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『イブニング・ファイブ』から生まれたドキュメンタリーが書籍化「余命1ヶ月の花嫁」発売わずか1ヶ月あまりで30万部突破のベストセラーに!



TBSの夕方のニュース『イブニング・ファイブ』から生まれたドキュメンタリー「余命1ヶ月の花嫁〜乳がんと闘った24歳 最後のメッセージ〜」が昨年12月13日に書籍化、発売わずか1ヶ月あまりの1月22日に30万部を突破した。
これはTBSが今まで出版した番組関連本(シリーズ本含まず)の中でも、史上最高のヒット作となった。
24歳という若さで「若年性乳がん」で亡くなった長島千恵さんを追ったドキュメンタリーは、昨年の5月に『イブニング・ファイブ』内で2日間にわたって特集されその後、7月にはゴールデンで2時間の特別番組として放送された。視聴率16・6%はもとより、番組には700通を超すメールが寄せられ、その反響の大きさから出版化が決定した。

執筆には、実際に千恵さんを取材して番組を作った記者があたり、新たに恋人の太郎さんや、お父さん、友人らに綿密な取材を行った上で、番組の中では尺の限界などで触れられなかったエピソードも加え、215ページの大作が完成した。
発売当日にはすでに重版が決定、年末年始から各書店でベスト10に入る売れ行きを見せ、1月22日、とうとう30万部という大台を突破するに至った。千恵さん自身の圧倒的な魅力と愛のメッセージが、多くの読者の心をとらえ続けている。

*「余命1ヶ月の花嫁」1400円 マガジンハウス刊 全国書店にて発売中。
売り上げの一部はJ・POSH(日本乳がんピンクリボン運動)の基金を通じて乳がん検診普及による、乳がん早期発見に役立てるために使われます。

<『イブニングファイブ』の島田喜広プロデューサーのコメント>
長島千恵さんのメッセージが本を通じて再度多くの人に届いていることは、私たちとしても嬉しい限りです。
この本は遺族の希望もあり、生前の千恵さんを取材したイブニングファイブの樫元照幸記者が一人で執筆しました。樫元記者は、極めて短い時間の中、驚異的な集中力で書き上げてくれました。その原動力となった彼のモチベーションは、本の「あとがき」を読むと納得できます。
千恵さんの魅力に加え、彼ら作り手の誠実な姿勢が多くの人に感動を与えたのだということを番組制作者として改めて肝に銘じたいと思います。


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