レコードチャイナ

中国人女子留学生らが盗撮の被害、当局が調査中―日本

2008年11月27日、日本の大学に留学中の中国人女子学生らが盗撮の被害に遭い、地元警察が調査に動いていると伝えられた。詳細については現在も調査中。法制晩報の報道。

事件は今月、東北地方のある大学に在籍中の中国人男子留学生・Aさんが、同校の女子寮から走り出てきた男子留学生・Bさんを目撃したことからはじまった。さらにAさんは後日、Bさんのパソコンに大量の盗撮画像が保存されているのを発見。写っているのは下着姿や衣服を身に着けていない女性らで、寮の居室や浴室で盗撮したと推測されるという。被写体には同校の中国人女子留学生も数多く含まれており、中には現在も在籍中の学生もいた。

Aさんら中国人留学生は、すぐに地元警察に通報。今月25日から当局が事実関係の調査に乗り出した。中国駐札幌総領事館も、留学生らの通報によって事件を認識したとしている。なお、Aさんは故郷の父親にこの件を打ち明け、その父親が地元・北京市の新聞社に伝えることで、事件が中国国内で報道される形となった。

レコードチャイナ編集部が、Aさんらの在籍する大学に問い合わせたところ、「事実関係の解明については、第3者機関である警察にすべてお任せしたい」としている。(翻訳・編集/愛玉)

2008-11-28 19:23:46 配信