向かう………が、

【本日の診察は終了しました】

ガクッ(-_-;)

やっとチャンスだったのに。午後 休診日だった……

よし、気を取り直して、別な病院に行こう!

と近所の某・内科医院へ。

開いてて良かった〜〜\(^O^)/

ドキドキの診察結果は……?

『筋肉痛ですね……1週間くらいでなおります 』
『熱は?』『排便痛は?』『身体ひねりました?』

なんて質問の度に、顔の前に風が起きるくらい首を横にブルブルッ!と振りながらのワタシ(>_<)

『痛み発生から5日ですか・・。本当に怖い病気なら、今頃は症状はもっともっとひどくなっているハズですから。』

やがて、先生は笑いながら

『心配なら、CT撮りますか?』

・・・・・・という訳で、終了~~~~~~♪

診察結果の報告は以上(笑)

 

それにしても、筋肉痛にしてもどうしてあんなに痛いのか??(なった原因がわからん)

これが、『加齢』ってことなんでしょうか??

  

そういえば、昨年の秋頃には「帯状疱疹」疑惑があったなぁ。
あの時は、背中の皮膚の表面がヒリヒリするような激痛から始まり、
そのうち腰痛に変わり、
約2週間かかって治った。

とすれば、
毎年
秋~冬の頃になると
背中のどっかが痛くなるのが
ワタシの身体の【風物詩】&【加齢】なのだろうか?

華麗だわ、KONOさん・・・

夕食後に、処方された「痛み止め」の薬を飲んだ。「湿布」がひんやり気持ちいい。まだ痛みはなくならないけど、気持ちは楽になった。

でも……
実は
先日から同時進行で
もうひとつの不具合が
身体の中で発生していたのだ。

じ、実は
あ、あの、足と足の間にある……
いや、
ちょいと
【恥ずかしい部位】
に関する症状なので、
ホトボリがさめてから
写メ付きでレポートします……って、
できるかいっ!

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2008年11月25日 (火曜日)

ご遠忌ソング


ワタシの寺の属する「真宗大谷派(東本願寺)」では、2011年に宗祖・親鸞聖人の750回ご遠忌法要が営まれます。

750回忌ですよ。

法事は、1周忌、3回忌、7回忌…………50回忌を過ぎたら、あとは50年おきにお勤めします。そして親鸞様は750回忌な訳でアリマス。

なので、この法要は、宗派の“大イベント”になる訳で、その記念事業として京都の本山では、大屋根の瓦の葺き替えや補修の大工事を何年もかかってやっとります。(規模が違います…)

またこの750回忌法要の年を縁にして、私たちのいただいている「教え」を改めて見直したり、確認したり、味わったり、そういう意味合いを込めた様々なイベントも始まっております。

そういう記念事業の中のひとつとして、
親鸞聖人750回忌法要の
【ご遠忌ソング】を募集していたのです。
で、先日、テーマ曲やイメージ曲に選ばれた作品(歌詞)が発表されまして、
私が大学時代に研究室でお世話になった先輩の作品が見事【最優秀賞】に選ばれたのです。

その歌詞を
何度も繰り返し味わいながら読みました。
先輩の作った歌詞の中に、ワタシ自身を投影させながら
噛みしめながら読みました。

20081125183133_3 その先輩の作品を含めて、テーマ曲やイメージ曲の歌詞が4曲選ばれたのですが、
それらの歌詞に【メロディ】がついて
その4曲が収録されたCDが、今日、本山から送られてきました。

聞いた感想。

メロディをつけて初めて成立する詩もあれば、

言葉そのままを読み味わうという詩もあると思った。

今後
聞き込んで、
歌い込んで、
味わいが増す歌になっていくことでしょう…、ね。

ただね、
例えば
ミュージシャンが校歌を作ると、賛否両論あるにしても
ある意味「校歌クサさ」を越える歌ができる。

今回選ばれた先輩の歌詞で
「仏教讃歌クサさ」を越える歌(メロディ)が聞きたかったな。

あ、
批判ではなく意見です………と逃げる(^^ゞ

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2008年11月24日 (月曜日)

やさしい風


ばあちゃんも
息子さんも
嫁さんも
孫さんも
親戚の皆さんも


どの世代の方とも
語り合えて
笑い合えて
みんなで
お坊さんの私を歓迎してくれている、


今日は
そんなご一家の法事だった。
じいちゃんの一周忌。

そういえば、
じいちゃんも
やさしい笑顔の人だった。
突然に亡くなってしまったじいちゃんを思い出して、
息子さんの挨拶が
涙に詰まった。

残されたばあちゃんをみんなで支え大事にして、この1年を歩いてきた。

ばあちゃん、ビールを飲み、上機嫌。

日々の中で法要をお勤めしながら、たくさんの色んなご家族に出会う。
大切な人を失った哀しみ苦しみサビシさを抱えて私の前にいる。
だから
いつも
緊張がある。


今日の法事は、
いい意味で
油断できた。

そのご家族の間に
やさしい風が
あたたかく流れていた。

私も
自然に
笑顔になっていた。

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2008年11月23日 (日曜日)

置き換えて

文句を言ってやりたいヤツがいる。

たぶんソイツは俺を知らない。眼中にもないだろう。

でも俺はソイツに言いたいのだ。
もっともっと全体に目を向けろと。
もっともっと細かな気配りを考えろと。

人は、色んな無数の繋がりや関わり合いの中で生きてる。

ソイツの情けなさが、回りまわって、少なからずこの俺にも影響を与えている。

だから
スゴいんだ。

だから
怖いんだ。

人の世は。

以上の文章を
逆に今度は
自分自身に言われた内容として置き換えて考えてみる。

こわっ……(*_*)

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人に言うのは簡単だけど…

今日は朝から
背中の右側(腰の上あたり)が痛い。たぶん肝臓かな?
ツラい。
たま〜〜〜になるんだよな。

そういう時に限ってスケジュール忙しくて…(苦笑)
昨日とは一転、こういう時の「留守番」は心細いね(笑)

「痛い!痛い!」と独り言を連発しながら朝のお勤め。準備。檀家参りへ出発。痛みを庇いながら歩く姿はなんともギコチナイ。

昼前に
セレモニーホールでの法事に行く。
控室でも「痛い!痛い!」と独り言を連発しながらやっと法衣を着替える。

でも、
法要の開始時刻になり、スタッフに案内され、法要会場の部屋に入ると “しゃん”とする自分に苦笑。

俺は坊さんという「役者」か?(笑)法要は「舞台」か?
自分で言うのも何だけど
今日も「見事な声量」でお経を(ノーマイクで)謳いあげ、MC(法話)も舌好調(中味はともかく、語り口だけはね・・・)!不調を感じさせない舞台、いや、法事。

…でも終わって
控室に戻ったとたん「痛い!痛い!」と独り言を連発(笑)

午後は
檀家サン宅での法事へ。
セレモニーホールと違い、ご自宅では控室がないからずっと人前で着替えたり喋ったり、法要を含めてずっと痛みを堪えなきゃならず、ただ脂汗。

なんとか終了。お宅を失礼し、車に戻ったとたん「痛い!痛い!」と独り言を連発。

そんな1日でした。

病院へ行きたいが、
明日は休日で病院休みだし、
三連休最終日のせいか、法事も何件かあるので
このまま頑張るしかあるまい。

アホだなぁ

人には
健康を過信するな!とかって病院を強くすすめるくせに、
自分に関しては「俺だけは大丈夫だろう」と
いつも誤魔化してきた。

もう何年も健診を受けてないなぁ……アホだなぁ〜〜〜!

明日になっても
痛みが続くようなら
今度こそ
病院行かなきゃ。

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2008年11月22日 (土曜日)

留守番バンザイ

今日は
久しぶりに
法事もなく、お参りも少ない土曜日。
 
でも
今日から両親が“京都”に出かけたので、
しばらく留守番。
 
 
午前中にお参りが終わり、
自由なんだが、
留守番中はどこにも出れないのが残念。
 
 
で、
午後からは
NHK朝ドラ「だんだん」の見れてないビデオを見る。
舞妓カナちゃんの演技が光ってきた。恋する切なさに涙。京都弁に甦る自分の思い出…。
 
 
 
 
次に
読書。
買ったまま読んでない本がたくさん。
でも
居眠りばかりして、本の中味が頭に入らず…。
しかも
居眠り中に見た夢は、
あお向けで寝た状態のまま身体が浮き上がり、海の上を飛んでいる夢…。こわかった。
 
 
 
ピンポ〜ン♪
宅急便が来て、あわてて目覚めた。
 
 
 
じゃ、次に何するか。
 
う〜ん、
歌うか!
 
誰にも遠慮なく大声で!
(いつも遠慮なく大声か(笑))
 
(この加工写真は今日撮影じゃアリマセン)
 
 
 
さて、
晩ごはんは何にするかな。
 
今んとこ、
留守番 バンザイ♪\(^O^)/
 
 
 
あ、
午後6時から“お参り”に行かなきゃならないお宅があったの忘れてた(汗)
 
 
 
 
 
せやけど
 
たまには
 
うちも
 
京都行きとぉおすぅぅ
 
 
 
 
 
綾瀬はるかの次は
舞妓のカナちゃんかも… 

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2008年11月20日 (木曜日)

あ、冬だ……

20081120061411_2

                                                                                                      

                                                                                                

                                                                                                

 

朝、目覚め

窓からの景色を眺める。

冬だ。
冬が来た。

マイナス4℃。

春を目指して
長い冬を
積み重ねる日々が

また
始まっていく。

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