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イナズマン
“剛力招来! 超力招来!”
放映開始から30年目を迎える「イナズマン」は、隆盛を誇った変身ヒーロー作品に、石ノ森章太郎の得意とする超能力<eーマを反映させた意欲作である。地球征服を企む新人類に対抗するのは超能力を持った少年・少女たちという設定、仮面ライダーのような「改造人間」でもなくキカイダーのような「人造人間」でもない超能力で変身するヒーロー、超能力合戦≠ニもいえる戦闘シーンなど、それまでに確立された変身ヒーロー作品のフォーマットにはない新機軸が付け加えられた。ビジュアル面においても、蛹から蝶への孵化をイメージさせるサナギマンからイナズマンへの二段変身は、サナギマンの特異な風貌とイナズマンの颯爽とした姿との対比から子供たちに強い印象を残した作品である。チェスト!自由の戦士 イナズマン! |
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仮面ライダー剣(ブレイド)
運命の切り札をつかみ取れ!
「みんなの笑顔を守る」ために戦った「クウガ」。「人として生きる」ために戦った「アギト」。「人と生きる」ために戦った「龍騎」。「みんなの夢を守る」ために戦った「555(ファイズ)」。「平成仮面ライダーシリーズ」第5弾となる「仮面ライダー剣(ブレイド)」は、決して“屈することなく”「運命」と戦う。本作のモチーフはトランプ。「ラウズカード」に封印されたアンデッドの能力を引き出すことによって、変身や必殺技の発動を行う。また、本作の怪人である「アンデッド」は不死身であり倒す方法が「封印」であることも大きな特徴である。また、“仮面ライダー”を職業としてとらえるという設定も斬新で多くの話題を呼んだ。 |
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ビーファイターカブト
次世代昆虫戦士、ここに誕生!出撃せよ!ネオビートマシン!
子供たちに不変の人気を誇る「昆虫」をモチーフにした昆虫シリーズの第2弾。大好評の前作「重甲ビーファイター」の5年後が描かれた。本作では、高校生戦士の登場などにより、若さや青春ドラマといった要素も盛り込まれ物語に厚みを加えている。また、物語の中盤での新旧のビーファイターの共演も見どころの一つ。今回の敵は、数億年の眠りから目覚めたメルザード一族。次々と絶滅した生物を甦らせ地上を襲う。それを迎えうつ、ネオインセクトアーマーに身を包んだ新生ビーファイター!3人の熱き血潮の若き力で敵に立ち向かう!新昆虫戦士伝説の始まりだ! |
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バトルフィーバーJ
集え、五大陸の戦士たち!巨大な悪を追いつめろ!!
「秘密戦隊ゴレンジャー」、「ジャッカー電撃隊」に続き1979年に制作されたスーパー戦隊シリーズの第3作。アメコミ色の強い本作は当時では画期的な作品だった。また、世界各国のダンスをとりいれたアクションで敵と戦う戦闘スタイルは当時の子供達の間でも大きな話題になった。そして、スーパー戦隊シリーズとして、初の巨大ロボ「バトルフィーバーロボ」が登場した記念すべき作品でもある。「五人のヒーローのチームワークとアクション、そして巨大ロボ」という現在にも引き継がれるスーパー戦隊の基本的な要素を盛り込んだ本作は、当時の子供達に受け入れられ大成功を収めた。初期の傑作の一つというファンの声も大きい。これを観ずに“スーパー戦隊”は語れない! |
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燃えろ!!ロボコン
ロボ根性全開で100点目指して頑張るぞ!!
1974年から約2年半もの間続いた人気番組「がんばれ!!ロボコン」が、22年の時を経て復活した「燃えろ!!ロボコン」。動力源がガソリン式から電動式になったとはいえ、オッチョコチョイで憎めないロボコンの姿は健在。本作がデビュー作となる加藤夏希をヒロインのロビーナ役に起用したほか、ママ役に未唯、パパ役に渡辺いっけいをそろえ、特撮ホームドラマとしても評価が高い作品である。 |
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