日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)
日本の黒い霧〈下〉 (文春文庫)
容疑者の姓名が小泉で小泉純一郎内閣で任命した事務次官を殺害し、犯人のメッセージ(警察に出頭する直前、ほとんど面識のない人に渡す品物ですから、報道されることを前提の何らかのメッセージと通常考えられます)が「郵便局に大乱入」とか分かりやすいメッセージの可能性が高く(後の二枚は余り意味が感じられませんが、あえて推測すれば「四秒で」というのがすぐに殺すの意味、「ふしだら〜」というのはスキャンダルを握っているという意味のメッセージと考えることもできると思います)、どう考えても、単独犯ではなく黒幕がいて、メッセージがアダルトDVDのタイトルというのが国民を馬鹿にしておちょくっているのと、犯行の本筋としては白色テロルであり政財官の暗部に対する政財官の暗部からの口封じとしての何らかのメッセージである可能性が高いとしか僕には思えません。
今回の事件、重大な殺人事件であるにも関わらず犯人側(おそらくは実行犯ではなく黒幕側)が非常にふざけていると考えられる事件です。腹痛と咳が酷く非常に心身の調子が悪いのですが、殺人行為をおちょくっている犯人側と、ここまで不可解なことが沢山なのに、不可解さ(容疑者が犯行現場下見時に別の車で下見しており、共犯と思われる別の人物が目撃されている点、無職の容疑者の十年に渡る生活費用等の捻出先の謎など多くの不可解さ)を無視して、狂気の単独犯の犯行に仕立て上げようとするマスメディアや先に書きましたネットの保守勢力(日本で最も政治力を持つブログの一つである保守ブログの「極東ブログ」などが狂気の単独犯説を唱え、既に極東ブログに影響されたブログが保守系にいくつか出てきています)に心身の苦痛を超える酷い絶望感を覚えます。このままマスメディアや極東ブログの思惑通り今回の事件を闇へと葬り去るのではなく、事件の真相の全貌を解明する警察の今後の徹底的な捜査を望みます。
一つ参考になることとして、保守論壇と関係を持つ極東ブログの運営者finalvent氏は、自らのブログにおいて自分は政治的勢力とは関係のない庶民であると名乗っていますが、とてもそうとは思えません。なぜなら、この運営者finalvent氏は、2008年9月21日に42インチのハイビジョンプラズマテレビをポンと買って堪能しているとブログで書いているからです。Panasonic VIERA 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-42PZ800を買ったと書いています。以下の商品です。(amazonリンクです)
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Panasonic VIERA 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-42PZ800
僕はこのことを知ったとき、極東ブログの運営者finalvent氏が自分のことを庶民というのはかなり不可解だなと考えました。なぜなら、この極東ブログの運営finalvent氏は以前は沖縄に住んでいたが、その後は東京に住んでいるとやはりかなり以前ブログで述べているからです。東京都23区の住宅事情から考えて、東京都23区では居住スペースを広く持つ富裕層しかこのような巨大TVは買おうと思わない可能性が極めて高いからです。このような巨大TV(プラズマ42インチ)を置くには、それが置けて、なおかつそこから距離を取ってみられる大きな部屋が必要です。以前、オタク関係や哲学関係の本などを執筆されている東京住まいのライターの本田透さんが「プラズマTVデカイの買ったよ、やったー!!」みたいな率直な嬉しさが伝わる好エントリをサイトで書いておられましたが、その後、「TVが重くて大きすぎてアパートの部屋の床が沈む上にTVが大きすぎて距離が近すぎて眼がおかしくなるので売りましたしょぼん」みたいなエントリを書いていて、本田透さんの誠実な率直さを心から感じて更なる好感を覚えました。
僕も東京住まいで僕の部屋は五畳半ですが、本棚(本売ってしまったのでガラガラです)と布団と猫の寝床とえさ置き場水置き場と19インチのブラウン管TVと17インチのPCモニタとDELLのコンパクトPCと日用品(服など)や猫の玩具が少し置いてあるだけでもう目一杯です。とても、42インチなんて巨大TVはとても置けません。そんなことしたらTVから距離が取れないので目がおかしくなってしまいます。本田透さんのお部屋がどのくらいの大きさかは分かりませんが、大きなプラズマTVを居住スペースの問題でおけないというのは、東京の住宅事情からして、とても理解できることでしたので、僕は本田透さんの率直さにとても好感を覚えました。解像度が高いから小さい部屋でも大丈夫とTVの販売員はいいますが、それでも限度があります。僕は以前、銀行のロビーで42インチの大型プラズマTVを実際に見たことがあり、巨大なTVはある程度距離をとる必要がどうしてもあり(視野角の問題)とても自分の部屋には置けないと思いました。
42インチのプラズマTVを買うこと自体(20万円を払うこと)はfinalvent氏のいわゆるところの『普通の庶民』でも必死で貯蓄して頑張れば可能かも知れませんが、それを置いてゆっくり鑑賞するには、10畳〜15畳ぐらいのスペースが最低限必要なのではないでしょうか。それだけのスペースを持って東京でTVを見るということで東京の住宅事情においてかなりの居住スペースを確保している人物(finalvent氏)が、普通の庶民を名乗るのは無理があると僕は思いました。勿論、この推測は絶対ではありません。finalvent氏が東京都23区外の地価の安い土地に住んでいる可能性もあります。けれど、先の推測から、finalvent氏はかなりの富裕層(東京で広い居住スペースが持てる環境で暮らせる富裕層)の可能性があり、また保守論壇紙などに登場し、そして今回の事件においてすぐ、保守マスメディアと歩調を合わせる形で火消しのように狂気の単独犯説をすぐに唱えたことで、ネットでその影響を確実に与えていることから、僕は、少なくとも極東ブログのfinalvent氏が『政治的勢力とは関係のない庶民である』というのはかなりの確率で違うのではないかと思います。
僕の尊敬する佐藤優氏(ノンキャリアの優秀な親露派外交官。キャリアの罠に嵌められて投獄されました)は、インテリジェンスとインフォメーションは違う。インテリジェンスとは、目の前に広がる情報の数々を、それらがいかに単体一つ一つが権威や権力を持とうが、そういった権威権力のドグマによって情報を受け入れるのではなく、情報をフラットに自らの中で解体・再構築しながら論理的に検討し全体像を形成することであると述べていましたが、僕は、それを、うつ病で頭が鈍っているので、どれだけやれるかわかりませんが、頑張って考えて、今回の事件で単独犯(今回出頭した実行犯一人の犯罪)の可能性は犯人出頭でますます薄まったと思います。
なぜなら、それまでは年金テロと勝手に決め付けていたマスメディアが、犯人出頭と同時にまたすぐに手のひらを返し、マスメディア及びネットの最も強力な保守論壇(極東ブログ)などで「狂気の単独犯行説」を強く主張し始めたからです。しかし、今回の事件には余りにも不可解な沢山の点が多すぎます。それをおろそかにしたまま、マスメディアやネット保守論壇が火消しを行っている様相は極めて疑わしいです。寧ろ、これこそが、僕に、この事件には裏があると強く感じさせるものです。
このまま、狂気の単独犯説であらゆる不可解な点が不明のまま葬られたら、それは官僚機構の腐敗を暴こうとして暗殺され、事件の真相が闇に葬られた石井紘基国会議員殺人事件(石井紘基議員は僕が心から尊敬する政治家です。親露派であるところ、僕と同じで共感を覚えます。僕自身も、凶刃に倒れてでも、誠実でありたいと思っています)や、政財界の暗部に関わり殺害された可能性が高いライブドア最高幹部野口英昭氏変死事件(この人も口封じで消された可能性が高く他殺の疑いが高いにも関わらずなぜか自殺で処理され、ライブドアと政財界の暗部が明かされなかったこと非常に残念に思います)と同じ轍はどうか繰り返さないで欲しいです。
下山事件(僕はキャノン機関の犯行と考えています。下山総裁はGHQの命じたリストラチャネリングに反対していたと見られ、キャノン機関の犯行と考えるのが動機的に整合性がつきます。手塚治虫の傑作漫画「奇子」が、僕と同じ考えで下山総裁殺人事件を推理した漫画で、松本清張著「黒い霧」と併せて一読お勧め致します)から連綿と続く「疑惑→関係者暗殺→真相は闇の中」の繰り返し、日本にはあまりにも政財官の暗部、黒い霧が大きすぎて、関係者がすぐに暗殺され疑惑は決して開かされることのない国、非常に情けなくも恐ろしい国だと思います。政財官の何らかの暗部が明らかになりそうになるたびに、関係者が暗殺されたり謎の変死を遂げて、今回のように、単独犯とは極めて疑わしい実行犯の出頭や他殺の可能性が高いのにも関わらずなぜか自殺や事故で処理され、結果、政財官の暗部が明らかにならない、その繰り返しで、日本は完全に腐り果てています。政財官の腐敗度ということでは、G8の中では日本がダントツにTOP、イタリアを遥かに凌ぐ腐敗度に達してもはや法治国家としてまともに機能していない状態と思います。
どうか、今回の事件の警察捜査当局のお方々は、司法の独立の誇りにかけて、何らかの政財官からの圧力があってもそれに屈せず、国民の期待を背負った司法捜査機関である誇り高き組織警察としての名誉にかけて、日本を覆う黒い霧を晴らし、今回の事件の真相の全貌解明を行うことを、僕は心から警察のお方々にお願い申し上げます。
参考作品(amazon)
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日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)
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日本の黒い霧〈下〉 (文春文庫)
![奇子(あやこ) (1) (手塚治虫漫画全集 (197))](/contents/018/247/836.mime4)
奇子(あやこ) (1) (手塚治虫漫画全集 (197))
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奇子(あやこ) (2) (手塚治虫漫画全集 (198))
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奇子(あやこ) (3) (手塚治虫漫画全集 (199))
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政治家 石井紘基 その遺志を継ぐ
![国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)](/contents/018/247/840.mime4)
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
![インテリジェンス人間論](/contents/018/247/841.mime4)
インテリジェンス人間論
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日本の黒い霧〈下〉 (文春文庫)
ZAKZAK「こちらは目利き? 隣人に贈った裏AVの衝撃の内容」
http://www.zakzak.co.jp/top/200811/t2008112510_all.html
小泉毅容疑者が警視庁に出頭する直前、ほとんど面識のないアパート階下の住人に、突然手渡していたアダルトDVD5枚のうち、少なくとも3枚は無修正裏DVDの可能性が高いことが分かった。(中略)小泉容疑者が手渡した3枚は「麻美ゆま 出会って4秒で合体」(アリスJAPAN、120分)、「桜月舞 ふしだらの虜」(レッドホットアイドル、120分)、「瀬名あゆむ 郵便局に大乱入」(無限Entertainment、90分)。いずれもネット上に多数存在する「裏DVD販売サイト」に逆輸入版として流通。2000円前後で販売されている。
容疑者の姓名が小泉で小泉純一郎内閣で任命した事務次官を殺害し、犯人のメッセージ(警察に出頭する直前、ほとんど面識のない人に渡す品物ですから、報道されることを前提の何らかのメッセージと通常考えられます)が「郵便局に大乱入」とか分かりやすいメッセージの可能性が高く(後の二枚は余り意味が感じられませんが、あえて推測すれば「四秒で」というのがすぐに殺すの意味、「ふしだら〜」というのはスキャンダルを握っているという意味のメッセージと考えることもできると思います)、どう考えても、単独犯ではなく黒幕がいて、メッセージがアダルトDVDのタイトルというのが国民を馬鹿にしておちょくっているのと、犯行の本筋としては白色テロルであり政財官の暗部に対する政財官の暗部からの口封じとしての何らかのメッセージである可能性が高いとしか僕には思えません。
今回の事件、重大な殺人事件であるにも関わらず犯人側(おそらくは実行犯ではなく黒幕側)が非常にふざけていると考えられる事件です。腹痛と咳が酷く非常に心身の調子が悪いのですが、殺人行為をおちょくっている犯人側と、ここまで不可解なことが沢山なのに、不可解さ(容疑者が犯行現場下見時に別の車で下見しており、共犯と思われる別の人物が目撃されている点、無職の容疑者の十年に渡る生活費用等の捻出先の謎など多くの不可解さ)を無視して、狂気の単独犯の犯行に仕立て上げようとするマスメディアや先に書きましたネットの保守勢力(日本で最も政治力を持つブログの一つである保守ブログの「極東ブログ」などが狂気の単独犯説を唱え、既に極東ブログに影響されたブログが保守系にいくつか出てきています)に心身の苦痛を超える酷い絶望感を覚えます。このままマスメディアや極東ブログの思惑通り今回の事件を闇へと葬り去るのではなく、事件の真相の全貌を解明する警察の今後の徹底的な捜査を望みます。
一つ参考になることとして、保守論壇と関係を持つ極東ブログの運営者finalvent氏は、自らのブログにおいて自分は政治的勢力とは関係のない庶民であると名乗っていますが、とてもそうとは思えません。なぜなら、この運営者finalvent氏は、2008年9月21日に42インチのハイビジョンプラズマテレビをポンと買って堪能しているとブログで書いているからです。Panasonic VIERA 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-42PZ800を買ったと書いています。以下の商品です。(amazonリンクです)
Panasonic VIERA 42V型地上・BS・110度CSデジタルフルハイビジョンプラズマテレビ TH-42PZ800
僕はこのことを知ったとき、極東ブログの運営者finalvent氏が自分のことを庶民というのはかなり不可解だなと考えました。なぜなら、この極東ブログの運営finalvent氏は以前は沖縄に住んでいたが、その後は東京に住んでいるとやはりかなり以前ブログで述べているからです。東京都23区の住宅事情から考えて、東京都23区では居住スペースを広く持つ富裕層しかこのような巨大TVは買おうと思わない可能性が極めて高いからです。このような巨大TV(プラズマ42インチ)を置くには、それが置けて、なおかつそこから距離を取ってみられる大きな部屋が必要です。以前、オタク関係や哲学関係の本などを執筆されている東京住まいのライターの本田透さんが「プラズマTVデカイの買ったよ、やったー!!」みたいな率直な嬉しさが伝わる好エントリをサイトで書いておられましたが、その後、「TVが重くて大きすぎてアパートの部屋の床が沈む上にTVが大きすぎて距離が近すぎて眼がおかしくなるので売りましたしょぼん」みたいなエントリを書いていて、本田透さんの誠実な率直さを心から感じて更なる好感を覚えました。
僕も東京住まいで僕の部屋は五畳半ですが、本棚(本売ってしまったのでガラガラです)と布団と猫の寝床とえさ置き場水置き場と19インチのブラウン管TVと17インチのPCモニタとDELLのコンパクトPCと日用品(服など)や猫の玩具が少し置いてあるだけでもう目一杯です。とても、42インチなんて巨大TVはとても置けません。そんなことしたらTVから距離が取れないので目がおかしくなってしまいます。本田透さんのお部屋がどのくらいの大きさかは分かりませんが、大きなプラズマTVを居住スペースの問題でおけないというのは、東京の住宅事情からして、とても理解できることでしたので、僕は本田透さんの率直さにとても好感を覚えました。解像度が高いから小さい部屋でも大丈夫とTVの販売員はいいますが、それでも限度があります。僕は以前、銀行のロビーで42インチの大型プラズマTVを実際に見たことがあり、巨大なTVはある程度距離をとる必要がどうしてもあり(視野角の問題)とても自分の部屋には置けないと思いました。
42インチのプラズマTVを買うこと自体(20万円を払うこと)はfinalvent氏のいわゆるところの『普通の庶民』でも必死で貯蓄して頑張れば可能かも知れませんが、それを置いてゆっくり鑑賞するには、10畳〜15畳ぐらいのスペースが最低限必要なのではないでしょうか。それだけのスペースを持って東京でTVを見るということで東京の住宅事情においてかなりの居住スペースを確保している人物(finalvent氏)が、普通の庶民を名乗るのは無理があると僕は思いました。勿論、この推測は絶対ではありません。finalvent氏が東京都23区外の地価の安い土地に住んでいる可能性もあります。けれど、先の推測から、finalvent氏はかなりの富裕層(東京で広い居住スペースが持てる環境で暮らせる富裕層)の可能性があり、また保守論壇紙などに登場し、そして今回の事件においてすぐ、保守マスメディアと歩調を合わせる形で火消しのように狂気の単独犯説をすぐに唱えたことで、ネットでその影響を確実に与えていることから、僕は、少なくとも極東ブログのfinalvent氏が『政治的勢力とは関係のない庶民である』というのはかなりの確率で違うのではないかと思います。
僕の尊敬する佐藤優氏(ノンキャリアの優秀な親露派外交官。キャリアの罠に嵌められて投獄されました)は、インテリジェンスとインフォメーションは違う。インテリジェンスとは、目の前に広がる情報の数々を、それらがいかに単体一つ一つが権威や権力を持とうが、そういった権威権力のドグマによって情報を受け入れるのではなく、情報をフラットに自らの中で解体・再構築しながら論理的に検討し全体像を形成することであると述べていましたが、僕は、それを、うつ病で頭が鈍っているので、どれだけやれるかわかりませんが、頑張って考えて、今回の事件で単独犯(今回出頭した実行犯一人の犯罪)の可能性は犯人出頭でますます薄まったと思います。
なぜなら、それまでは年金テロと勝手に決め付けていたマスメディアが、犯人出頭と同時にまたすぐに手のひらを返し、マスメディア及びネットの最も強力な保守論壇(極東ブログ)などで「狂気の単独犯行説」を強く主張し始めたからです。しかし、今回の事件には余りにも不可解な沢山の点が多すぎます。それをおろそかにしたまま、マスメディアやネット保守論壇が火消しを行っている様相は極めて疑わしいです。寧ろ、これこそが、僕に、この事件には裏があると強く感じさせるものです。
このまま、狂気の単独犯説であらゆる不可解な点が不明のまま葬られたら、それは官僚機構の腐敗を暴こうとして暗殺され、事件の真相が闇に葬られた石井紘基国会議員殺人事件(石井紘基議員は僕が心から尊敬する政治家です。親露派であるところ、僕と同じで共感を覚えます。僕自身も、凶刃に倒れてでも、誠実でありたいと思っています)や、政財界の暗部に関わり殺害された可能性が高いライブドア最高幹部野口英昭氏変死事件(この人も口封じで消された可能性が高く他殺の疑いが高いにも関わらずなぜか自殺で処理され、ライブドアと政財界の暗部が明かされなかったこと非常に残念に思います)と同じ轍はどうか繰り返さないで欲しいです。
下山事件(僕はキャノン機関の犯行と考えています。下山総裁はGHQの命じたリストラチャネリングに反対していたと見られ、キャノン機関の犯行と考えるのが動機的に整合性がつきます。手塚治虫の傑作漫画「奇子」が、僕と同じ考えで下山総裁殺人事件を推理した漫画で、松本清張著「黒い霧」と併せて一読お勧め致します)から連綿と続く「疑惑→関係者暗殺→真相は闇の中」の繰り返し、日本にはあまりにも政財官の暗部、黒い霧が大きすぎて、関係者がすぐに暗殺され疑惑は決して開かされることのない国、非常に情けなくも恐ろしい国だと思います。政財官の何らかの暗部が明らかになりそうになるたびに、関係者が暗殺されたり謎の変死を遂げて、今回のように、単独犯とは極めて疑わしい実行犯の出頭や他殺の可能性が高いのにも関わらずなぜか自殺や事故で処理され、結果、政財官の暗部が明らかにならない、その繰り返しで、日本は完全に腐り果てています。政財官の腐敗度ということでは、G8の中では日本がダントツにTOP、イタリアを遥かに凌ぐ腐敗度に達してもはや法治国家としてまともに機能していない状態と思います。
どうか、今回の事件の警察捜査当局のお方々は、司法の独立の誇りにかけて、何らかの政財官からの圧力があってもそれに屈せず、国民の期待を背負った司法捜査機関である誇り高き組織警察としての名誉にかけて、日本を覆う黒い霧を晴らし、今回の事件の真相の全貌解明を行うことを、僕は心から警察のお方々にお願い申し上げます。
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日本の黒い霧〈上〉 (文春文庫)
日本の黒い霧〈下〉 (文春文庫)
奇子(あやこ) (1) (手塚治虫漫画全集 (197))
奇子(あやこ) (2) (手塚治虫漫画全集 (198))
奇子(あやこ) (3) (手塚治虫漫画全集 (199))
政治家 石井紘基 その遺志を継ぐ
国家の罠―外務省のラスプーチンと呼ばれて (新潮文庫)
インテリジェンス人間論
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