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週内期限で襲撃画策=「やれるならやってやろう」−逡巡の末に断念・小泉容疑者

11月29日14時34分配信 時事通信


 3人が死傷した元厚生次官宅襲撃事件で、無職小泉毅容疑者(46)が警視庁の調べに「2事件を起こした後、新たに週内を期限として、襲撃を実行できないかと考えていた」と供述していることが29日、分かった。
 逡巡(しゅんじゅん)の末に、期限の22日夜に断念して出頭。同容疑者はぎりぎりまで実行を画策しており、同庁は警戒態勢がなければ襲撃が続いた危険性が極めて高かったとみている。
 調べによると、当初の構想では、初日に元次官山口剛彦さん(66)宅、2日目に元次官吉原健二さん(76)宅など3軒、3日目にもう一軒を襲撃しようとした。
 被害に遭った元次官らのほかに、元社会保険庁長官もリストアップ。妻を含めて計10人を殺す計画だった。
 山口さん宅は17日夕に、吉原さん宅は18日夕に襲われた。その後、警視庁などは迅速に大規模な警戒態勢を敷いた。
 このため、同容疑者は新たな期限を週内と設定し、最終日は土曜日の22日と決めた。
 この間、同容疑者は「警戒強化」との報道を目にしながら、「やれるか、やれないか。警戒がすごいようだ」と思いを巡らせた。
 さらに「今週いっぱいだ。日にちはまだある。まだできるのでは。やれるならやってやろう」と考え続けた。
 しかし、結局は新たな襲撃を断念。「これ以上はできない。いずれ出るつもりだった。潮時だ。やり遂げた」として、車に凶器などの証拠を積んで警視庁本部に出頭した。 

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最終更新:11月29日14時39分

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