(cache) 自閉症2児殺害に懲役6年 広島地裁、心神耗弱認める
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     広島県福山市で2006年、自閉症の長男=当時(5)=と二男=同(3)=を殺害したとして、殺人罪に問われた無職泉ひろみ被告(36)に、広島地裁(奥田哲也裁判長)は21日、懲役6年(求刑懲役12年)の判決を言い渡した。  奥田裁判長は判決理由で「無抵抗の2人の首を絞め続けており犯行は悪質だ」と指摘。一方で心神耗弱を認めた。  公判で検察側は「2人は、障害も受け止めて共に生きてくれるはずの母親に絶命させられた。肉体的、精神的苦痛は計り知れない」と指摘した。  泉被告は「障害者は不幸という見方が強く、生きていても幸せになれないなら一緒に死のうと思った」と殺害の動機を説明。弁護側は「うつや不安による心神喪失状態だった」と無罪を主張していた。  起訴状によると、泉被告は06年11月6日、福山市の駐車場に止めた乗用車内で、2人の首を手で絞めて窒息死させた。
      【共同通信】

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