ボクシング情報 2008年5月
金銭的理由でボクシング興行ドタキャン
24日に東京・ディファ有明で予定されていたプロボクシングの興行全7試合が、主催するグローバル協栄ジムの金銭的な問題で中止となった。メーンのスーパーフェザー級10回戦、中広大悟(広島三栄)―モンコンチャイ・ヒマーライジム(タイ)など14選手が出場予定だったが、23日の前日計量後にプロモーターのマック金平氏が中止を決める異例の事態となった。
これを受けて日本ボクシングコミッション(JBC)関係者は「まだはっきりした事実関係が把握できてない」と慎重に話したが「過去にないケース」と事態を重く受け止めており、プロモーターライセンス停止などの厳罰は必至だ。会場使用料も支払われておらず、ディファ有明側は全額請求する意向。前代未聞の事件は大きな波紋を呼びそうだ。
[ 2008年05月25日 ]